2017年3月15日水曜日

Nintendo Switch Proコントローラー

 まさかProコントローラーまで品薄になるとは予想外でした。それこそ本体発売日くらいには、どこでもはいいすぎかも知れないけど、普通に任天堂直販とかで買えたりしてたんですが、気がつくとどこもかしこも品切れ品切れで、なぜなのか。そんなにJoy-Con使いづらかったのか? いや、まあ、そうかも知れませんね。私は本体の予約が通った時点でProコンも発注したのでJoy-Conは携帯モードで遊ぶ時くらいしか使ってないのですが、やっぱりちょっとフィールが違う。あと、充電まわり、その違いもProコン品薄の理由になってるんじゃないかなと思います。

充電っていうのは、Joy-Conって本体にとりつけておくことで充電されますけど、毎回遊んだ後に本体にセットして、みたいなのが億劫なんじゃないかなあ、って思うんです。どうですか? 私、Joy-Conは本体につけっぱなしなのでどうなのかさっぱりわからんのですけど、しばらく遊んだら付属のグリップからJoy-Conはずして本体にセット。また遊ぶ時には本体からグリップにJoy-Conをつけかえる。ああ、ちょっと面倒そうだな、そう思ってしまう私は筋金いりの面倒くさがり屋なのですが、実際Proコン主体で遊んでいると、その快適性にJoy-Conつけかえとか考えづらく思うのですね。おそらくはそうした人も多いから、Proコン、充電グリップ、いずれかを買い求めた人が多い。ゆえに両方ともに品薄、といった状況が生じているのではないかな。

ProコンとJoy-Con、どちらが使いやすいかといわれると、慣れてる分も手伝ってProコンに軍配をあげざるを得ないというのが実感です。Joy-Conだと左右のスティックが小さい。またどうしても親指に近い位置にある(特に右)ので、少々窮屈に感じてしまう。その点、Proコンはそういった窮屈さ感じません。左スティックはWii Uのコントローラーに近く、右スティックはPSのデュアルショックに近い。左右非対称の配置になっていますが、それを問題に感じたことはありません。

ただひとつProコンで困ったことというと、十字キーです。私は今『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』を遊んでいるわけですが、これ、十字キーに装備変更がアサインされていまして、上がシーカーストーンアイテム。左が盾。右が武器の交換操作にあたります。頻繁に武器の壊れるこのゲーム、当然十字キー右を押して武器を切り替える場面も増えるわけですが、この時になぜか上と判定されてしまう。武器変更をしたいのにアイテム変更が開いてしまうことが本当に多いんですね。なので右ではなく心持ち右下を押す、そうしないといけない。まあ、下を押してしまうと口笛を吹いてしまって、それもまた困るんですが……。

Joy-Conだと左に十字キーはなく、それぞれ独立した上下左右のボタンを押すことになります。これだとアイテムはアイテム、武器は武器、間違いなく切り替えることができます。この十字キーのフィール、自分だけの問題かと思ったら、他でも同じようにいってる人が散見されるので、そういう癖があるんでしょうね。『Splatoon 2』だと十字キーでジャンプ先を切り替えることになってるんですが、このフィールだとジャンプ先間違いが発生しそうで、ちょっと心配です。

2017年3月14日火曜日

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』、これ、尋常じゃないです。ものすごいこと話題になってたので買ったのですが、これがもう大正解というか、やばい世界に踏み込んでしまったというべきか、まいった。毎日遊んでしまう。夜寝る前に、ちょっとだけ、まあ、これでちょっとですんだ試しなんてないんですが、ほんと、実際そのとおり。ああ、もう3時だよ、あ、3時まわっちゃったよ、もういい加減に寝ないと翌日に響く、響く……、響いてしまっています。まずい。すごくまずい。しかしこれ、ほんと、なんなんだろうなあ。変に病み付きになる、そんなまずさがあります。

面白いのか、そういわれると、うん、多分面白いんでしょう。なんか、よくわからんのですよね。大きなメインストーリーは当然ある。けど感触としては完全放置って感じでして、なんか、え? 今、自分はなにをしないといけないんだっけ? ありがたいことに、ちゃんとやるべきこと、システムがまとめていてくれて、それ見ると目標も進捗の度合いもわかるようになってる親切設計なんですけど、気を抜くと、あれ? 今、自分はなにをしてるんだったっけ? 忘れてしまう。だからとりあえず小さいことからチャレンジして、このあいだ高所から見つけて地図にマークしておいた祠をひとつでもふたつでもクリアしていってみよう。そう思って祠までいってみたら、おや? 沖に島が見えるな。あれ? 山方向に祠の反応があるな。ふらふらと誘き寄せられるように近づいていくと、そこでまたなにか別の目標を見つけてしまって。基本的にこの繰り返し。こうなるように設計されてるんだとは思うんですよ。まんまとしてやられてるんでしょうなあ。

大きな目標は当然提示される。その枠組みの中で、どのように進行させていくか、なにを優先させていくか、そうした小目標はプレイヤーに委ねられていて、お使いイベントみたいなものはあっても、それをやらなくても先には進めるし、今は乗り気でないから後回しにしておいて条件が揃ったら戻ってくる、みたいにもできる。私の今の目標は地図を埋めるです。このゲーム、目標地点へのルートどりが極めて自由で、どうしてもこのルートしか許されないみたいな場所はものすごく少ない。局所的にここからしか登りはじめられないみたいな場所はあるんですけど、いや自分が別ルートを見つけられてないだけかも知れませんけど、本来想定されているだろうルートを無視して山越え、敵との戦闘全回避みたいなやり方も可能。だから意識して巡らないと、各地のポイント、名称、その他、知らないままに終わってしまいかねない。それはつまらないなあ。いろいろ見て、いろいろ確かめていきたいなあ。といった具合に、プレイヤー自身が各々のテーマを設定して遊ぶことのできるゲームであるのですね。

