2020年1月26日日曜日

『まんがタイムきららフォワード』2020年3月号

『まんがタイムきららフォワード』2020年3月号、昨日の続きです。

夢喰いメリー

まさしく消耗戦といった様相です。叩かれようと斬られようと、諦めもせず怯むこともなく、夢魔の力を借りて戦い続ける夢路。たとえ白儀が何度夢路を上回ってこようと、その都度自身を鼓舞し、ギリギリの線で踏み止まっていくその姿は、見るだに痛々しく、けれどそれでも絶対にくじけない。

なぜか。なにが夢路にそこまで踏み止まらせるというのか。

その答が導かれるあの展開、素晴しかったです。

白儀に対峙するは夢路。そして校内にあふれる銘無しに対抗する夢路の共闘者たち。夢路に頼まれて戻ったクリオネに助けられた仲間たち、クリオネから夢路の状況を聞いて、人であろうと、夢魔であろうと、ただただ夢路ならきっとやってくれると、厳しい状況は理解しつつ、それでも信じたい、そう思わせるのが夢路であり、それだけのことをずっと続けてきたのが夢路であるということ、もうひしひしと感じさせられた。

また、それに呼応する夢路の言葉、あの表情、それが素晴しく、さらにもうひとり、夢路の、仲間のいまだ捨てない希望に応えようというものがいるっていうんですから、これはたまらない。

ここからの展開、それがどうなるのか。まだまだ壁は何枚も、厚く、高く立ちはだかるのかも知れないけれど、それでも逆転に向けた転換点、いまここに迎えた、そんな気がするのです。

『桃ノ木家の四姉妹』

なにこの衝撃的な導入!

妹の授業参観にはりきって向かう長女。下調べもバッチリだ! っていうんだけど、なんでそれがこんなことになっちゃうの!? しかも思いっきり基本的なところから落としてしまってるし!

あんた、妹の通ってる学校、知らんかったんか! つうか、転校したこと気づいてないって!?

正直、度肝抜かれる思いでした。

ここからの展開、一葉がこないこと気にしてる四稀のこと、励ましてくれようという女の子がいたりね。マリアちゃん、なんかミッフィー的可愛さのある子。この子が、自分も両親こなかったって、貧しい家庭で云々って、自分のこと語ってくれて、でもそれ嘘なんかーっ! そもそも名前からしてマリアじゃないっていうの、すごいな。

この子、本当はお金持ちのお嬢さんなのか。専属の執事がいる。本当の名前は門脇千束。ちょっと嘘ついちゃう悪癖があって、そのせいで友達も少なくてっていうんだけど、執事さん、ララさんが心配しちゃってね、なんとか友達作れるようにって手助けしてくれる。でも、それがフリップなの!? 独特すぎるよ!

この千束をめぐるやりとり、それが面白くて、なんか可愛らしくて、今回は楽しいコメディ調だなあ。お姉さんのポンコツもなんだかんだ許してもらえるだろうし、楽しい嬉しいで終われるかなあ、とか思ってたら、ここからの急激な転換! おおう、お姉ちゃん、四稀の言葉、断片的に漏れ聞いて、それで誤解しちゃったーっ!

この落ち込むお姉さん。どうリカバリーされるのか。一悶着あるのか。いろいろこじれていくんだろうか。ほんと、ハラハラ。なんとか和やかに収束してくれること、そこに期待しちゃいますよ。

『ひまりのまわり』

あー、ひまり、自分の中の兄への気持ち。気づきかけているのか。しかも、それ、なんか恋愛的な感情っぽい? あー、これ、なかなか大変なことになったりしちゃわないか。単純に、素朴な独占欲みたいなのならオッケーだけどさ、兄貴はなんかこの手の展開すると、いろいろこじらせちゃいそうだぞ。

ナノちゃんセンパイ、眼鏡の可愛い小牧さんからお出かけ誘われたという兄。それでやたらそわそわしとったわけですが、最初はねひまりも面白がっちゃって、それでもって焚き付けるみたいなことしちゃって、ほら、買い物のシミュレーションとかね、ノリノリで、楽しそうに、しかもちょっと恋愛含みみたいな雰囲気でやってたのにさ、実際に兄が小牧とふたり、わりかし楽しそうに連れだって歩いている姿見たら、胸に兆す違和感に戸惑ってしまうっていうんです。

これ、はたして本当に恋心的なアレなのか。まあ、ひまりは別に兄に恋愛感情持っても、また兄がそれに応えても問題ないっちゃあないんですけどね。ただ、この漫画がそちら方面に向かうのか。当初の雰囲気、その後の流れからしても、そういった側面はあまり強く押し出してきてなかったですからさ、あれ、そっちいくのかな? いくならいくでオッケーよ? なんかそんな感じ。どちらに向かっても面白くなりそうかな、なんて思いでおりますよ。

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