2023年7月26日水曜日

『まんがタイムきららフォワード』2023年9月号

 『まんがタイムきららフォワード』2023年9月号、昨日の続きです。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

鉱山イベントを終えて、今回はちょっと箸休め回? ロゼなんて見事に溶けてしまっていて、いやあ、いいですね、おもちロゼ。ゆるい感じで気を抜いている。身も心も回復していただきたい。

ということで、今回はちょっとお出かけ、夏の遊び。というのも、この部屋にエアコンがないからなんですが、そうかあ、新潟佐渡とはいえ夏は暑いんだ。それこそここ数年の暑さは日本列島どこもかしこも尋常でない気温ですよね。暑い時には水遊び。目的地は相馬崎隧道、トンネルを越えたその先に広がる海にて遊ぶのですが、水着という文化がロゼのいた世界にはなかったか! ちょっくらパニック。でも水遊びは充分に楽しまれたようですよ。

と、これで終わりかと思ったら、最後に気になる情報が。帰宅後、テレビのニュースに気になる話題。トビシマカンゾウに関するニュースなのですが、その花はロゼのいた世界でも見られた花。しかしなぜその花がここ佐渡に? いや、佐渡の花がロゼの世界にも咲いていたといった方が正しいのか。ふたつの世界を繋ぐ新たな謎の出現に、ロゼ、なにか思うところがありそう。ちょっと物語が動きそうですよ。

『高瀬さんはドル活に夢中です』

思い悩む高瀬さん。江田にとった態度のことで気に病んで、職場でも江田との関係がぎくしゃく気味。自分の方が先に江田と出会っていたのに、自分よりみくとの方が親密に見える。そのことが寂しいという高瀬の横顔。ああ、切ない思いを抱えておりますね。

高瀬は自分の態度に戸惑ってるんですね。先走る感情。冷静でいられない自分。こうした気持ちを持て余してしまってる高瀬に、たまたま通り掛かったみくが深く踏み込んでくる。

みくと江田の関係に嫉妬を感じているんでしょう?

いわれてはじめて自覚した高瀬。その感情のあらためてかたちとなったことで、この人の気持ちは前に進むことができるようになるのか。その場は、言葉では否定してみせたものの、さらに踏み込んでくるみくにどう高瀬は対処していくのか。江田にせよ、POP作品にせよ、チャンスに恵まれているはずの高瀬より、自分の方が先んじることができているのは、愛の深さ、努力ゆえだと煽りぶくみに迫るみく。

その真意やいかなるものなのか。

みくに関しては、正直わからないんですよね。江田がPOPと知っている重要人物。POP作品の価値を知っている人物。となればPOPへの執着を見せてもおかしくない。では、この言動は本心からのもの!? と思わせて、ある程度、一線引いている、常識を知っている風でもあるのがみくという人。これは高瀬の背を押すための演技なのかどうなのか。

それが、それがわからんのです! わからんからこそ冷や冷やしたりはらはらしたり、気もそぞろにこの先どうなるか目が離せなくなってしまうっていうのです。

『異世界サウナへようこそ!』

異世界サウナの常連さんには、マナーに厳しい人がいる。うかつな振る舞いしたが最後、手厳しい注意叱責が容赦なく飛んでくる。人呼んで「ヌシ」。まさしくサウナの治安を守る主だというわけですね。

いや、でも、叱られる側にも問題はちゃんとあって、かけ水せずに水風呂入ってきたり、サウナ室でタオル絞ったりと、結構いろいろやらかしてらっしゃる。だからヌシさんも決して理不尽に怒り散らしてるわけじゃあないんです。とはいえ威圧感がすごいから、他のお客さんからは怖れられていて、ルナにしてもちょっと苦手にしている風なんですね。

そんなヌシさんとちょっと話すことができました。本当はもっと打ち解けたいと思っている。しかしマナー違反は見過ごせない。注意するのはサウナとお客のためになるだろうからと信じるゆえの行動と知ることができて、ルナもいろいろ考えを改めたみたい。そしてこのヌシさんも、ルナと同じく現実世界から異世界サウナに転生してきたという。

今回のエピソード、ヌシという人に触れ、いろいろな可能性を知るという感じでしたね。現実世界に戻ることを求めない人もいる。この異世界に新天地を見出す、そんな生き方もあるとルナに知らせることで、新たな可能性に気づかせる、そんな役割を担われていたように感じました。

となると、実際ルナのこれからがわからなくなりますね。もとの世界に帰るのか、この世界に骨を埋める覚悟で新世界移住を果たすのか。ルナの選択はまだまだこれから。きっとまた様々な出会いや経験があって、それが彼女の未来を決めていくきっかけとなっていくのでしょうね。

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