『まんがタイムきららMAX』2025年3月号、昨日の続きです。
『スポチャン!』
ももがアルバイト! というので、皆で驚くスポチャン部。自分の棒が欲しいというのですが、これ、4万円もするんですね。おこづかいじゃちょっと無理。ということで、よつは先生の紹介で大型ショッピングモール、スーパーマーケットでバイトすることになったんだそうです。
ここで皆からさらに心配されるももが悲しい。実際その心配は杞憂ではないようで、しかたないから? 皆が一緒にバイトしてくれることになりました。で、教育係がよつは先生。ああ、スポチャンクラブだけじゃ生活安定しないのね。切ない。すごく切ない……。
皆のバイトの様子。制服も似合って、なんだか大人っぽい! でも仕事はまだまだで、誰もがそこそこ役にたとうと努力しつつも追いつかない感じが実に高校生バイトらしくてほのぼのでした。それでもくじけずがんばる姿を見せるももがね、ほんとすがすがしい。先生も含め皆がもものこと、抱きしめずにいられなかった気持ち、わかりますよ。
そしてついに入手したマイ棒! この棒で次の大会も優勝してみせると、いつにない強気発言をしたもも。ああ、いいですね! このテンションの高さいいですね! よつは先生の記憶に残る、スポチャンが楽しくないといったももの姿。それが今や、スポチャンが楽しいと、笑顔で答えるまでになって、ああ、これもまたよかったのです。
『ぬるめた』
さきな、もっと思う存分やるのです。ちあきが好きで、ふたりだけだとべたべたくっつくさきなです。けれどちあきはそんなさきながうっとうしい。さきな対策にこごめを呼んで、こうなったらギスギス、喧嘩の空気になっていくのがさきな、こごめの関係。ああ、これもまたうっとうしいですね。
こごめ、さきなのギスギスは、なにをやってもギスギス。あっちでギスギス。こっちでギスギス。互いに相手が嫌いと公言するほどに関係が悪い。でもそんなふたりをちあきが子供扱いしたら、一変するのがすごかった。そうか、子供扱いはさすがに許されないか。一転、共闘するふたり。一緒にちあきのことを責めはじめて、こうなったらちあきも勝てない!? ああ、バブちゃんちあき、新しい扉が開いた気がします。
しかしね、バブちあきを膝にのせ、思う存分堪能するさきな。でもなあ、ちあきはその過剰なスキンシップ、嫌なんですね。なんで両思いにならんのだろうなあ。さきなはこうも片思いなのかなあ。届かぬさきなの恋心。その切なさに、しんみりとするのです。
『アイドルビーバック!』
旧アイビバの頃の話! ひよちゃんに魅かれてやってきた新規さんがですよ、チェキ1枚無料に並ぶべきかどうするか迷ってるところに、現れたのがあんじゅ。自分には列なんてできないからと、こうして新規さんを誘導して、ひよちゃん列に、じうじう列にといったりきたりしている。
そんなフレンドリーなあんじゅに知らず魅かれていったのがこのご新規さん、ゆぴぴだったというのです! って、昔、そんな感じの内気女子だったの!? まったく印象が違ってびっくり! 今ではあんじゅ一推しのゆぴぴだけど、きっかけはひよだった。それが人生最大のやらかし!? よっぽどのあんじゅラブなのだなあ!
一歩踏み出すのに臆病だったゆぴぴの手を引き、新しい世界へといざなってくれたあんじゅ。あんじゅは昔も今も、こうしていろんな人の手を引き、背を押し、勇気づけて、元気を配ってまわってるんだ。旧アイビバでも、現アイビバでも、状況、環境は違っても、変わらずあんじゅでい続けること。そのあんじゅのあんじゅであることが彼女の価値だな。そしてあんじゅに新たな世界にいざなわれる人、これからも増えていくのでしょうね。
- 『まんがタイムきららMAX』第22巻第3号(2025年3月号)
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