『まんがタイムきららミラク』2015年5月号、発売されました。表紙は『幸腹グラフィティ』、リョウとユキ先生がおにぎり沢山準備しまして、いままさにこれからいただきましょう、そんな具合なんですね。リョウが手にしてるのは、イクラにシャケの親子おにぎりなのかな? ユキ先生は炊込みご飯かな。他のおにぎりも、天むすっぽいのやらタコご飯、豆に、昆布にピラフ風。あの赤いのは梅干し? 実に多様で、それがまたおいしそうで、ほんと、すごく魅力的です。
『箱庭ひなたぼっこ』は雨の日。梅雨入りしてるんですね。雨が降ると特にやることがなくなっちゃう。ああ、水やりとか不要になりますもんね。雑草が増える心配もあるんだけど、雨降りだから草取りもままならんですよね。千堂さんの暇潰しが最高でした。自分で迷路作って、ひたすら自分で解くんだ! 試してみて、全然楽しくない、困惑してるひなたが可愛かったです。雨の日には雨の日の楽しみがある、それを実践する先輩がよかったです。雨に濡れる植物を見て、ええ、ああした情景もいいものだと思います。そして銭湯。千堂さん、ゆかりが恥ずかしがって、いやもう、けど、その気持ちはわかります。葛藤と、それからスレンダーで奇麗。なんてこと。先輩も参加しようとしてるの、なんでこの人だとただの露出癖みたいに見えるのか、謎ですね。しかし今回は、アジサイの色、pHの話など盛り沢山、最後に訪れた晴れ間もまた大変に魅力と感じさせました。
『ミソニノミコト』はお稲荷さん。神社に辿りついて、そこで語られる日本全国津々浦々にあるという稲荷神社の話。さらには参拝の手順、その意味など語られて、そして稲荷神社の神様、宇迦之御魂神が登場です。すごく気さくな人。ミソニ、いきなり頭突きで挨拶なんだ。すごいな。ウカ様、きつねの耳つけてみたりして、すごく面白い。ほんと、親切で、そして商魂たくましく、いい神様、いいエピソードでした。最後にもらった朱印帳。これはつまり、これからもいろんな神様に会いにいくってことなんでしょうか。そういうのも面白そうですよ。
『ビビット・モンスターズ・クロニクル』、おお、新キャラだ! いや違った、中の人だ! パッと見てわかりますね。キャロライン・チェンバー(ズ)の中の人。なるほど、佐藤さんという。クールな人、そんな印象、けれど実際はそうじゃないんだ。要領悪いから、頭も悪いからと、人より多く努力している。ああー、なんて人。ちょっと現実の人間関係に疲れぎみ。うん、なんだろう、ほだされる。そう思ったところに、鞄を教室に忘れたわね。もう、一発で好きになっちゃいましたよ。夕食後も授業の復習に余念なく、ああ、立派な人。まぶしくて直視できない。ペットのタマとのコミュニケーションも面白く、そして勉強が終わったらいよいよビビモン。ああ、いい笑顔ですよ。こうしてプレイヤーの実際がわかると、なるほど、いろいろ面白さが深まりますね。タイピングが間に合わないんだ! ほんとはぶっきらぼうってわけじゃない。ただチャットの速度に追い付けてないんですね。そして謎の行動、ふらっと前に出たりね、あれって操作ミスだったんだ。死んでショック受けてるところとか、そして本心が伝わらない! あれ、おかしかったなあ。ほんと、いい子なのに、まったくの居丈高になっちゃってる。そしてボス戦。ああ、あんこの作戦が刺さります。そしてキャロのファインプレイ。高揚した様子などほんと素敵で、アレクサンダーの献身には感動一色。ほんと、すごく心に沁みるエピソード。楽しくて、面白くて、なんかじんとした。キャロ、赤音の真面目で、不器用で、けれど素直な気持ちの溢れる笑顔。素晴しかった。そして余韻ないログアウトの理由もわかって、ああ、面白い! ギルド作って、皆で仲間になって、これからの冒険、ほんとわくわくさせられます。
『うらら迷路帖』、おお、こちらでもお狐様だ。紺とお稲荷さんの関係、って、こちらは稲荷ずしのお稲荷さんなんですけど、おや意外、苦手なんですね。さて、こっくりさんやるんですね。動物霊を呼び出してする占い。紺の得意なんだけど、心霊となると紺の苦手。今回は、まさしく紺メインでありました。手順を破った小梅に狐がついてしまって大変なことになるんです。小梅からノノ、ノノから紺に移った狐だけれど、それが見事に千矢に懐柔されちゃって、そして紺を取り戻すまでの展開。ほんと、面白かったです。お狐様、とてもいいキャラクター。またのお越しを、なんて思ったんですが、ああ、一期一会、なるほどもう一度の御目通りは叶わなそうですね。そして残されたのが、大量のお稲荷さん。青ざめてる面々、ああ、有能な狐でありました。
『ハルソラ行進曲』、今回はすごいですよ。なんと、電気工事の実習、やなぎちゃんが有能であります! なるほど、資格取得まで視野にいれて学べるのか。さすがは工業高校。電工ナイフっていうのがあるんだ。知らなかったです。最近はワイヤーストリッパーっていう便利な道具がある、って、自分はこちらしか知りませんでした。なるほど、最初から便利に慣れるんじゃなくて、基本からまずやりましょう。そうした感じがまさに実習、学びの場ということを感じさせてくれてよいですよ。そしてやなぎ。さくさくやっつけちゃう。なるほど、部活で使うアンプ、チューナー、マイクなど、いろいろ修理してるからなんだ。反対に苦手そうなのがサヤ。あの表情、ほんとなんか珍しい。いっつも余裕ある感じなのが今回はそんな様子まるでなくって、けどなんか可愛かったです。そしてやなぎの先輩。おお、さっぱりして明るくて、素敵お姉さんだ! ほうほう、弦バスやってて、またエレキベースもやるんだ。シールド切っちゃうの!? 資格持ってて進路も決まってて、そんなお姉さんの余裕と輝き。けど、この先輩の存在が進路をちょっと考えさせたりして、ええ、皆、どういう将来を夢見ることになるんだろう。全員で工房とか、面白そうだなあって思いますけど、やっぱり皆、それぞれの道を歩んでいくことになるのかなあ。
- 『まんがタイムきららミラク』第4巻第5号(2015年5月号)
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