『まんがタイムきららフォワード』2025年1月号、昨日の続きです。
『ウクレア!』
ああ、よかった。お姉ちゃん、12万8千円の装備を見事活躍させることがかないましたね! そして最愛の妹、空子の舞台も見ることができて、ああ、感涙! ええいああ、空美からもらい泣きでした。
さて、フラダンスチーム、リペララからのお誘いですよ。自分たちと一緒に古町フラフェスに出場しましょう! 曲目はレペ・ウラウラ。そして本番は一週間後! って、そんなにすぐの話とは思っていませんでした! でもこの急の誘いを受けたウクレレ部。リペララの皆のダンスを見せられて、もうじっとしていられなくなったのですね。
それで練習がんばるんですが、今回面白かったの、カラオケボックスでの一連のできごとですよね。雨が原因でカラオケボックスを使うことになった。で、練習するより前に真帆が思いついちゃった! 『魔法ダンサー♡フラキュート』のオープニング、そいつで90点以上とろう!
時間のない状況でよけいなことしていられない、灯火が指摘するも真帆はとまらない。かくして真帆77点、里桜82点、空子75点、楓68点。で、これを情熱灯火98点先生のご指導で全員90点以上獲得する! ああ、このちょっとまわり道、寄り道にも思えるこの場面。楽しいだけかと思わせたこの場面。けれどそれが後にちゃんとつながっていく。
それは、情熱のオラパビートで歌いながらもなにか足りないと感じていた空子の、そしてリペララ翼から指摘された「自分を見て!」という主張の欠如がここに全部つながりそうな気がする!
ええ、空子の自覚。これがなにを引き起こすか、そしてこの子はなにを得ようというのか。このコラボが空子を一段高みに引きあげる、そのきっかけとなりそうでわくわくするのです。
『オールドヨコハマラジオアワー』
すごい搦め手できたなあ! 母親に邪魔されるミサキの趣味。大切にしていたルールーのグッズも破壊されてしまって、ああ、皆が気の毒に思うこの状況。なんとかできるとしたら、なぎさのタイムリープしかない!
ハラスに続き角貝の恥ずかしい秘密を握って過去へと戻ったなぎさ。ふたりをふたたびみたび味方として、ミサキの母攻略を開始するんですが、この方法がもうなんといったらいいのか、迂遠? でも元オタクであった母に誰かを推す気持ちを取り戻させるにいたったのだから、外堀埋めるようにルールーで、オルヨコで侵食していくこの作戦、大成功というほかないのではないでしょうか。
かくしてミサキの趣味は守られ、あるいはオルヨコを推す母パワーで娘ミサキのオルヨコへの恨みを滅却させる!? いや、ほんとこれどうなるんだ。母娘で対立するのか? ともあれ作戦が前へ進んだのは間違いない。ここからどんな軌跡を描くのか。まさしく見物です。
- 『まんがタイムきららフォワード』第19巻第1号(2025年1月号)
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