『まんがホーム』2025年2月号、昨日の続きです。
『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』
帰省しているキョウスケです。祖母の家でくつろぐキョウスケは、まだまだ甘えてみせたりもするのだけど、もうすっかり大人です。あさってには家に帰る、病院が4日からはじまるからと、きちんと働いてる様子を見せて、とそれだけでなく、動物病院でがんばってる姿をも見せることになったお正月なんですね。
迷い込んできた犬。ねずみ取りのとりもちでベタベタになったお向かいさんの飼い犬、コロ吉を洗うことになったんですね。とりもちにはサラダ油と食器用洗剤がいいらしい。きちんと調べて、バリカンはどうかという飼い主シゲさんに皮膚を傷つけちゃうからダメと進言。しっかりしたところを、祖母にもご近所さんにも見せられたんですね。
一時は荒れてたキョウスケが、もうこんなにもちゃんとして。これ、おばあちゃんにしても嬉しいお正月になったんじゃないでしょうか。そしてがんばる自分の姿を見せられた、キョウスケにとってもいいお正月になったと思ったのですね。
『歌詠みもみじ』
お正月のバイトといえば巫女さんです。バイトマスター千恵の紹介で巫女バイト、助勤をすることになったもみじたち。神社での仕事ですからさぞや身もひきしまろうと思いきや、はじまる前から眠そうな宇賀神にもみじです。元日深夜はテレビ、配信と見どころいっぱい。すっかり夜更かししちゃったっていうのですね。
と、そこに現れる坂和です。黒髪ロング、巫女の装束がよく似合う! 千恵、目つけてたんだ! 神主に千恵、ふたりの思惑が交差する。ほんと、まさしく巫女になるために生まれたような彼女! というか、坂和ちゃん、ここが最大の見せ場。普通に真面目で優秀だから、この後ほとんど出番ないじゃないですか!
出番があるのは不出来な宇賀神にもみじです。仕事そっちのけで写真撮ってみたり、予習不足をさらしてみたり、さらには巫女のイメージ落としたり! でも、だらけ巫女もみじ、かわいかったです。
でもって、最後にまさかのアメリ! 私物の巫女装束で登場! ややこしや! コスプレ趣味のアメリ、仕事を手伝うとなったら趣味性抑えておとなしい格好に変わるんですね。ああ、願わくば黒髪になったアメリも見てみたかった!
お正月からにぎやかなもみじたち。仕事ぶりはいまいちな子もいましたが、楽しそうで、そうした様子、とてもよかったです。
『座敷童子あんこ』
今回はどんど焼きの話題。門松をバラバラにして燃やそう、その会話に自分が焼却されるのではと怖れたあんこ。どれほどこの家の役にたってないこと自覚なさっているのか。
どんど焼き、子供のころ神社の裏でやってたのに参加しましたよ。幸太、リヤカーに門松だったものやお正月飾りやだるまなどなど積み込んで、神社へと向かいます。あんこはというと、チーズにマシュマロ、チョコレート、クラッカー。まさにキャンプ気分です。
現場にてはだんごや甘酒、みかんを貰ってきて、でも焼きみかん、やりすぎて大失敗! こりゃ炭みかんですなあ。でもって予想外のだるまのささやき、歳神様のその姿。こうしたところは、まさにこの漫画のらしさがでていました。
そしてラストのどんどの灰。魔除けになるのはいいとして、量に限度がありますよ! しかもそれを家の中に撒き散らして、これ、あんこは祓われたりしないのですかね?
- 『まんがホーム』第39巻第2号(2025年2月号)
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