『まんがタイム』2017年10月号、一昨日の続きです。
『パパは心配ご無用♥』。懐かしい人出てきましたよ。柴野高校野球部。おお、もいんだ、もいんだよ。『もいんの高校野球日誌』の最終回は、予選決勝のプレイボールで終わったのでした。それがこうして初出場決定となって、ああ、報われたねえ、報われたよ。およそ2年越しの悲願達成ですね。さて、娘大好きのパパさんですよ。ああ、お母さんすなわち妻の仏壇に話しかけている。ゾゾゾってありますけど、思いがあるっていうのはこういうものよ。声に出す出さないはあるかも知れないけれど、こうして死者とも語らうことができるのが人間というものだと思うのですね。って、パパさんはちょっと激しすぎるかも知れませんけれど。そして今回、山根に対する鈴原の剣幕。ああ、娘にいいよる男があらばこうしてリサーチするの間違いなしだよな! ほんと、この子、これまでこうしていろいろ聞かれてきたんだろうなあ。ということは、エリカ、モテるのか。
『おかわり自転車』。おお、自転車の整備ですよ。ミトとレイはお店に見てもらってるのだけど、コトコとなると自分でメンテナンスをするんですね。もっと愛着がわくといわれて、ミトもレイも一緒になって自分の自転車の手入れするんだけど、そうそう、錆びとか見つけるとショックだよね! わかる! 自分は自転車じゃなくて楽器だけどさ、いやあ、ショックなものですよ。マジかーっ!? ってなる。レイは自転車のフレームに傷を見つけてしまって、ああ、ショックだよね。この悲しそうな顔。うん、でもわかるよ。楽器に傷がいってる!? 理由のわかるものもわからないものも等しくショック。なんであの時、ちゃんと注意しなかったんだろうとクヨクヨするか、いったいなんでいつのまに……とクヨクヨするか。いずれにしてもクヨクヨばかりです。でもね、この子たち、前向きでいいですよね。傷も歴史だって、思い出のひとつだって。レイも傷の理由がわかって、その思い出こみで傷を受け入れたんだなあ。ああ、なんだろう、いい話。ええ、これはいい話だと思いますよ。
『友ちゃん!』。友ちゃん、太りぎみだ。まるまるしてる。でも、この子、ちんまりまるまるも可愛いよね。理由は食欲の秋だからっていうんですが、そうか、ご飯がいっぱい出るんだ。しかも全部食べる。うん、健康でいいんじゃない? 修一にデブと思われたくない。まったくもっての乙女心ですけど、修一はそのへん、ちっとも気にしてないんだなあ。友ちゃんは友ちゃんだからって感じでしょうか。ええ、修一のこういうところ、美点なんじゃないでしょうか。というか、見慣れてるから少しずつの変化に気づかないだけ? 修一が気づかず、父も気づかずの気づかず攻勢。それで高カロリー、メニューもたくさんとなると、そりゃあ太るわけか。ダイエット頑張った友ちゃん、スッキリしたの、あれ、なんかきれいだったな。可愛いというイメージの強いこの子ですが、自信もってしゃきっと笑顔見せると、こんなにもきれいになるんだな。そんなこと思わされたエピソードでありました。
『そとバンド!』、おお久しぶりですね。ストリートでギターの弾き語りしていた美多村ミイ。同じく路上で活動してた砂原と組んで、ふたりの演奏、結構好評なのか。ファンもできてきた感じ? 難度か見にきてくれている男の子。野呂田ニロ君。ファンじゃないっていうんだけど、ミイのこと好きだよね。シンガーになるっていってるこの子が、一緒にストリートに出ることになるんだけど、ミイに緊張ほぐしてもらったりね、いい距離感じゃないですか。ニロにとってミイはちょっと気になるお姉さんみたいですね。だけどミイからしたらニロは可愛い弟分どまり? 恋人つなぎとかさ、あとなにかあるたびに抱き付いちゃったりして、ミイはいいよ? でもニロ君は赤面しちゃって、いやあ、少年がまどっちゃうよ! しかしミイ。ニロにデュオを誘われ、砂原からも他のヤツと組んだら承知しねーとかいわれちゃって、おお、おお、モテモテだ! なんだろう、それですごくいい笑顔見せるミイ。これ、愛嬌ってやつだ! ほんとなんか愛らしくっていいですよね。
- 『まんがタイム』第37巻第10号(2017年10月号)
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