『まんがホーム』2019年8月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかがメイン。最近はやりのスイーツ、タピオカミルクティーを飲むらいかですよ。なんか、この子、こういうはやりもの、ちょっと意外な感じもしますね髪をまとめるヒマワリの髪ゴム、季節のらしさあって、また似合って、とてもいいと思います。『孔明のヨメ。』孔明、月英夫妻は、ええと、これなんだろう、器に盛られた涼しげな菓子と、月英さんのはかき氷と果物の盛り合わせ? 知らないわあ。中国のお菓子? 『天国のススメ!』太一は、何段重ね? ふんわりパンケーキでありますよ。太一、いい表情してるなあ。
『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』。驚きました。事態、急展開。池田にしつこくされていたところを高瀬に助けてもらって、けれどそれがきっかけで高瀬のこと好きになってしまった!? いや、最初はそうと気づいてなかったのだけど、野見山チーフに問われてそうと自覚してしまった。この漫画、恋愛方面に全力でいくと決めたのかな? そう思ったらですよ、ああー、次回最終回ですか。チーフも驚くほどの急展開! これ、ふたりデートするとなって、これで決着なのか!? まさしく急転直下ってやつですね。
『河原課長とギャル部下ちゃん』。職場にやってきた崇子さんの息子さん。小学2年生かあ。真っ向から張り合う三崎が面白い。息子、翔太の面倒をみると志願した三崎。シュレッダー仕事をこんなにも魅力的に紹介してみたり、いや、確かにCDの破砕とか、子供にはきっと面白いよな。いつもよりもテキパキと働いてるように見える三崎。その姿を憧れの目で見つめる翔太。ふたりいい関係というか、ちょっと感覚が近いんかな? でもって、ちょっとやる気見せる三崎。翔太にかっこよく見せたいのか。動機としては弱いかも知れないけど、どんなでもステップアップの機会になるならいいじゃんか。このモチベーションが続くといいですね。
『僕のパパになってください』。わりとこういうの嫌いじゃないんだけど、ホームに載ってるのがなんだかすごく不思議で、ほんと誌面、誌風、変えていこうとしてるんだなあというのがひしひしと伝わります。さて、今回、春樹から僕のパパになってほしいといわれた灰田、動きます。名刺を頼りに春樹の会社を訪れ、そしてふたりで食事。ふたりで語らって、それでどうなるのかな? って思ったら、まさか酔っぱらっちゃうんだ! 落ち着きあるダンディおじさまだと思ってたのに、子供みたいにはしゃいじゃってさ、でも、それが春樹の人となりを見るための演技だったとかってね、ほんと、やられましたよ。あの、酔ったふりから素面にもどるところ、あの視線には色気すら感じた。パパになってもいいと春樹に告げるところ、絵になるわあ。そしてふたりの約束。春樹の、そして灰田の、得られなかったり失ったりしたもろもろが、この出会いと約束で埋められていくことになるんだろうか。さらにその先には、ふたりの変わっていく、そんな未来があるのだろうか。この奇妙な関係、けれどなにか目が離せない、そんな気持ちにさせられる導入編でした。
『私の姫は王子様』。ミナの服を買うために外出、はいいんだけど、湊一は女装での外出に落ち着かんですね。でも、知り合いにあってもバレないのでは? というか、よっぽどのバケっぷりだもんなあ。ミナの、雨笠もいろいろ試してみればというところ、あの素直な気持ちと、雨笠の全力拒否、あの打ち返しのはやさ、なるほど興味深い。雨笠は自分の価値に気づいてないのか。もう全力でミナを押し上げる、それしか頭にないっぽいですよね。ほんと極端。でもこの極端を追求する先に、この人の自分との折り合う瞬間があったりしたらいいなあ。その時には、理想の推しであるミナも、ただの偶像からひとりの確かな存在になったりするんじゃないかって期待があるんですね。ほら、前回、そういう振りがあったじゃないですか。さて、湊一の友人、沢田です。ミナの動画を見て、すっかりのぼせてしまいましたね。これ、面白いな。ミナとなった湊一がどう沢田をさばくか、見物でありますね。
- 『まんがホーム』第33巻第8号(2019年8月号)
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