2016年11月30日水曜日

『まんがタイムきららMAX』2017年1月号

『まんがタイムきららMAX』2017年1月号、先日の続きです。

『ぱぺっとコール!』は、創立記念日、皆で一緒にカラオケにいきましょう。ほとりんからのお誘い、みんなはりきっちゃって、しかし、そうか、ほとりん、ひとりカラオケの達人なのか。カラオケにいけば、さっそくコスプレさせられてるほとりんがおかしくて、しかし、これはアリス? 似合っててとてつもなく可愛くて、でも、イケボなのよね? そのギャップ、ああ、どんななんだろう。想像力がおよばない! ほんと、ギャラリーがつくレベル。ファンクラブができるレベル。可愛くて歌もうまくてイケボ。いいなあ。なんか魅かれるものありますよね。そして栞のカラオケ、ものすごい。知らない曲をパペット片手に、勝手なメロディつけていきなり歌っちゃう! すごい。なんだろう、カラオケは自由だーっ! カラオケ回、皆の表情も豊かに表現されて、さらに先生も参加。楽しいなあ。ほんと、いきいきわくわくとして素敵な話ですよ。

『夢見るプリマ・ガール!』、みゆの成長ですよ。学校の、ダンス部の仲間との時間が楽しくて、ついついバレエレッスンのこと忘れてしまってた。遅刻しちゃって、急いでいったこの子、怒られちゃったりするのん!? と思ったら、わお、先生、竹を割ったような人だな。全然怒らない。笑顔で許しちゃう。ええ、みゆの頑張り、いつも真面目にやってること、ちゃんと評価してくれてるようで、でもそれでもみゆはネガティブにとらえちゃって泣いちゃうのん!? あいとゆきなのこっそり見守るなかのバレエレッスン。先生も、みゆを怖がらせてしまうことに悩んでて、でもなにやっても裏目に出ちゃうのって、ほんと難しいなあ。そんな先生のみゆに友達がいるということに感動しちゃってるの、ほんと、先生のみゆ像もネガティブすぎるよ! そしてバレエは飽きたのかって心配しちゃってるの、これもまたネガティブで、でも皆にバレエの楽しさを知ってもらうためにダンス部でバレエ踊ってる、そういうみゆの言葉に安堵して、そして感動して、ええ、いい先生だなあ。楽しい人だなあ。そう思ったんですね。この漫画、こういう楽しい人、ほがらかで人のいい、そういうところが素敵です。

『のけもの少女同盟』、皆で映画にいきます。のっけからめちゃくちゃ面白い。ニカのこと、知らない小学生とか思って、何度も目の前通ってるのに気づかないとか、すずめさん、そりゃ酷いですよ。コスプレで現れる詠子と先生とか、いや、先生はコスプレじゃないのか。すずめは結構辛辣につっこんでますけど、自分はそれなんとも思ってなくって、いやあ、普通に可愛いなあみたいに思っちゃって、そうか、自分はもうあかんのかも知らん……。スプラッタ見にきてたんですね。というか、みんな知らずに呼ばれたのか。大丈夫なんかな。詠子のコスプレも、そのスプラッタの怪人バッグフェイスで、そうか、よほど好きなんだなあ。上映中の様子、めちゃくちゃ面白かった。途中でニカが消える! え? 退場? そう思ったら、えええ、霞のスカートの中! スプラッタ平気組と苦手組の対照がいい感じでした。ファミレスでの感想ね、先生、無理してるのあきらかで、すずめもなんだか駄目そうで、あの帰り道ね! ええ、ほんと苦手組、それはそれでホラー、スプラッタの楽しみかも知れまんよ。

『ペンにまします神サマの』。ももと猫屋敷さんが、ももすももとかいうコンビ組んで漫才やってる。なんで? と思ったら、あー、前回の続き。すみ宅に踏み込んだ委員長と猫屋敷。委員長はショック受けて撤退しちゃったわけですが、残った猫屋敷が拷問を受けて、さらには酷い恥ずかしめまで! って、ほんと、この人、謎の液体が定番ネタになっちゃってますよね。キャラクター紹介の最後に、ちなみに前回もらした。ももすももの漫才でも濡れ女として取り上げられて、さらに大オチにて委員長から、濡れ女の謎の液体って結局なんだったの? 追求されて、これで終わりかと思ったら、巻末のコメントに、この子は先月号でもらしました。もう、容赦がない! 容赦がなさすぎる! でも、これが猫屋敷さんなんだろうなあ。うん、この子、大好きです。今回は、委員長をももと猫屋敷ではげまして、委員長のすみへの姿勢、それがきっちり決まる、結構大きなエピソード、転換点が示されていたと思うんですけど、濡れ女の謎の液体に全部持っていかれちゃって、ほんと、猫屋敷さんは面白すぎるんだ。しかも、あの不必要極まりない変装、あれも可愛くて、いや、ほんと、めちゃくちゃ可愛いよね、で、そこで繰り返される恥ずかしめ。もう最高でした。猫屋敷さん、この人、結構なキーパーソンなのにこの扱い、大好きですよ。

  • 『まんがタイムきららMAX』第14巻第1号(2017年1月号)

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