2016年5月23日月曜日

『まんがタイムスペシャル』2016年7月号

『まんがタイムスペシャル』2016年7月号、一昨日の続きです。

なり×ゆきリビング』は経理の決算期。おお、地獄のような忙しさだ。風邪で倒れられたりしたらもうとんでもないことになるからと、手洗いうがいを徹底しましょう、とここでくしゃみをする篠峰、なるほど、素敵なタイミングです。風邪ではないみたい。熱はない、くしゃみ鼻水が出る、とその症状から花粉症が疑われて、いや私もそうじゃないかなって思ったんだけど、みとめないかなり、そして花粉症仲間を求める竹内さん、いやもう素晴しい。ものすごく面白かった。しかし、今回は仕事ものとして面白い。とにかく忙しい職場。社員、皆の士気も高くて、というか無理にでも気持ちあげていかないと保たないのかも知れませんね。そして、トラブル発生。ここでかなりがですね、すごくかっこいいの。うろたえる後輩を相手にしてね、冷静に状況を聞き取り、そして冷静にアドバイス。いつも緩くて、わあわあやってる、そんな篠峰ですけど、ああ、かっこいいわ、働く女性の凛々しさ、魅力に溢れていた、そんな篠峰だったと思います。そしてちょっと珍しい佐藤さんのうろたえ。おお、篠峰、花粉症ならぬほこりアレルギー。それでまさか佐藤さんが責任感じるとか! 驚きでした。新たな魅力!

『だけど温田さんはひとりでデキない』、富崎への気持ちを実感してしまった温田さん。けど、まだそれを恋と自覚しておらず、でも気持ちだけは先行して、ああ、富崎を前にするともう自然には振舞えない。そんな彼女が、ちーちゃん、五徳に相談しまして、必死で恋という結論を否定したいちーちゃんがおかしい。そして五徳さんは、それは恋だと明言して、ああ、温田さん、これは動きますね。助けはいらない、自分が頑張りたい、そうした彼女の心情、ああ、ひとりだちですね。ああ、温田さん、ひとりでデキる女になっちゃうのかい? それはそうと、ちーちゃんがやばそうだな……。

『ざしきわらしと僕』、今回は衣替えが話題。おお、希ちゃん、冬服。可愛いなあ。キラキラしてるよ。そして希の厚意でもって、裕貴、ピンクのパーカー着用。いや、いいよ、いけてるよ。どう見ても女物だけど、いけてる、いけてるよ。けどこれで、やたら理緒がはりきっちゃって、そうだよなあ、希にぽいっと持っていかれちゃったら困るよなあ。そんな彼女の素直じゃない、けどその気持ちには嘘をつけない、そんな様子がとてもよいです。奈津の兄からお下がりもらうことになりました。そしたら、兄さん、怖い怖い。でも、この兄さん、妹ちゃん、大好きなのか。妹にかっこいいっていわせて、ぱああって嬉しくなっちゃってる兄ちゃん、可愛いなあ。なんだよ、あの頬の紅潮! そして裕貴のもとに届く母からの気持ち。秋服が届きました。ああ、離れていても母は息子を思ってる。ええ、いいですね。ええ、とてもよかったです。

『まちがいだらけの恋愛道場』、芝、マサスケのふたりが、昔の知人に会いにいきます。けど、芝、全然覚えてないのか。っていうか、この子やばいな。人の顔とか覚えられないのか。私もだよ! でも、マサスケの問い、どっちがかっこいい? 電車でね向いの席に座ってる、ヤングとおっさん、いや、これ、悩むところある? ここからの芝の秘密公開が実におかしくって、そうか、芝さん、人間の男を好きになったことがないのか。そうか、いわゆる二次元のキャラクター相手でないとときめかないか。実際の人間相手にも、顔の描きやすさが判断材料になってる、そんな様子うかがわせて、ああー、この人、完全に二次創作する前提でいるんだ。そしてふたりの出会う圭介。うおー、なにこれ、めちゃくちゃ可愛いじゃん! なにこれー、うわー、ボブ、最高じゃん! いやあ、ねえ、これ、マサスケと付き合えばいい! ほんと、女子の格好してる美青年。彼の登場がいかなる展開をもたらしますか。期待せずにはおられません。

メェ〜探偵フワロ』、久しぶりの探偵稼業でありますよ。というか、それ以前に泥棒稼業といった方がいいのかな。例の珍品マニアの鳥がですよ、ラウールに応援要請ですよ。怪盗猫目紳士なる泥棒と狙う獲物がかぶってしまって、お、なんだ、この猫目紳士とやら、ラウールと因縁があるのか。というか、これまた変態性の高そうな怪盗だな……。そしてフワロ氏サイドにも、名探偵ホールスなるライバル登場しまして、って、フワロ氏、ホールスから煙たがられてるのか……。邪魔なんだろうな。うっとうしいんだろうな。そんなこんなで、いつもの面々、オールスターじゃないですか。これはおかしい。期待されます。フワロ氏の無茶さ、買収とか暴言とか、それに身内にフォローを強いるあの行動! もうむちゃくちゃ面白い。しかも次回に続くんでしょう? いつになくミステリアス。もうワクワクじゃないですか。たまらないものがありますよ。とりあえずフワロ氏サイドでは、アーサーのあの態度が気になりますよね。

  • 『まんがタイムスペシャル』第25巻第7号(2016年7月号)

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