2015年3月1日日曜日

『まんがタイムオリジナル』2015年4月号

『まんがタイムオリジナル』2015年4月号、一昨日の続きです。

『かがやけ!工学女子』は、後輩ノリコが工大に入学しました。喫茶店で簡単に内祝。そしてBGMをきっかけに、音の話になるんですね。音で工学でというから、物理としての音の話になるのかと思ったら、音の利用といった感じですね。機械の発する音。アラームとかですね。最近の機械は、音でいろいろ教えてくれる。しゃべりますもんね。そして音で知る季節などなど。あの音の増幅と電波の話、あれは電波も音同様に増幅して大きくしてるとかそういう話なんでしょうか。こうしたこと、ちょっと知ると、もっと知りたいなあって気持ちになりますよね。

『かでん屋さんの基礎知識』は迷子出現。小さな女の子で、やたら落ち着いてる、というか堂々としてる。泣いたりしないのは助かりますよね。三笠と園宮、草薙に親子とかいわれて、それで園宮がドキドキしてる。なんてこった。今回のスポットライトはインフォメーションなんでしょうか。ファミリー層が増えるとめちゃくちゃ忙しくなる。そして迷子の案内、呼び出しのアナウンスをして、けど肝心のこの子の保護者はやってこない。飽きた子供を喜ばそうと、草薙が久しぶりのキッチンちゃん。やっぱ面白いなあ。そして迷子の保護者、なんとじいとな。なんかアイカツとかプリパラみたいなゲームに熱中してらした。いけないじいだなあ。お嬢様がお世話になりましたのでなにか買わせていただきます。買っていくのが特売品っていうんですね。最後の三笠と園宮の会話、なにやら侘しくさせるものありましたよ。ええ。

『みつめるっ!上野さん』は、博物館の懐事情。ああ、どこも厳しいんだなあ。計算してみれば、どう見ても黒字が出てるように思えない。赤字だよなあ。って、それどころじゃなく大赤字っていうんですね。いや、まあ、そうだろうなあ。9割は助成金、そして寄付。不況で税収が減っている昨今ともなると、どこの博物館、美術館も苦しいだろうなあ。けれど今回は共催展なのでスポンサーがつく。ちょっと余裕がある。根津の、なにかあるとイカ蔵様を推そうという姿勢、さすがのアグレッシブさです。そしてやってくるテレビ曲。おお、イカ蔵様。天才子役の玉姫とイカ蔵取り合う根津が、いや完全に負けてたか。ほんと、この根津のアップダウン。25過ぎてセーラー服着てる学芸員。ああ、そうだ、そうだった。ほんと、おかしな連中だなあ。

『あかるい夫婦計画』、ほんと、この妻、最高ですよ。寝室快眠仕様。最後の決め手は夫のつまらない話なんですね。「恒例行事」の彼が面白かったですよ。毎年かかる胃腸カゼ。悲愴な覚悟感じさせて、いやもう、これ、気持ちはわかるけど、ねえ、ちょっと痛々しい。お気の毒です。38歳先輩社員のいう「バロメーター」、これもおかしくて、あー、明るくて元気な人、こちらに元気がないとついていけない、っていうか、つきあってられないんですね。ちょっとお疲れの先輩、なんだかいい感じですよ。そして「現代の災害」、あの鑑定してるお爺さん! いや、他人の空似ですよね。しかしこの価値がわからないために捨てられてしまうというの、多いらしいですよね。ああ、いたましい!

  • 『まんがタイムオリジナル』第34巻第4号(2015年4月号)

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