2025年11月19日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2026年1月号

 『まんがタイムきららMAX』2026年1月号、発売されました。表紙は『ぼっち・ざ・ろっく!』。大槻ヨヨコと後藤ひとりが飾る表紙は、ゴシック調? 黒背景に黒赤の衣装がクールでシックに雰囲気を引き締めています。ふたりともに、少し憂いを帯びた瞳が印象的。陰鬱あるいは沈んだトーンが、ふたりの心の印影を印象づけて、しかしふたり肌の白さが、若さあるいは内に秘めた鮮烈なエクスプレッションを思わせるようです。

今月は新規ゲストが1本です。

『あくまじょグリモワール』

新しい学校、新しいクラス。誰も知ってる人がいないなかで、友達を作るには自己紹介をいかにうまくなしとげるかが大切! と意気込んではみたものの、結果は魔法で使い魔を滅殺。使い魔キラーなる不本意なふたつ名を頂戴するはめになったというのでした。

使い魔滅殺がためか、コミュニケーション下手がせいか、いまだに友達のできないニノン。しかし彼女の寮室にはニノンを待つ美少女がふたり。ひとりは悪魔のティリ。残るひとりは夢魔のマリア。友達のいないはずのニノンなのに、ってことはこのふたりは同室の寮生か、ということはニノンもまた悪魔であるというのかい!? といえばさにあらず。なんとまあ、ニノンの魔法でもって呼び出され使役される悪魔だっていうんです。

すべてはニノンが悪い? 母に教わった魔法でもって使い魔を滅殺。すっかりやさぐれた娘をなだめるために、母が魔導書を送ってくれた。そこにあった召喚魔法を、よくわからんままに使ってみたニノン。そうしたらまずはティリが、ティリにうながされるままもう一度使った魔法でマリアが呼び出されてしまった、というのがことのあらまし。ちょっとした事故みたいなものなんですかね?

ティリもマリアも使い魔じゃない、っていうことは、使い魔というのはあくまでも階位の低い魔物であって、自分の意思を持つ高位のティリやマリアは本来使役されるような存在ではないってことみたいですね。でもニノンの母が開発した魔法は、高位の悪魔も使い魔にしてしまう。ということで、使い魔ふたりとの生活。使役というより、ボケとツッコミといった塩梅ではありますが、仲よく友達みたいに過ごす日々がはじまりそうなのですか? はじまりそうなんですね。

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