『まんがタイムきららキャラット』2022年11月号、昨日の続きです。
『魔法少女はやめさせない!』
魔法少女、トリプル・ウェザー3人目に言及がありましたね! ラブ・シャイン、ラブ・レインときて、じゃあ次はラブ・クラウド!? と思ったら、さすがに違って、ラブ・ライジン! いや、なんかえらいこと強そうな名前だけど、どんな人なんだろう。さすがにもう魔法少女は引退してるんでしょうか。
さてラブ・シャインとスター・ムーンの戦い。なんだかんだ馴れ合いが感じられる、とか思っていたら、そもそもが仕込み!? なんと、スター・ムーンの作戦はラブ・シャインにダメージ与えるためではなく、誕生日のサプライズに繋げるためのものだった!
というか、裏で糸を引いているラブ・レイン、青山怜が強い。愛する陽のために敵幹部から戦闘員まで動員したのか。自分より前に出るスター・ムーンに若干怒りはいってますけど、この大人気なさで教員つとまってるのかちょっと心配です。
今回、敵組織の状況なども見えてきましたね。なるほど、三人体制なの……。着ぐるみみたいな戦闘サイボーグ、彼が唯一の配下なんだ。でも、なんか良識あるよね、この戦闘サイボーグ。話せるいいやつだ。ほんと、サイボーグP2Cパピコがこんなに普通だと、この組織がどこまで悪いことできるのか、そのへんがあやしくなってきますよね。
スター・ムーン、黒神瑠奈の人見知り? 発動してるところも面白い。もう、普通に陽のこと、ラブ・シャインのこと好きなんだったら、素直になればいいのにね。と思うも、どうしても素直になれない瑠奈のなかなかお祝いできない不器用さ。そこで先生がちょっと助け船出すところ、ああ、見た感じあかんそうだけど、それはそれでちゃんとした先生なのかもなあ、なんて思わされるところありました。
でも、それでもうまいこといかないのが瑠奈。ほんと、このふたりの関係、今後どうなっていくのか。もっとラブラブになっていくものだと思ってたんですが、それはかなり先のことになりそうですね。
『ポンポコタヌキとへっぽこ王子』
夜の神社にて昔のことを思い出す玲音。小さな頃にも、この山で迷子になったことがある。お気に入りの絵本『王子さまとフシギなかいぶつ』だけを持って不安に思っていたら、そこに現れたのが絵本に出てくるような王子様! 玲音の涙をふいてくれて、そして手をとって、山の外まで案内してくれた。
この時の思い出が、玲音にして王子様になろうと思わせるきっかけになったんだ!
この王子様とはなにものだったのだろう。いや、まさか豆子であったとは! 人間の子が紛れ込んでいることに気づいた豆子が、泣いてるその子を助けるために、その子の絵本を真似て王子様に変身したというんです。しっぽも出てる、化けていられる時間も短い。その限られた時間の中、精一杯その子を助けようとした豆子の奮闘が、玲音の人生に影響を及ぼし、そして今は逆に豆子の師匠となるほどの演技の能力を身につけさせた!
運命のいたずらか、ふたりの縁の妙味といおうか。思いもしなかった接点に、わくわくどころではない高揚を感じていますよ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第18巻第11号(2022年11月号)
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