2024年11月29日金曜日

『まんがタイムオリジナル』2025年1月号

 『まんがタイムオリジナル』2025年1月号、一昨日の続きです。

『ムクカノ:無垢で無口な職人彼女と、静かでにぎやかなふたり暮らし』

賢太の失言! 近づかないでといわれて、緊張が走る椎奈です。スッと立ち上がり、ここから威嚇のポーズに移行するかと思いきや、即深々と頭を下げる賢太のおかげでふたりの危機は回避されました。

素直さ大切! 話しあえる関係ってすばらしい!

でも純朴な椎奈には賢太のたぎる思いは伝わらず、さあここからどうするか。焦ってしまってしどろもどろになるところを、肩ぽんぽんで落ちつかせてくれる椎奈ですよ。かくして穏やかな雰囲気のなか、自分の気持ちを伝えることができた賢太。椎奈もその意図を理解して、さらに先へ進むことになるのか。自分の気持ちをしっかりと確認して、そして続く行動やいかに!

ほんと、椎奈さん、その行動が読めない! これ、賢太も想像するように、読者も想像するように、そういうことなんですか!? いやもう、どうなるんだかわかりません!

『アイドルはお忍びchu♡』

時を越えた姉妹が、ここに再会! 芙蓉と木槿、ふたりの邂逅が引き起こすもの、それはなんなのか。固唾をのんで見守ろう、そう思っていたらば、久しぶりの昔の仲間に駆け寄る一花のテンションが一気に雰囲気ひっくりかえしてしまうんですね。

あまりのことに、気をきかした紗鳥。仕切り直しの再会の情景とあいなりまして、ああ感動の姉妹愛が見られるか、それとも里を抜けた姉を抹殺しに現代に!? この問の答は、打ち合う苦無の殺伐とした響! ああ、ふたりは対立しあう運命なの!? と思ったら、いやただのあいさつがわりの腕前拝見でした。

木槿と紗鳥が親しかったことに安心しました。思えば木槿が姉芙蓉の存在を知ったのも紗鳥の存在あってのことだった。SNSの写真で知った姉の存在。一緒に写っていた紗鳥から姉の消息得ようと接触してきた。しかもそのままアイドルとしてデビューすることになるというのですから、木槿もすごい行動派。でも実際メンバー全員の振りつけを覚えてくるというのですから、その実力もまた本物だったのでしょう。忍び、あなどりがたしです。

芙蓉と木槿の性格の違い、それも際だっていましたね。木槿、ものすごい自信家! 姉のことをずいぶん見下しているみたいですが、でもそれも素直にあらわせられない姉ラブゆえのこと? 自分そっちのけで一花と親しくしている姉が気に食わない! でも、そんな姉の自分を案じた行動知ってちょっとは気が晴れたでしょうか。ええ仲睦まじい姉妹の姿、見られると嬉しいなと思います。

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