『まんがタウン』2016年7月号、一昨日の続きです。
『恋するヤンキーガール』は、アヤメちゃんとナギの関係、どんどん進展していきますね。そんな状況が面白くない? ナデシコが介入してきまして、嫉妬ですか? 嫉妬でしょうね。でも今回は、ナギがアヤメちゃんのこと考えていろいろ頑張ってくれたりね、そうしたところ大変よくて、さらにはアヤメちゃんの誤解を解こうともしてくれて、功は奏さなかったんですけどね、でも彼女らに必要なのはこうした積み重ねですよね。そしてアヤメちゃんもナギのために暴力をふるわないって決意して、ああ、変わろうとしてますね。このお互いを思って、お互いに変わろうとしたりするところが、ほんと、ふたりいい関係を築けているなって思わせて、とてもいいんですね。
『魔法少女は笑わない』、いい話でしたね。どんなに苦労しても感謝されない、それが魔法少女だっていってモチベーション下げてるふたりです。けど、このふたりが感謝されて、報われて、そうした今回、ほんと、小さな感謝なんだけれど、褒められたいわけでなく、ましてやなにかの得があってのことでなく、ただただ自分たちの大切に思うものを守りたい一心での頑張りがちゃんと通じていたという、その実感がこもるエピソード。最後のコマのふたりの泣き笑いなんて、最高だったと思いますよ。
『ほぼほぼ商店』は、もともとの金物屋の売り上げがしょぼしょぼとあって、あとはさっぱり? お客さんは増田のおばちゃんだけ? みたいな話してますけど、ほんと、この店、大丈夫なんでしょうか。潰れそう! 心配やわー。太郎のいう金物屋は経営安定の理屈。在庫が無駄にならないっていうの、いや、それ売れなかったらやっぱり無駄だから! 心配だわー。キャンドルのすれ違い、それ面白くて、そして若いふたりのちょっと甘いやりとり。ああ奥さん、可愛いです。ほんと、可愛いですよ。あの派手なレースにつつまれるふたり、眠れない夫、これもおかしかったです。
『あいたま』はお風呂回ですよ。アイドルの皆が温泉で! っていうんだけど、色気だなんだよりも、あいの変態性癖ばかりが目立って、もう、ほんと、あんたいつか出血で死ぬよ? あいちゃんのやらせて発言、別になにも際どいことなくって安心! とかね、ひよこのシャンプーハット卒業とかね、雪乃さんのクラゲとかね、ほのぼのネタあり、そして蓮の過激なダイエット! 久米さまプロデュースの血の池地獄とか、アグレッシブなネタもあり、この過激ほのぼの過激ほのぼの、折々にふれられるあいの変態! その揺さぶりが『あいたま』であると実感させられる面白さでした。
- 『まんがタウン』第17巻第7号(2016年7月号)
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