『まんがタイムきらら』2020年2月号、昨日の続きです。
『スノウ*ライフ』
実は雪女だったフミカ。熱くなると溶けて小さくなってしまうこの人。後輩のゆうきには雪女であるとバレちゃったけど、友人のサナには知られたくない。でも、サナのこと好きなんですねっていわれて照れて、溶けちゃったという小ピンチ。どう切りぬけるのかっていうのが面白かったです。
今日は文化祭。ゆうきのクラスがやっているお化け屋敷に助っ人として参加するんですが、ちんまり小柄、冷気でちょっとおどかしたりしながらも、見た目に可愛いその姿、お客さんには大好評で、リピーターが出るほどか! あの、わ! って飛び出してくるところとか、本当に可愛かったですよ。驚いてるお客さんも笑顔ですごく嬉しそうなの。なんというほのぼの。うん、こういうのでいいのだと思う。
そして、サナに自分の正体を伝えることになったフミカ。嫌われるんじゃないかって心配していたけれど、おお、取り越し苦労。雪女だから、人じゃないからって怖がらず、ちゃんとフミカ自身を見てくれていたんですね。そうしたところ、嬉しいじゃありませんか。いい友情の描かれたその情景、とてもよかったですよ。
『下を向いて歩こう』
オゴクダ浜、硝子にとっては本当に天国なんですね。それこそここに住みたいくらい。想像の中で家を建てようとしている? いやもう、よっぽどの熱中ぶりです。
ここでもかわらずシエルが強運を発揮するのがいいですね。死にたてほやほや、って表現がなんか問題ありありだけどさ、磨耗のないタカラガイを見つけ、そして極めつけ、まさかここで拾えるだなんて思っていなかったもの、イルカの耳骨を見つけちゃった! へー、こういう化石があるんですね。しかも激レア? 硝子とすさみんがふたり冷や汗浮かべて相談しはじめるレベル。いやもう、ほんとに面白かったです。
浜を離れるときの硝子の様子。よっぽど名残惜しいと見えますね。翌日、日常に帰りついても心ここにあらず。ああ、どれほどに串本が、オゴクダ浜が楽しかったのだろう。焦がれるほどに好きなもの、憧れる場所、そういうものがあるって素敵であるなと思わされる。そんな硝子の様子、羨ましく思えるほどでした。
My Private D☆V
『かぐらまいまい!』のあひるです。
D☆Vポイントは、和服×割烹着・エプロン×双子、ときましたよ。イラスト、さすがに魅せてくる、妖艶とさえ思わされるものでありまして、双子、なるほど基本は似ているふたりであるけれど、凛々しさとおっとり、個性が若干違っているというのがねその表情から伝わるようなところ、ああ、わかるー、これいいよねー。
和服も美しい。そしてそこにエプロン、割烹着がついてくる。エプロン、割烹着のすそまわりとかにフリルがついてるの、いいですね。さらに和服の襟元にもフリルがのぞく。こうしたささやかに加えられたデコレーション、それがプラスの可愛さ演出していると感じました。
華やかなふたりの美少女。背景に大輪の百合、そして周囲には蝶が舞って、この華麗さ。実に見応えのあるイラストであります。
- 『まんがタイムきらら』第18巻第2号(2020年2月号)
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