『まんがタイムきららMAX』2020年3月号、昨日の続きです。
『ハルメタルドールズ』
眼鏡チズが可愛い。それはさておいても、マコト、ドラムがかたちになってる! まだシンプルなセットでしか叩けないっていうけど、基本ができてきてるっていうのなら、いずれは応用、バリエーションも可能になっていきそうですね。いい展開じゃないですか。
と、ライブの予定があって、練習も軌道にのってきて、じゃああとなにをしないといけないか。それで曲がないっていうの、結構致命的では? メンバー3人でいろいろ話しあうも、これというもの出てこなくって、でもここでハルの曲をやるって決定かあ。チズがやれば勝手にメタルになるだろう。それはいいけど、権利はクリアしとるのか? ともあれ、チズの目的にも合致してる。悪くはなさそう。ただどうも不安そうなチズが気になって……。
とか思ってたら、やっぱりコレだよ! チズに関しては心配するだけ無駄なのかな?
『初恋*れ〜るとりっぷ』
いきなりシリアスな展開? みかげから呼び出しを受けた琥珀。いったいなにごとか。不穏な空気ただようも、ああー、悩んでただけ! 姉、つまりまひろの誕生日になにを贈るか、それがどうにも決まらなくて、そこで琥珀に助けを求めたわけですか。
まひろは大人だから欲しいものがあったら自分で買えちゃう。そんな姉のまだ持ってないものといったらなにか。学生でも手が出せるものでなにかないか。との要望に、鉄道からはなれよう、そう提案できる琥珀、さすがですね。確かに、鉄道ファンだからといって、鉄道だけしか興味がないってわけない、のかな? 人によるよな、みたいに思ったけど、実際これは琥珀のいうとおりだと思う。興味はあって、でも鉄道優先で後回しにされてるもの、そういうのを攻めればいいわけか。うん、これはたいそう役にたつアドバイスですよ。
ここで前回の、同じような服ばかり着てる、これが効いてくるの見事でしたね。服に興味がないわけじゃない。けれどなにを着たらいいかよくわからないから、評判よかったの、それ一本槍で押し通してる。そんな先生に、似合う服を選んで贈ろう。それはいいんだけど、普段着に向かないのばっかり想像するのはなぜ!? でも車掌スタイル、あれは可愛かったな。
今回、服の話、買い物をメインにしながら、途中にかつて仙台に走っていた路面電車のトピック扱ったり、こういうところ、確かさありますよね。なにかあるごとに鉄道の話になる、ここにこの子たちの鉄道が好きという気持ちも感じられるわけで、これ実に好感触です。
そして買い物の情景を描きながら、肝心の先生に贈る服、それがどんななのかは描かない。ああ、これは憎い見せ方ですね。どんな服かはわからないけど、先生が喜んだってのははっきりわかって、それだけにどんなのだろうって気持ちが強くなる。次回、先生、着てきてくれますかね? ええ、興味が先へ、先へといざなわれる思いなんですね。
- 『まんがタイムきららMAX』第17巻第3号(2020年3月号)
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