『まんがホーム』2023年11月号、昨日の続きです。
『座敷童子あんこ』
驚きの展開! 秋といえば芸術。なんていうあんこがストリートアートと称して似顔絵描きなんてはじめるんです。当然お客は誰もこなくて、そりゃそうだよ、どんな絵ができるかわからんのに3000円は払えませんって。それにあんこのことだもの、あんましうまくないんじゃろ?
とか思っていたら、驚いた! めちゃめちゃうまいじゃん! からの、なんと守護霊まで描いてくれるっていうの!?
この守護霊サービスが評判を呼んで、次から次へとお客がやってくる。似顔絵がうまいのに加わって、霊感商法、といったら言い方が悪いな。ええと、スピリチュアルな付加価値までついたもんだから、いやほんと、これ秋といわず年中ずっとやるべきでは!? ほんと、生活が成り立つレベルの特技ですよ。
そして幸太のまわりに描かれる人たちの謎! これは幸太の人徳がためなのか、あるいはあんこのサービスなのか。謎ながらも、悪いやつらじゃなさそうなのは安心要素でありますね。
『歌詠みもみじ』
皆でハロウィンの仮装をやるというのですが、もみじがまさかのサンタの仮装! ハロウィンのレギュレーションのうちだとは思うんだけど、さすがになんだか季節外れな気がするよ!? いや不思議不思議。ハロウィンに続くクリスマスにも流用する、二毛作だっていうんですね。
しかし今回は皆がかわいい。一番はキョンシーに扮した千恵かなあ。いやほんとによく似合ってる。どのコマ見ても全部がかわいい。そう思っていたんですが、まさかのまさかのライバルが出現! 帰宅したもみじを迎えるママさんの可愛いこと! もみじは見て見ぬふりしちゃいましたが、いやほんと、これが実の親でなかったら充分いけてる、そんな姿だったと思いましたよ。
しかしこうしてハロウィンの仮装の様子見てみますと、ハロウィンは日本においてしっかりポピュラーなイベントになったんだなって感じさせられます。ええ、楽しそうなのがいいですよね。
『うちの秘書さま』
はじめを誘う七瀬。その心は? というと、はじめを学習塾に叩き込もうというもの。うっかり落としたチラシでバレて、必死に抵抗を見せるはじめだけれど、七瀬の剛腕にメイドもろとも引きずられていくの、さすがだと思いましたよ。七瀬、どんだけ強いんだ。
しかし、この塾、飴と鞭の飴を多様するスタイルみたいですね。きれいどころを揃えて、褒めて伸ばす、甘やかして育てる、そんなスタイルに、さすがのはじめたちも呆れてる? からの、ナンバーワン講師による色仕掛けがまるで通用しないはじめに、まさかの塾からさじを投げるという超展開。
人を選びそうな塾でしたけど、客も選ぶタイプの塾だったんですね。
しかし今回の体験入塾。はじめひとりだったからまだマシだったと思う。もしここに山田がいたら、カオスの度合いは数倍数十倍にも膨れ上がったかも知れません。
- 『まんがホーム』第37巻第11号(2023年11月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