『まんがタイムきららMAX』2025年1月号、一昨日の続きです。
『SAN値直葬!闇バイト』
へんりの探っていたUMAに暗黒ぬいの疑惑。というので捕獲かたがたへんりの救出に向かうこよたちです。が、旅行を楽しむのが最大の目的になっているあかり。今回はどうにも役にたちそうにないなあ、と思ったりしたけれど、よくよく考えればあかりはいつだってこんな感じでした。
へんりはとりあえずは無事? 厚着して椅子に深々腰かけたその様子は、やけにやつれて見えたのだけれど……。というか、これ、元ネタからしたらアレだよな。いや実際、こよたちが会って話したへんりは、頭部と手だけを残して姿を消してしまっていて、ということは、あれか、容器の中なのか!?
いや実際、ここからへんりの奪還、可能なんでしょうか。いろいろと手遅れになってしまってるような気がしてならないんですが、実際、この状態から生還できるのは銭ゲバあかりだけのような気がします。
『神絵師のおしごと』
同人誌即売会、コミチアに参加すべくイラスト集を作っているもみじ。残すは表紙と部数だけ、というのですが、その表紙に手こずっているというんです。思わず表紙買いさせてしまうようなイラストを! という気負いがある。ツバキの魅力を余すことなくこの一枚に表現したいという欲もある。迷いに迷うもみじは、ツバキにシロ、ソラからもアイデアを聞いてみて、それでも方向性を決めあぐねている。
堂々巡りのこの状況を打破させたのが、他ならぬツバキだったというの、ああ、さすが1300年、年月を重ねてきた神様だけはありますよ。他ならぬもみじのために描いてというアドバイス、さらにはその時見せた表情がもみじに筆をとらせ、そして一気に描きあげられた表紙イラスト。ああ、これで残すは部数を決めるだけとあいなったわけです。
強気にいきたいところだけど、まずは10部くらいが妥当だろう。冷静に見せたもみじがですよ、いわゆる発注ミスですか!? なんと100部刷っちゃって、さあどうするどうなる、これ、売り切ることができるのでしょうか。いやもう、神の奇跡にすがるしかない状況? いやさ、なんとしても売り切りたいところでありますね。
『てくてくっ!秘密リサーチ』
アメリカに帰るというマリン。見送りのため、皆で羽田空港にやってきました。まずは旅路の安全祈願、というので第1ターミナルにある羽田空港神社で願掛けです。
いつもはひぐれにいろいろ教えてもらっているすかいですが、父も母も航空関係者。ゆえに今回はすかいが皆を先導します。
空港神社を出たあとは、マリンが好きそうな場所、江戸の街並みを再現した江戸小路、そしてはねだ日本橋を訪れて、もうマリン大喜びでありますね。さらにもうひとつ露天風呂にもいってみて、ここでマリンの語った自分の家系の話。世界へ旅立てをモットーとするシアーズ家は、新大陸を目指したイングランドの海運一族。ゆえに冒険心を大切にして、それゆえにマリンは日本にくることになった。
この出会いと日本を知るための旅、マリンにとっては得難いものであったことでしょう。と、ここまできて定番の一時的な里帰りだよっていうのが出てこないから、ほんとのほんとに帰国しちゃったの!? と思ったら、ああやっぱり来週末には戻ってくるんですね! ええ、ほんと、ひやひやしましたよ。
『さうのあっ!』
皆で海にいきました。なんと、こかげもですよ! 目的は遊びではなくバイトです。ホッパラの海の家を手伝うというのですが、やる気を見せる芹香さん。連日のサウナ通いにはお金がかかる。そのための資金を得ようというのです。
対しやる気のないのがこかげ、は予想どおり。そしてもうひとり、ルミがもじもじしちゃいまして、そうでした、人見知りっていってましたね。でもちんまりとした見た目の愛らしさから、お客さんからは寛大に見てもらえて、というかむしろかわいいと好評? で、もうひとりの人見知り、こかげはというと、ルミに共感するというよりむしろ逆。ああ、人見知りと一口にいっても、いろんなタイプがあるのですね。
暑さにへばるバイトたち。空のアイスボックスに冷水いれて涼をとるというこかげのアイデアがですよ、まさかの熱中症の子供を救うことになったりと、いやもうこかげさん、お手柄でしたよ。そしてルミ念願の本場の和食、ラーメンを楽しんだりと、いつもとはちょっと違うアクティビティが楽しめた今回。
と思ったら、最後にやっぱりサウナがくるというところ、間違いなく彼女らのアクティビティでした。そして最後に追加の花火。こうして夏を満喫したこの子たち。忘れられない思い出ができましたね。
- 『まんがタイムきららMAX』第22巻第1号(2025年1月号)
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