2024年1月4日木曜日

『まんがホーム』2024年2月号

 『まんがホーム』2024年2月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』。正月太りの解消にダイエット、運動がテーマでありますよ。らいかは両手にボクシンググローブはめてボクササイズ。『若王子主任は後輩ボイスに抗えない!』は両手にダンベル持って、じっくり筋トレをしています。そして『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻は、ふたりジャージ姿でこれはウォーキングでしょうか。ふたり並んで一緒に運動する様子、とてもほのぼのとして、そして正月太りを気にしているのは月英さんの模様です。

今月は新規ゲストが1本です。

『煩悩JKとビジュつよ住職』

主人公、姫野光月。いきなり大変な目にあっていますね。両親そっちのけで地下アイドルにハマっていたら、両親が娘ほったらかしてふたりで海外移住してしまったという。もともとが家族とは疎遠で、おばあちゃんに育てられたようなものなのだそうですが、それにしたって家族の縁が希薄すぎて、しかも娘を祖母の地元、北海道の寺に預けちゃうっていうんだから、両親の責任感のなさ、極まっとるなあ!

ひとり北海道にやってきた光月を迎えにきたのは、望月一臣、寺の住職だというのですが、見た目がやたらいい男。サングラスかけてガラが悪いっていうのが第一印象だったけど、雪で目がやられちゃうからかけてるのか。

北海道にきて初日、最初にやることといったら雪かきというの、いきなりの重労働なわけですが、レクチャーなしに東京もんに雪かきとかいけるのかい? と思ったら、やっぱりノウハウなくて手袋なしでの作業。ああ、大変。このへんやっぱりちゃんと監督してさしあげるべきでした。反省する一臣。初回においては、キビしいながらも、なんだかんだいい人、いい関係を築けそうという予感をさせてくれる滑り出しでありますよ。

『こんなにカワイイ音瀬くんが女の子のはずがない』

突然の登場人物、小池いろは。眼鏡の似合う可愛い女性なんですが、なんと女性でよかったか。さらにいえば、音瀬たちが働く喫茶店のオーナーでもある。店を瑞月に任せ、渡米して経営について学んできた彼女が戻ってきた。ということは、この店を継ぐということ? いな、新規に立ち上げるグループ会社を任されるとのことだそう。

そして悪いことに? この喫茶店は取り潰し、ここを新会社のオフィスにする。

ああ、このままだと瑞月店長は失職、この店もなくなってしまう!?

ちょっとした急展開。いや、この店がなくなったとしても、音瀬は、そして森川も、それなりに別のバイト先を探して、みたいになるのでしょうが、物語的にも重要な舞台。となれば、やはりなにかしら動き出すものなどありそうでありますね。

『孔明のヨメ。』

赤壁、決着ですね。

敗走する曹操の前に現れた関羽。いよいよ命運つきたかと覚悟したその時、かつての恩を返さんと背を向け去っていったというのですね。おお、曹操よ強運なり、と思ったら、これ夢なのかい!? しかしこれ、どうも実際演義なりにあったりするくだりなのかな、いやもうこうした曹操の描かれよう見るに、この人物の背景充実して、まさしくこの漫画の主役のひとり、そういわざるを得ないものあったと感じました。

関羽が見逃したのは一騎討ちを演じた張遼だったのですね。ああ、よかった、ここで果てることあらば切なさに胸も焼かれる思いよのう、なんて思ったものでしたが、こうして生き残ることがかなって、ああ、よかった。と、史実なり演義なりをいまいち詳しく知らないことで盛り上がる気持ちがこうしてあったのでした。

水軍を失い、そして陸上部隊も撤退を余儀なくされた曹操。かくして曹操は敗走し、劉備・孫権同盟軍は勝利をおさめることができました。ああ、かなり大きな戦いをこうして切り抜け、いよいよ歴史は大きく動くこととなりますね。いよいよ三国時代の名の由来となる、3勢力が並び立とうという時がやってきますね。

『カワイイだけでは飼えません ~さくらば動物病院カルテ~』

猫の膀胱炎は冬の風物詩! って、大変! 聞いたことあります。猫はもともと砂漠とか暑くて水の少ない地方の生き物だから、あまり水分とらない傾向あって、尿関係の疾患が多くなりがちとかなんとかかんとか。今回はまさにそのことが描かれて、猫のおしっこが出ないと駆け込んできたお客様! オスの猫はとりわけ膀胱炎が多いといって、カテーテルでおしっこを抜いてみたところ、結石まで発見される。

本当、こういうのよくあるんでしょうね。

その後にアドバイス。様子をよく見るのは大切。水を飲みやすくするため少しぬるくするとか、フードから水分とれるようにするとか。そして今回冒頭にめておが食べていた猫用水分ゼリー! キョウスケのこれまでの実践メモとともに飼い主さんに渡されて、ああ、いいですねキョウスケもしっかりスタッフとして役にたっていますよ。こうして成長していく様、とても清々しいと感じます。

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