『まんがホーム』2024年3月号、昨日の続きです。
『うちの秘書さま』
今日はバレンタインデー。七瀬から贈られる巨大なプレゼントに警戒心高めるはじめです。過去の記憶が危険を告げる! とりあえず穏便にすませようとするはじめの世渡りに、七瀬が焦って生モノだからすぐ開けた方がいいと。生モノ!? 開けてみたらはじめの父が入ってて、生モノどころか生き物じゃん! 速攻で蓋を閉じて屋外放置。ほんと、こういうところ、はじめも七瀬に似てドライな対処です。
はじめ父、ここにきたのはチョコをもらうためというのですが、なんでそれで息子に贈られようとしたの!? 本当におちゃらけたお父さんで、もらえるチョコが減ったら社長なんてやめちゃおうかなとか、これなかば本気だな……?
いやほんと、この話が会社を駆け巡ったかと思ったら、まさかの七瀬チョコがはじめではなく父に贈られ、それにチャレンジする父の鬼気迫る様子! すごい気迫だ……、と思ったら一口食べて卒倒。しかしそのヤバいチョコになにかしらの薬効が!? ほんと、七瀬はチョコになにを混ぜたのか。怪我の功名なのかどうなのか、わからんけれどさすがの父でありました。
『天下分け目の小早川くん』
髪を短くした明智さん。いや、実際かわいいよね? これぞマイナスの美学! 完璧すぎて目がやられちゃう! はいいとして、これ、ただのイメチェンじゃなくてヘアドネーションなんですね。立派な志だなあ。
しかし、ほんと可愛い。「ロン毛小早川」の一コマ目とか、実際最高度のかわいさ記録して、いやもうすごいな、見事でした。
で、面白いのがここから。ヘアドネーションに興味持って、自分たちも髪を伸ばしたいという男子たち。そんな彼らに、ロングヘアーの大変さを説く明智&浅井。ほんと、この苦労知らずどもめ、と責めんがごとし圧が見事で、しかもこの苦労を3年続けないといけないよ?
この一言にまさしく心が折れた男子たち。いやもう、女子の苦労、染み入るものありました。
『歌詠みもみじ』
好物のプリンに反応見せないママさん。どうも虫歯が痛む模様? でも虫歯じゃないと頑として否定するママさん。おとなげないんですけど、そこからの駄々はちょっとかわいかった。娘には、さっさと歯医者にかかりなさいといった母が、自分のこととなるとこの体たらく。いや、でも苦手というのはそういうことなんでしょうね。
虫歯は早期治療が肝要で、というのも軽いうちだと治療も別に痛くない。すぐに終わるし。でもママさんの歯は自身絶句するほどに進行してしまっていて、ああー、ママさん、大変だ。と思ったら、マッドデンティスト!? これ、もみじにしてもママさんにしても、歯医者嫌いがこんなに揃ってるの、この人の存在が理由じゃないの!? いや、違うか、だってもみじもママさんも、前回治療で出会ったっていうんだもんな!
それはともあれ、もっとやさしい歯医者さんに移ったほうがいいよ! そう思わないではおられない、緊迫の治療風景でした。
- 『まんがホーム』第38巻第3号(2024年3月号)
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