2016年5月11日水曜日

『まんがタイムきらら』2016年6月号

『まんがタイムきらら』2016年6月号、昨日の続きです。

『となりで。』、えりなとひよりがけんかしてしまうんですね。すっかり怒らせちゃった。また、そんなに責めるつもりじゃなかったのにと、互いに気まずく思っていてという、この状況。本当は仲直りしたいのに、なかなか素直にいいだせなくて、またまたそこに誤解も重なって……。ふたりの仲直りのアプローチの違いが面白いです。ひよりは姉妹からずっと重いと、表情が重いと指摘されまして、それで謝るためにえりなのもとに向かう。対しえりなは、仲直りしたい気持ちを手紙にしたためまして、ええ、こういう時に積極的なのはひよりなんですね。気に病むえりな、そしてひよりも、表情豊かでありました。

『ひなまるすまいる』、香澄がちょっと熱っぽいっていってます。微熱、というので今日はお休みなんですが、じっとしているのも退屈と仕事や勉強しちゃうのがこの人なんですね。って、治らないよ! それ! ひなの看病、まうの診断、千恵は食事を作ってきてくれて、そしてうらら様までお見舞いに。この、皆の看病、お見舞いが、ほんとそれぞれの個性感じさせてくれるもので、いや、ほんと、ひなの、ふらついたところを受け止めるかまえとかおかしくて、あと、ぬるそうな腹巻。いや、それ、お腹出てるから! 皆の個性的な仕事ぶり見まして、それで自分の取り柄に悩む香澄。風邪で、ちょっと気持ちが弱くなってたりもしたのかも知れませんね。そんな香澄のことを、お見舞いの花、そしてさりげない言葉でもってはげましてしまうカトレア。これ、実にいいシーンだったと思います。その意図があったのかどうなのか。それはわからないのだけど、カトレアさんだものなあ、もしかしたらみたいに思ってしまうんですね。

『ランキンガール』、ああ、妹みやび、ずっと思っていたこと、姉にいうことができましたね。しかしそれまでが大変。帰宅すぐぐったりしてる姉にお風呂をすすめるのはいいとして、一緒に入ろう! 姉さんも驚きだ。けれどお風呂でもいいだせず、いいだせたのは夜になってから。ありさが一位を狙ってる理由を知ってる。ありさは、みやびが気にしないように黙ってた。けれど、みやびの学校生活のために一位を目指していた、そういってたありさが、ただみやびのためだけでなく、自分のためにも頑張ってたというところが改めて強調されたこと、そしてそんな姉のことみやびも応援するっていったこと、これ、ほんとによかったなあって思いましたよ。夜があけて、いよいよ文化祭、選挙の結果も出るという今日。いや、もうまさにクライマックス直前。これからの選挙に向けて、姉妹手をとりあって気持ちを高めている、その場面はほんと魅力的でありました。

『放課後ぱにばす部』、部長の弱点、最先端技術恐怖症なるものが語られて、え? なんだそれ、不思議な響き。なるほど、スマートフォンなど新しい技術が苦手、というか怖い。ロボット掃除機も怖い。電動歯ブラシも怖い。って、ちょっと待って。電動歯ブラシって、わりかし古い技術じゃない? パソコン駄目、mp3プレーヤー駄目、カセットテープは大丈夫。そうした状況に、本人の気持ち次第? そういう推論がたてられて、いや、けどこれが正解だっていうんですね。しかし、その結論にいたるまでの実験、あれおかしくて。カセットテープとmp3のプレーヤー、イヤホンだけ出して聞きくらべ、って、これでちゃんとわかるんだ! って、聞く前に判断してるし! なにか伝わってるの!? 雨宮先生と部長の関係も、これ新情報ですね。なんと、幼なじみとな。そうか、ちっこい頃は大丈夫だったのに最近は駄目になったの、あれか、部長、琴が魅力的に育ってしまったからか! でも、部長、この恐怖症利用して先生脅したりして、あの悪い顔、ほんと、よかったですよね。目が三角よ? ひなのがですね、なにげなく見せたスマートフォン、意識してなかったからでしょう、部長問題なくってですね、ええ、ここで心因性とわかる。ええ、恐怖症って心因性が大半だとは思うんですが、けどわずかでも前進の気運、見えてきましたね。

My Private D☆V、有馬であります。『はんどすたんど!』の人ですね。元気な女の子がジャンプしている、その様子を見上げぎみの構図で描いたイラストなんですが、あなかと太ももが好き、とのこと。セーラー服すそから覗くおなか、ふわっとふくらむスカートの下にのぞく太もも。奥の女の子も、お腹、そしてひるがえりスカート描かれておりまして、なるほど納得! 髪の量多めに萌えるというのも、なるほど! 『はんどすたんど!』でもそうだものな! しかし驚きです。『はんどすたんど!』だと下着だろうとなんだろうと全然色っぽくもへったくれもないぞ! すごいよね! ななみだからかな!? でも、こうして魅せるイラストとなると、ぐいっと魅力押し出してきて、ああ、こういうのすごい、って素直に思わされたんですね。ええ、魅力的なイラストでありますよ。

  • 『まんがタイムきらら』第14巻第6号(2016年6月号)

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