『まんがタイムきららキャラット』2015年5月号、一昨日の続きです。
『カスタムメイド!』、扉、すごくいいですね。まるで姉妹みたい。笑顔のせいなのかな、マサキ、本編とずいぶん雰囲気が違いますよね。今回のテーマは写真ですよ。クラスの皆がやってるのを見て、自分でもやってみたくなったユウ。自撮りってのを試してみましてね、けどめちゃくちゃブレてしまって、全然うまく撮れないんですね。自撮りってどんな感じなんだろうなあ。やったことないからなあ。マサキも、手振れこそはないものの、うまくフレームインさせられなくて、やっぱり慣れが必要なのかも知れませんね。岡野先生が自撮りに慣れてるんだけど、ブログやってるからっていうの、ああ、自分の写真載せちゃうんだ。そのブログのカテゴリー、料理の話がおかしかったですよ。アクセス数がかなり伸びるというの、ああ、なるほど……。思いもしない展開、けれど納得の展開でしたよ。あの、桜の下での記念撮影、あれがよかったですね。ユウの性格がよくわかる。そして成功した自撮り。シンプルながら、素敵な結末でした。
『ブレンド・S』、今回は麻冬がメインですよ。自宅で弟とふたりで食器を洗ってるんだけど、それ見るだけで麻冬の小ささがわかる。台に載ってるんだものなあ。手足も細っこくて、ええ、なるほどのミニマムです。そのスタイルを最大限に活用して、仕事に活かしてるわけですが、すると付き合ってくださいと告白されることもある。まあ、この喫茶店なら、こうしたこと、日常茶飯事でしょうね。麻冬、見事にふりまして、いや、でも、これは妥当な判断だと思います。麻冬、店で見せている作ったキャラクターと、本当の自分、そのギャップを気にしてるのかも知れません。って、素の方がいいよね? ともあれ今回は、クールでシビアな麻冬の本当、麻冬の優しさが垣間見えるところ、光っていたと思います。ええ、そりゃあのお客さんも、もっと好きになろうものですよ。
『へんてこバスと飴玉くるり』、やっぱり不思議な漫画ですよ。前回登場のサヨナラちゃん。ものすごい逃げ足の速さで、くるりの追跡を軽く振り払っちゃうんですね。本当は人懐っこいんだって。けれど照れ屋で、引っ込み思案。そうした彼女のこと、影ながらモグモグさんがサポートしてくれたっていうんですね。もうじきふたりの乗車券の期限が切れる。そして今日はサヨナラちゃんの誕生日で、それをモグモグさんとふたりだけで祝うのだけど、そのことを他の皆に手紙で知らせて、こっそり呼んでいたっていうんですね。ああ、以前の屋根裏の時のこと。増築増築で、道が繋がってない部屋がある、そんな話だったけど、そうじゃなかった、ちゃんと道はあったんですね。そして月光号とさよならしないと、そう思っていたふたりが、アオイのはからいで、さらに10年の延長をもらって、ええ、にぎやかな月光号の旅はなお続きそうですありますよ。
『プライベートガール』、羽凪と澄花の電話の情景。気付けばすごい長電話になっていて、っていうんだけど、切るとなったらあっさり切っちゃう澄花。うん、これはとてもいいことだと思います。自分は、こういうの苦手なんですよね。おばさん気質なんでしょうか。電話中寝てしまう楓とか、面白電話エピソードがちりばめられて、そしてネガティブな羽凪の様子とマイペースすぎる澄花。移動教室ってことに気付いてなくて、一緒に教室に取り残されていた委員長と澄花が、ふたり一緒に学内をふらふら散策ですよ。午後の授業は高確率できてないとかいわれてますけど、出席大丈夫なのかな? しかしほんと澄花はマイペース。電話しながら寝落ちする。そのつもりだった羽凪をさしおいて、ひとり先に寝落ちしてしまう澄花。ほんと、完全に澄花のペース。すごくおかしかった。ちょっと見習いたいくらいです。
- 『まんがタイムきららキャラット』第11巻第5号(2015年5月号)
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