『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、一昨日の続きです。
『アイドルビーバック!』
ブラックカメリアアレンジによる新生アイビバ突発ライブに、アコースティックギターで乱入したせんP。自分の音楽にあらためて向きあって、音楽への愛が溢れかえるこの感動巨編! これまでせんPを見守ってくれていた人たちからも熱いお褒めの言葉いただき、そして母ちゃんからも! ああ、よかったねせんP、いやテヅオ。ここにひとつ、大きく踏み出して、壁を越えた感ありますね。
それでも新生アイビバの3人にはすまない気持ちの残るP。だけどこの子たちはそんなこと思っちゃいない。出会わせてくれてありがとう。むしろ感謝の気持ちなのです。また椿からは、自分の音楽に足りない人間くささのために、ギターを録音させてほしい。ここにもまたひとつの和解? それぞれの壁を越えた瞬間、その思いが語られて、いやもう熱い話だったんです。
かくしてめでたしめでたし。あとはワンマンライブをやりとげるのみ! と思ったら、椿がえらい顔してる! どうしたの? なんと、親がついにキレました!? そうか、椿にも親がいるのか。そらそうか、全然考えたことなかった! ほんと、これ、どうなる? 椿の親御さんに詫びて説得して、許しを得て、そんなミッション勃発でありますか?
『エイティエイトを2でわって』
うまいコーヒーでのミニコンサートに向けて、ゆず来夢が新曲に挑戦です。新曲にかける時間ってどれくらい? 聞かれて奏が答えるに、だいたい2から3ヶ月。まあ、そんな感じですよね。対し美弦は弾き散らすタイプ。ここにも個性がでてきます。
練習がんばってがんばって、奏はついでに勉強もがんばって、そして迎えるミニコンサート本番当日。悪夢を見るという来夢、その緊張をぜんぶ受け取ってポイしてくれたゆず。手と手をとりあって、ああ、なんと美しい関係なのでしょう。そして曲は『君の瞳に恋してる』。どんな曲? と思って調べたら、知ってる! 知ってる曲でした!
からの奏美弦組の演奏。普段のBGMとは違って元気で派手な曲が続きます。有名曲いっぱいですね!
成功に終わったミニコンサート。これ、この子たちにとっていい成功体験になりましたね。こうした積み重ねが経験値になって、練習だけでは身につかない音楽力を育てるんですよね。ええ、演奏会、大変だし緊張するし、でもやり終えたときの感覚、なんともいいがたしなんですよね。ええ、この子たちの活動。すごく感化されます。ええ、楽しくピアノに取り組む、その姿がまぶしいです。
『子供部屋ドラゴン』
ぎゃおとひまり、ついに一線を越えるのですか!? と思ったら、なんとまあ、内弁慶ぎゃおの本領発揮じゃありませんか! 食器が少ないことに気づいたひまり、ぎゃおが部屋で食べっぱなしにしてるんだなと、見にいったら子供部屋が汚部屋にクラスチェンジ! ゴミの山からぎゃおを掘り出したら、そこにはドラゴンゾンビぎゃおが! 新作ゲームの早解き目指して、寝食を忘れこの数日打ち込んでいるというのですね。
新作ゲームが出たら、満喫すべくすべての時間をゲームに割り振る人はままいますよね。でもぎゃおのそれは常軌を逸している。聞けば、他プレイヤーにマウントをとるために速攻クリアせねばならんと、ヤバい目つきでうったえる。そのぎゃおの挑戦、見事実を結んで、賞賛の声にえもいわれぬ快感覚えるぎゃおがまたヤバい。ともあれ、これでゲームにも一段落がついたと、部屋の片づけに移行させられるぎゃおなのでした。
ひまりに主導してもらって半日ほどかけたのかな? 部屋もきれいになって、じゃあ風呂にはいろうか? といったら、ぎゃお、体力尽きたから風呂は無理。だから体をふいてくれとひまりに頼む、それが冒頭のあのシーンだったんか! しかしあの気弱で内気なぎゃおが、自室となるとあんだけわがままいっちゃうんですね。舌打ちからの悪態とか、この子の意外な側面見えて、そうか、内弁慶が極まるとこんな感じだったりするのかと、ちょっとどっきり。新たな魅力を発見した思いです。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第1号(2026年1月号)
『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、
0 件のコメント:
コメントを投稿