『まんがタイムきらら』2025年12月号、昨日の続きです。
『運命のヤマダダダダダダダダダダ』
恋愛研究部部長の放課後デートにつきそう千鶴。さらにその千鶴につきそう山田乙姫なのですが、部長と一緒にいるモテ女、燕麗緒奈に早速見つかってしまい、ふたりきりのデートのはずが、急遽化学部新入部員の歓迎会になってしまうのでありました。
部長、はっきりと自分の気持ちをいえずにいるんですね。そういえば、今回のヒロイン乙姫も、千鶴のことを思いながら自分の気持ちをいえずにいるひとりです。この漫画の眼鏡ヒロインはそうした内気な子ばかりなの!?
モテ女、つばめがイメチェンした理由。これ、わりと切実な話だと思うのですが、あまりにモテすぎてまともな生活が送れないという理由で、モテを封じるために見た目や態度を変えた。けれど部長、恋乃葉だけはつばめとのつきあいを続けてくれて、友達甲斐があるなあ! なんて、その言葉はあまりに部長に酷なのですよ。
でも、部長、勇気を出しましたよ。薬頼りではあるものの、つばめに自分の好きという気持ちを正面からぶつけて、ちょいとキモい告白にはなってしまったけれど、ここにめでたく恋愛成就!
めでたしめでたし、ああ次は千鶴と乙姫か。と思ったら、千鶴は乙姫の気持ちに気づかないどころか、自分が敬遠されてると思ったままじゃん!
かくして千鶴の恋は成就せぬまま、次の山田が登場です。しかもクラスの子ではなく、ずっとやってたスマホのゲーム。同じチームに所属する聖王女★ナッツさんに山田の曰くを伝えたら、なんとナッツの姓も山田だという。ここに占いが成就する!? 山田が運命の姓と伝えていないのに、向こうからやってきて、しかもその姓だったら結婚しようなんていってくれたナッツ。ああ、ここにまさかのオンライン婚が成立してしまうのでしょうか!?
というか、この山田ナッツ、千鶴のクラスの誰かのような気がしてなりません。
My Private D☆V
『ざこのみなさんお大事に』の薗田かんきつです。
D☆Vポイントは「普段、服装とかに無頓着っぽい子が可愛い〜衣装を着せられ、褒められ、照れで余裕がなくなってる姿が好きです… あとチャイナ風のモチーフ、服、好きです…」って、長い! 長いな! けどすごくわかるよ!
そもそもからいいますと、無頓着スタイルもかなり好きなんですよ。パーカーとスキニーが楽ちんっす〜♪とかいってるチビキャラも相当に好みのポイント突いてて、こういう無理しない自然体ってかわいいよね! とかゆうてたら、チャイナ意匠のミニの衣装着せられて赤面! ああ、これは褒めまくりたくなっちゃいますよね。
これもひとつのギャップなんだと思います。やればできる子! そういうポテンシャルがあり、けれどそういうポテンシャルを自身意識しないでいるというところがまたいい。だからこそ、その魅力を自覚させたいみたいな気持ちもあらば、でも気安い普段のスタイルも捨てがたい。
みたいなことを熱弁するのもなんだかアレですが、いやもう、D☆Vポイントがクリティカルすぎたのが全部悪いのですよ。
- 『まんがタイムきらら』第23巻第12号(2025年12月号)
『まんがタイムきらら』2025年12月号、
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