『まんがタイムオリジナル』2026年1月号、一昨日の続きです。
『もどかしコンプレックス』
もちとえのんがオフで会っていたことを知ったしーさん。それからどうにも元気が出なくて、仕事中も街中でも溜息ばかり。日課のように触れていたPCからも距離を置いてしまって、それくらいもちとえのんの関係が気になってしまっているというんです。
えのんはきっと美人さんだ。小柄で女性らしい人なんだろう。自分とは正反対の人物像思い描いて、ただひたすら落ち込んでしまっているしーさん。自信がないんですね。ネガティブなんですね。それできっともちもえのんのこと好きになるに決まってる。自分にはもうチャンスなんてないんだ。
決めつけちゃって落ち込んでるんです。
そんなしーさんにもちから連絡が入りました。一度みんなで会ってみないかという話が出ているんだそうです。すなわちオフ会! しーさんはまだちょっと勇気が出ないっていうんですけどね、でももちが会いたいっていってくれるんだったら! 思いきって快諾してみて、後から冷静になるというんですね。
はたして、しーさん、どうなるんでしょ。たくさんの人にいっぱい会うって、許容量オーバーしちゃうんじゃとちょっと心配。でも、一番心配してるのはしーさん自身でしょうね。
『どうにも不器用な夫婦でして。』
マコトとの距離感、掴みあぐねていますなあ! 温泉旅館の朝、ゆっくり寝ているマコトを起こすヨシアキなんですが、着替えはじめるマコトにしどろもどろ。この温度差よ! ええ、こういうところもまたヨシアキらしいですよね。
ヨシアキから嬉しいお知らせがありました。仕事が終わりました! なのでチェックアウト後、一緒に観光できますよ。どこにいくかとうきうきで観光マップを見るマコトに、ヨシアキからリクエストが。昨日マコトがいった錦鱗湖にいきたい。
これ、きっとマコトの見た景色をともに見たい、ともに感じたいという思いですよね。ふたりの気持ちの寄り添おうとする瞬間、そんな風にも思われて、ああいい夫婦ではありませんか。
そして、冬にはまた違った景色を見せるというこの湖を、また見にきませんか? マコトからの申し出。ヨシアキはすぐにはその気持ちを理解できなかったかもしれませんけれど、これ、ふたたび同じ場所、違う季節で違う表情を見せる様を眺めたい。そうした思いが先立っているのかもは知れませんが、同時に、これからも、何年も先も、ふたりともにありたいという気持ちもまたあるのかもしれないなんて思わされて、ええ、いずれこの約束の果たされること、私もまた願ってしまうのでした。
お世話になった皆へのお土産を買ったり、一緒に足湯につかったり、そして帰宅の途。隣の席で眠るマコトに感じるしあわせ。ああ、なんとうらやましいふたりでありましょうか。ヨシアキさんは果報者です。
『かつては最強無敵の勇者様~姫には内緒のレベルダウン生活~』
予想外の危機に直面したジュローたち。よかった、なんとか逃げおおせたんだ、と思ったら、捜索対象を発見してるんじゃん、ジュローさん! ああ、あの時、こっちに逃げろといってくれたのがこの人か。眼鏡にタンクトップのナイスガイ。イーシュ=ダなのですが、本来は重武装して戦うはずの重剣士が、なぜこんなに軽装に?
ここに敵の能力が関係してくるのですね。
攻撃しようにも、攻撃が通らない。それどころか、武器、防具といった装備品が次々と粉微塵に破壊されてしまって、あわれイーシュは身ぐるみはがされてしまったというのでありました。って、まだ装備品あるじゃん! タンクトップとかズボンとか、それも装備品じゃないのん? 敵さん、攻撃手ぬるいよ!?
さて、この攻撃、ジュローの見立てでは大変に厄介。装備品が尽きないかぎりは無事でいられるが、装備品がなくなれば、いったいどんなダメージをこうむることになるのか? 装備品がそうであったように、全身一気に粉微塵? レベルを問わず粉微塵? 大変ヤバい状況なのでは?
といったところで、イーシュの口から聞いた名が。なんと、ヤーガ婆ちゃんのお身内? すっかりうちひしがれるイーシュをはげますジュローです。こんなこともあるってだけの話だ。無事皆で帰還しようぜ。
そのための方策を皆に授けて、いよいよ後は敵に対峙するのみ。失敗を怖れるピリカにも、結果は気にせずできることを思い切りやれと、もししくじっても全部自分がケツ持ちするからと。
ここにリーダージュローの開眼ですよ!
敵の全容わからぬながらも、ここを切り抜けられねば明日がない。さあ、ジュローの作戦とはいかなるものか。皆、この危機を乗り切ることができるのか。ああ、ぜひとも無事な姿をヤーガ婆ちゃんに見せてあげてくださいよ、イーシュ=ダさん!
- 『まんがタイムオリジナル』第45巻第1号(2026年1月号)
『まんがタイムオリジナル』2026年1月号、
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