『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、昨日の続きです。
『追放令嬢は技能実習生になりました。~アーシャさまは野菜畑から逃げ出したい~』
今回はキャンプ回! といっても場所は家の裏。土地が広くて、自由にできる裏山があるとか、なかなかにうらやましい環境。ちょっと思い立ったらキャンプができる。出不精な自分みたいな人間にもばっちり楽しめるキャンプ環境ってやつではありませんか。
そもそも今回はさつまいもの収穫が発端だったんですね。芋がたくさんとれました。焼き芋がおいしそう。さつまいもを知らないアーシャとクロエのために、キャンプで焼き芋しようとそだちが企画してくれた。道具は父のがあるし、場所は裏山があるしと、遠出する気でいたアーシャたちはちょっぴりがっかりだったみたいですけど、でもいざキャンプをはじめたら、皆充分に楽しめたみたいでよかったですね。
キャンプといえば火おこし。慣れないとなかなか難しいというアレですが、アーシャ、要領がいいのかね!? 速攻で普通に火を育てていますがな。からの焼き芋プラス焼き秋野菜のスタート。最初は不承不承だったアーシャが、焼けた芋の魅力にすっかり魅了されているではありませんか。からの秋野菜オンパレード。これ、アーシャはちゃんと楽しめたのかな? きっとおいしいと思うんだけどな。
キャンプといえば片づけが問題になったりしますよね。ゴミそのまま放置問題! でもここは裏山。自分ちの庭みたいなもの。出た野菜くずはコンポストにゴー! 灰も畑にまいてと、すべてがこうして活用されるところ。見事でありました。
『魔法柴犬★はなまる』
無事パグコが合流して、さあ魔法少女たちの戦いもいよいよ苛烈なものになっていくのか!? と思いきや、なんとはなまるちゃんが風邪ですか。しかも悪いことに、ワンダー星の風邪らしい。ニャンダーズからうつされたのかもって話ですが、これをこのままにしておいたら、なにかしらの後遺症が出たりしちゃうって!?
さあ、大変。なんとか治療しなくっちゃ! というので、ワンダー星の薬草を使うっていうんですが、それ、あかんのでは!? 違う方向にDOKIDOKI★VISUALじゃありませんこと!? 憐れみを誘う涙目ニャンコの頭部のかたちの根菜!? ニャルラウネだそうですが、この感情ありそうな根っこを棍棒でシメて、それからすり潰す!? いやもう実にアレな絵面であります!
そしてできあがった万能薬。はなまるに飲ませようとしたら嫌がる嫌がる! 無理に飲ませようとしてかまれるポメルン! って、はなまる、顔が怖いよ!? 意思疎通するために魔法少女に変身させよう。で、変身即、お薬嫌です!! 明確な意思を表明するはなまるの力強さよ。
ほんと、よっぽど嫌な臭いするんですね。またも無理に飲ませようとしてポメルンがかまれるの。犬と魔法少女、両方の姿でかまれて、まさにコンプリートでした。
犬の姿のはなまるにはデレデレでも、魔法少女となると話は別のパグコです。無理矢理に拘束! 無理矢理に飲ませて、と思ったら、これがウイルスなの!? なんか闇の存在みたいのが飛び出してきて、パグコのヴィクトリーレーザーが猛威を奮う! 圧勝楽勝で解決したのはよかったけれど、愛莉の部屋が大変なことに!
でもって、やっぱり犬のはなまる大好きなパグコ。思いっきり甘やかすの、ほんと見てて実にかわいらしいです。
『ゲームセンターのこころ』
チーフのなつに向いていないこと。それはお客様に厳しく接すること。といっても、別にお客さんを威嚇するとかじゃありません。ゲームの設定。とりわけプライズの設定をついつい甘くしちゃうせいで、原価割れ! 赤字! 400円の商品を、なんと100円で次々とられちゃって、あまりの状況に泣いてしまうほどなのでした。
なつの甘さはお客にも知れわたっているんですね。そのせいで、普通に適正設定するやこがいじわる店員みたいに思われちゃう! ゲームバランスの悪さが店員への評価にも跳ね返って、でも甘々すぎる設定もそれはそれで問題。なんとかしないといけないですね。
ということで今回はクレーンゲームの設定の話題。こころに設定のなんたるかを、なつ直々に伝授するというのですが、原価800円のフィギュアだからだいたい3倍、2400円くらいかけてとってもらうようにします。見た目はとれやすそうに、けれど実際にはちょっと難しいというのが腕の見せどころ。というんだけど、これ、なつがクレーンゲーム下手というのも甘々設定になってしまう理由なんじゃないのかな!?
なつがあれこれ考えた景品配置。なつが試したところ、数十分かかってやっととれたというのが、こころにかかればなんと一発ゲット! からの他のお客さんも楽々ゲットしていっちゃって、またまた赤字!? もう大変なことになっちゃって、いやもうどうしましょう。
でも、そんな優しいなつがいたからこそ、こころもこの店にくるようになった。最初は下手だったクレーンも、とれるようになって楽しくなって、苦戦してもなつがサポートしてくれたからって、そうした思いやなんと嬉しいことでありましょう。
でも、やっぱりなつにクレーンの設定は向いてなさそうだから、やこでもいいし、それからこころも色々工夫したりして、みんなで助けあったらいいんじゃないかな。クレーン得意なこころだからこその、甘めに見せて実はちょいムズって配置もできるかもしれない。ええ、そういうこころの活躍もまた見てみたいものなのですよ。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第1号(2026年1月号)
『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、
0 件のコメント:
コメントを投稿