2016年6月6日月曜日

PENTAX レンズフード PH-RBA40.5 (Qマウントレンズ 06 TELEPHOTO ZOOM用)

 このあいだ、ちょっと京都にいきまして、せっかくだからとカメラも持っていきまして、カメラはGR DIGITAL IVPENTAX Q-S1。Q-S1には望遠ズームをつけっぱなしにしていまして、ええ、このレンズ、気にいっているのですよ。さて、こないだの話に戻ります。時間にも余裕があったし、天気もよかったし、というので、家から駅まで歩くことにしたんですが、いやあ、なんということでしょう、そのズームレンズに逆向けにつけてたフードがなくなってる! あー、落としちゃったよ! 逆向けにセットしたときは、かちっとはまらない、緩くてぐらぐらしてる、わかってたはずなのに気をつけてなかった。ああー、落ち度だわ。歩いてるうちに、振動でちょっとずつ回転して、落ちちゃったんだ。もう、すごくショックでした。

京都に向かう電車の中で、いやあ便利ですよね、iPhone、ウェブにアクセスできる。価格を軽く確認しましたら、2500円くらいする! あー、地味に高いよ。千円ちょっとくらいなら、まあ痛いがしかたない、そんな気にもなろうもの。でも二千円超えるとなれば、というか三千円近いとなれば、痛みもかなりのものになって、もうね、すっごい憂鬱。これから京都だ、撮影だ、そんな気持ちでいたのが、もうすっかり消沈。まあ、金で解決できることはくよくよしないがモットーです。気落ちしててもしゃあないんですが、まあ、ショックはショックということで、はあ……。

フードはですね、なくても写真撮るのにそれほどダメージはありませんから、まあ、炎天下とかだとあった方がいいって思いますけどね、撮れないわけじゃない、そう思って気力をふるっていろいろ撮影してきたんですね。でも頭のどこかにはフード落としたという意識が確かに残っていて、ふいにがっかりする。そんなことを繰り返していて、庭園出口の受付に誰かが落としたフードを見ては、ああ、気の毒だ、でも、これ、落としちゃうよなあ。なんだか相哀れむ、そんな気持ちにさえなっていたのでした。

たくさん歩いて疲れたから帰りはバスを使いたい。そう思ったのだけど、道のどこかに落ちてるんじゃないか、回収できたらいいな。そう思って、頑張って歩いて帰りました。いやあ、ただ歩くだけじゃなくて、あっちこっちと視線さまよわせて探しながら歩くの、結構つらい。ほんと、地面、道路の脇だけじゃなく、段差があったらその上に置いてくれてる人がいるかも知れない、可能性ありそうなところは全部見て、けど見つからなかったんですね。壊れて割れてしまった、そんな形跡でもあれば納得もいくのに。そんなこと思って、もしかしたら玄関にでも落ちてないかな? そう思ったのですが、やっぱりない。ああ、ほんとに失くしてしまったんだ。そんな気持ちがして落ち込みました。

PCでヨドバシカメラのサイト開きまして、型番どれだっけ、PENTAXのサイトで確認して、対象のフードのページ開きまして、でもすぐにほいっと注文する気にはならなかったんですね。でも、これが正解でした。いえね、あったんです。テレビ見ようと場所を移動したら、そのテレビの前らへんに、黒い筒が落ちてる。あれ? あ、フードだ。あれ!? じゃあ、玄関にいく前にもう落としてしまってたってこと!?

慌てて買わなくてよかったですよ。そして想像以上に落ちやすいということもわかって、ええ、フード、使う時は逆向けにではなく、たとえすぐには撮影しないとしても、正位置にきっちりつけておく、そうした意識が必要だと実感させられる出来事でした。

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