2016年11月10日木曜日

『まんがタイムきらら』2016年12月号

『まんがタイムきらら』2016年12月号、昨日の続きです。

スロウスタート』、脅威の連続水着回! しかも、同じ日を延々やっているっていうんです。今回は高級料理っぽく見せるテクニックについて話しあってみたり、そうかと思えば、たまたまやってきた万年さんも水着会に引き込んでみたりね、でもってR18なイベントスチル発生させたりね、ほんと、物語とかなんとかじゃないんだ、生起するイベントそれこそが日常であり、それが生きるってことなんだ。そうした感じ、わりきって押し込んでくるその感じ、とてもいいと思います。そして2本目もありますよ。こちらでは、ホテルのプールにいってみよう、室内水着会から水辺水着会にグレードアップ! というものの、プールにまでは辿り着きません。そこまでの過程描かれるんですが、そのホテル、どういうホテルなのか、みたいなことたまちゃんがいろいろいうんですが、えーこがそうした知識から冠を守ってる姿ね、どんだけ冠を大切にしているのか、なんて思わされて、しかし花名のことは守らない! 大切なのは冠だけなんだ……。その後の、プール回のお約束ともいえる話、そのお約束を途中で潰す、そのやりとりなども面白かった。いろいろな見せ方というのがあるものですよ。

三者三葉』は海の家の続きですよ。たまたまやってきた菫先生。気さくでいい先生だなあ、と思いきや、山Gがやたら警戒している。薗部に似ている、あの一族じゃないかってんですね。さて、今回はやたら張り切ってる葉子様。お金の苦労が、彼女に労働の喜びを実感させるにいたったんだ! ほんと、葉子様、貧困に苦しみながらも、こうも真っ直ぐにお育ちになられました。素晴しいことです。海の家を盛り上げるアイデア、いろいろ。ああ、葉子様、お金の苦労の記憶が、仕事を選ばない、そうした姿勢を身につけさせて、ああ、葉子様、でもきょるーんくらいならよろしいのではなくて? というか、薗部、可愛いな。そして最後に西山満面の笑顔! この人のチョロさ、素晴しい、最高です。みんないい子ばかりだなあ。

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』、文化祭の打ち上げです。お好み焼き屋でやるんだ。オリーブの皆が遅れた理由、それを聞かれて、あおばがお漏らしをって、いやいや、それ、誤解を招くから! コニーの食欲! これすごい。お好み焼き5段重ね!? パンケーキみたいに食うなっていわれてますけど、これ、よく考えたら、段重ねパンケーキもすごい量よね。なんでお好み焼きだとおかしと感じるんだろう! オリーブの魔法に常識を揺さぶられてしまってます。さて、魔法をふたたび信じるようになったスズです。この子の手をとってね、皆で空中へと飛び立つその描写、なんだろう、ロマンチックですごくいい。昔のこと、出会い、憧れ、いろいろ思い出すスズの表情もとてもよかった。そして、ツバサにあおばがお漏らししたことね、それ知ってふくれるスズもとてもいい。あんな表情見せるんだ! けど、これって、スズと皆との距離が相当に近づいてるってことですよね。ほんと、焼き餅焼いちゃって、そんなスズもいい。そんなスズをなだめるあおばもとてもいい。いいことづくめですよ。

『おとめサキュバス』、服を買いにいきます。面白いよ。ルナが、普段のあの露出過多を全然意に介していない。文化の違いだなあ。対しキュリアは肌の露出をすごく気にしていて、この子のこうしたところ、彼女らの文化においてはむしろこちらが異端なのだろうなあ。さて、ふたりの買い物、学校の体操着、すなわちジャージです。素敵! ジャージ女子、大好きです。でもって王子の涼香さん。ああ、この子も素晴しいわ。休日は眼鏡なんだ。素敵だ。店でのね洋服選び、みちるが気を使って禁忌などはないのか? いろいろ聞いてくれるんだけど、全然ないってのがおかしいですね。そして張り切る王子。店員さんを虜にし、そしてキュリアの服を自分の趣味全開で選んでいく。いいな、このハイテンション。そして今回の極めつけ、キュリアの部屋着、コウモリパーカー! 素晴しいな! ほんと、これ、素晴しいな! ルナのマッスルTシャツもおかしいけど、それをパーカーフードで防御する様! こいつは最高です。

『ぽんこつヒーローアイリーン』は、アイリーンのライバルでいいのん? マリーヌが地球にやってきます。この子、地球マニアなのか。しかも日本好きなのか。日本の文化が好き。お菓子に浴衣にニンジャに自動販売機。なんだ、すごいな、おかしいけど、面白いな。実際、この発想、海外の人のそれっぽい。マリーヌ、アイリーンに普段着を持ってきてくれたんですね。うん、いいじゃないですか。でもって、厳しく監督する。それでアイリーンやる気出したのはいいけれど、でも着ぐるみをジャイアントスイングとか、駄目だこれ! と思ったら、これでよかったのか。ほんと、飴を喉につまらせてしまっていた。ジャイアントスイングで助かった。という、そのジャイアントスイングがすぐさまアイリーンに返ってくるとかね、最高でしたよ。アイリーンの地球での活動。敵を倒したりしなくていいのか? コスプレボランティアでいいのか? というの、それでよかったんですね。でも、そのこと知って哀れむマリーヌ。これ、そういうことなのか。そんな悲しむべき状況とは理解していませんでした。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第12号(2016年12月号)

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