『まんがタイムきらら』2016年6月号、発売されました。表紙はですね、おおう、これはアニメにあわせてきたのですか!? 『三者三葉』、私の葉山ちゃんと西山さんがですよ、メイドの格好しましてね、手と手をあわせちゃったりしましてね、そしたら西山ちゃん、頬を赤く染めたりしましてね、咲太郎! 咲太郎! 百合の、百合の香りがするぞ! 一番手前には美しい薗部さん。ああ、これは薗部さんプロデュース! 素晴しい、素晴しいです、薗部さん! しかし、葉山、西山組、ふたりはほんとはいい友達になれるんだ、そう思わせてくれるよい表紙です。というか、ちょっと無理してる西山がほんと可愛いです。
『三者三葉』、ほ、本編にも百合の、百合の香りが! 咲太郎! 咲太郎! ちょっとおいでなさい! 一芽がですね、ちょっと妹のこと心配してるんですかね、大食いチャレンジ中に一緒になった双葉に、最近小芽が元気ない、葉子様と別のクラスになって落ち込んでる、だから仲良くしてやってって頼んでて、ああ、小芽からしたら知られたくないことだったのかも知れないけど、ああ、兄貴、いい兄貴じゃないか! しかし、今同じクラスなの、双葉、小芽、そして近藤でしょう? 近藤がね、もうね、この人、ある意味、葉山ちゃん超えてるよね。葉山ちゃんは意図していけずしてる。近藤は素が酷い。ほんと、双葉がひいちゃってる、酷い会話だなんていってる。さて、双葉がですよ、小芽に、仲良くしようって、可愛くいうんですね。そんな双葉に小芽答えて、私の事好きなの? 頑張っていたずらっぽく混ぜ返してみたら、双葉、好きと即答ですよ! 咲太郎! 咲太郎! はやく、はやくいらっしゃい! お風呂で洗いあおう。今日の下着どんなの? どんな直球やねん! しかも近藤、私は今日ボーダーだよ、素で参戦か! でもね、もうじき修学旅行でしょう? せっかくだから知ってる人の方がいいなって思って、自分のことみたいにいいながら、ああ、なんていい子なの、双葉! 小芽にね、譲歩する余地与えてあげて、もうね、感動した。小田切、いいやつ! そんなわけで双葉、小芽、近藤の三葉ならぬ、ええとなんだ、近藤さん、植物要素ないな。ともあれ、小芽、素直になれないながらも、凸凹な友達関係、はじまりそうですよ!
『泣きむしストラテジー』、ゲストです。ヒロイン、クレアは皆が認める優しい子。泣いてる子、困ってる人を見たら、助けないではおられない。って、それ美点じゃん。でもなんでそれが褒められたことじゃないのん? というと、ああ、クレアは悪魔なんだ。魔界のインフラ、魔力の調達には人を泣かせないといけない。なのにクレアはそれができなくて、いわば劣等生。だもんで、処罰受けることになりまして……。クレアと出会った花坂牡丹。この子は見た目に無愛想で、周囲から怖れられてるんだけど、別に悪い子ではないみたいですね。その子と出会って、ちょっと仲良くなってと、それでクレアの処罰の内容、それがこの牡丹を泣かせなさい。ああ、クレアどうするんだろう。むしろ、無愛想、そんな牡丹の笑顔を引き出した彼女であるのに! もしかしたらこういう展開するのかな? みたいな予想はしたのだけれど、そうしたことより、予想外のどんな展開があるんだろう、ふたりの関係はどのように変化し、また深まっていくのだろう。それが楽しみでありますよ。
『オトメロック』、ゲストです。扉には眼鏡をはずした可愛いお嬢さん。って、あなた、学校の先生なのか。摩周杏実は中学校の理科教師。かつて軽音楽部に所属していた、その青春をふたたび取り戻そうというんでしょうか。生徒にして従妹の白木谷冬香。自宅のスタジオ、ならぬガレージを死守するためにこの子を引き込んで、バンド活動再開です。って、杏実先生、酷いな! 自分の利益のために生徒まきこんだよ! いたいけな一年生、二瀬川陽をなかば脅して入部させたりとか、ほんと、大変な人なんですけど、でも陽も結構思ったこといっちゃうタイプの子らしくって、そうそう負けてない。むしろ一緒に楽しくやっていけそうな感じがして、なかなかよさそうですよ。というか、保健室にいる子のところにバーンッって踏み込んで、また明日誘いにくるわ! なんだこのインパクト。いったいなにがどうなる! これ、度肝抜かれましたよ。
『メイドインルーム』、ゲストです。ひとり暮らしする美月のもとにやってきたメイド。なんと、ロボらしい。名前は藍。外見は普通の人、普通の女の子に見えて、けれど本当にロボットみたいなんですね。美月の父、明坂博士の指示だそう。この父、娘のこと心配なのはいいとして、盗聴器は駄目だよ! 藍にはそういう盗聴機能はないとのこと。盗聴を拒否するかわりに藍を受け入れる、みたいな感じですね。学校さぼり気味の美月に、ちゃんといきなさい、そういう藍はいい保護者ですよね。しかもお弁当忘れたら届けてくれるし、ええ、いい保護者ですよ。って、お弁当届けにきてくれた保護者、怒っちゃうの先生!? ああ、私が学生のころとはもう違うのかも知れません。藍、こういう時には武器を使う、といっても全然物騒じゃなくて、泣き落としなのか! もうひとつの武器は笑顔なのか! ほんと、ひとり暮らししたはいいけど生活力に欠ける美月の面倒みながら、ロボといった感じさせず、仲を深めていく。そういう様子悪くなかったですよ。
- 『まんがタイムきらら』第14巻第6号(2016年6月号)
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