『まんがホーム』2023年10月号、昨日の続きです。
『スナックあけみでしかられて』
商店街のお祭り。暑さを避けて、ちょっと時期を遅らせたんですね。実際、ここ数年の暑さは尋常ではなく、今年なんかは記録更新みたいなこといわれてますが、本当に暑い。こんだけ暑ければ、昼間の活動は控えて、夜市、夜店が賑わうようになったりするのかな、とか思っていたら、ああ、やっぱりあけみさんもそう思いましたか! いや実際、日本もそうやって気候にあわせたライフスタイルに変わっていかねばならんのではないか、みたいに思うくらい暑いです。
そして話題はもうひとつ。カラオケ大会! あけみさんはやる気だ。からの、不安になるような歌を歌う、髪の長いエプロン姿の女が目撃されているというんですよ。ああー、あけみさんが練習してるんだな、これ。で、目撃されて怪談になっとるんだな、これ。みたいなこと思っていたら、あけみさんじゃない!
無事正体はわかるんですけどね。でも、それまでに流れた憶測、怪談から夏休み疲れしたママさんまで、いろいろ想像が広がっていくのがねおかしくて、とりわけママさんへの理解、共感のほど。これがおかしかったです。いや実際、夏休みのママさんは大変なんでしょうね。
『座敷童子あんこ』
おおおおお、最高じゃないか今回。ママ上があんこに頼むんですよ。同人誌即売会で売り子をやってほしい。それで参加したらば、モザイクたくさんの薄い本! そのせいで幸太には頼めなかった、というんですが、それが仮にR18じゃなくても、内容的に幸太には頼めないよね!
マッスルシンフォニーキャラの二次創作。AからBへ向けられる愛情のほどが濃厚に描かれてるっぽいんですが、あの早口ママさんがもう最高で、とか思っとったら、まさかの雪女が列に並んどった! ママさん、いやさねっとり筋子丸先生の大ファン! からの、早口雪女!
最高なのでは? もう最高なのでは? ただでさえ雪女好きだったのに、もう確定的に推しですよ、こんなの。A×Bについて語る雪女バリに早口で雪女愛を述べたてまつりますことですよ!?
そしてあんこの行き着いた先。A×B沼に落とされてしもうとるやん! それで実際手を動かすあんこは偉いです。このまま未来の同人作家になられるとよろしいですよ。
『うちの秘書さま』
山田の誘いで秋祭りにいきます。目当ては田中さんだろうなあ。というのですが、田中さんは急用で不参加。からの、突っ伏して泣く山田! うわあ、こんなにもダイレクトに感情をほとばしらせるの、ものすごい。いやもうさすがの落ち込み。七瀬が気を使うレベルだったっていうんですから、よっぽどですよね。
今回のメイドさんたち。まさかの神輿に巻き込まれるかたちで参加! 短い出演場面なるも面白さあふれて、大変よかったです。
からの、山田が田中さんの声に反応! そして出会った田中さん、と思ったら山田のことを知らないという。ああ、この人、山田さんのお母さん! なんかおっとり、しっとりして、素敵なお母さんだなあ。もちろんはじめとは面識があって、話せば話すほど山田の嫉妬が深まるというの。もう、ホラーじみてきてますがな、山田くん。
そして田中さんから見た山田のポジション。おお、友達認定だー! からの、知り合い格下げ。ほんと、山田はその情熱ないしのせいで一進一退どころか一進二退くらいしてますよね。このままじゃ、この感情の行き先は明るくないですよ!
- 『まんがホーム』第37巻第10号(2023年10月号)
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