自由に遊べる幅広さと、多少の制約と、そして世界を色付けるストーリーに設定。単純に、こうだから面白い、こうだから楽しい、とはいえないゲームに仕上がってると思っています。多分私の感じているものと、他のプレイヤーが感じてるものは同じではない。ですが、そこにおそらくは共通する、共感できる核のようなものはあって、きっとこのゲームをプレイするということは、その核を模索する試みなのだと思うのですね。

2017年3月13日月曜日

Nintendo Switch

 ふと気づいたんですけど、『うらら迷路帖』の紺さん。なにかと印象が被るんだよなあ……。あ、Switchだ。左ブルー、右レッドのSwitch、これ、紺カラーですよ。袴が濃紺、Switch本体はグレーというのも高ポイントですよね。Swich擬人化を果たした暁には紺その人になってしまうのでは? そう思うくらいに印象がばっちり被る。というわけでNintendo Switch、購入しております。残念ながら予約時の見通しが甘かったため、望みの色の入手かなわず、なんとか滑り込めた二次予約で唯一注文できたグレーモデルを手にすることとなりました。

Switch本体と一緒に購入したのは、『1-2-Switch』、液晶保護フィルム、そしてProコントローラーなのですが、発売当日に面白い新しい10年に1本の出来レベルなんて具合にやたら評判のよかった『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。思いたったら即購入、ダウンロード販売って便利ですね! ええ、これ、もうめちゃくちゃ面白い。毎日、取り憑かれたみたいにして遊んでます。これ、ほんと、危険なソフトですよ。

Switchの性能もろもろ、HD振動とかね、そういうのを体験したくて『1-2-Switch』を購入したのですが、少し母と遊んでみて、それ以来やってません。面白くないってわけじゃないんですよ? 早打ちね、いやもう母に完封されてまして、え? 嘘? 自分で思ってるよりも相当鈍かったりするわけ? ともあれ、この手のゲームは普段ゲームをやりつけてない人でも一緒に遊べるわけで、家族がいる、とりわけ子供のいる家庭だと大活躍するんじゃないかな? もう少し遊んだら他のミニゲームもロック解除されるのかも知れませんが、本当に全然遊んでないので、目玉のHD振動のゲームにまでは辿り着けていません。

複数のモードを切り替えて遊べる、これもSwitchの目玉でしたね。私は『ブレス オブ ザ ワイルド』、BoWを遊ぶのに折角の映像の魅力を堪能したいばかりにほぼテレビモードで遊んでいるのですが、たまにちょっとだけ遊びたい、amiiboの読み込みだけさせたいとか素材集めしたいとか、ほんのちょっとだけ遊びたい時にはテレビをつけるまでもない。家族が見てたりもしますからね。このSwitchのモード切り替えを便利に利用しています。モードの切り替えといっても、全然それを意識せずにできるというのが素晴しいと思います。ドックから本体を引き抜いてホームボタンを押したら、もうそれでテレビモードから携帯モードにスイッチされます。背面のスタンド立てて、Proコンを認識させたらもうテーブルモードでしょう。ほんと優れてます。モードをスイッチすることで、場所の制限から自由になって、それこそ際限なくプレイし続けることが可能になる。ほんと、人によっては冗談抜きで際限なく遊び続けてるみたいになってたりもするみたいですね。私は体力的な限界感じて、ちょっと遊ぶ時間を減らすようにしています。ええと、昨日あたりから。ほんと、きつい……。

BoWにハマってるのは勿論BoWの魅力あってのことですが、そのハマりように拍車をかけているのがSwitchというハード、その機能なのだと思います。これ、タッチパネルや文字入力を使うゲームとかなんかも今後出てくるんだろうなあ。Joy-Con含めコントローラーやタッチパネルといった入力の自由度、多様さもSwitchの有利であると思うんですね。

2017年3月12日日曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年4月号

『まんがタイムジャンボ』2017年4月号、昨日の続きです。

『大正みつば歌劇団』、朗読劇の演目を決めますよ。冒険ものがいい。ラブロマンスがいい。部員の要望を汲みたく思うも、どうにもこうにも無理っぽい。というか、部員は3人しかいないわけだけれど、これでちゃんといけるのかな? 演目は幽子発案で赤ずきんです。幽子が主役。マリが狼? でもって歌子が猟師になるのかな? マリの想像なのかな? ちょっと猟師やるのいやそうにしてる歌子がいいですよね。これだけでもうお婆ちゃんを誰が演じるか? みたいな話になりそうなんですけど、まあ、うまいことカットしたり二役やったりしたら支障なくいけそうですね。劇の準備の段階で設定にいろいろつっこみいれてみたり、そして役決めでは、おお、幽子が猟師やりたいって。そうか、この子は男役をやりたいんだった。結局ジャンケンで決めたんですけど、幽子がとりあえず負けてしまって、え? まさか負けが主役? これ、どうなるんでしょう。誰がどの役をするのかは、本番、あるいは練習が進めばわかりますね。しかし、この三人組、マリが前向き元気で、とてもいい。明るい、ほがらか、素晴しいです。

『ペンタブと戦車』。この時代に留まることを考えている里見青年。けれどさすがは未来人。彼の絵はどうにも評価されず、そう思えば最初からファンになってくれてる武田大尉はすごいんだなあ。ともあれ、里見青年の今後についてですよ。生活するには稼がにゃならん。けれどできる仕事がどうにも見当たらず、結局絵を描くしかないんですなあ。里見青年の絵に惚れこんでる、そんな武田大尉の言葉がすごくかっこいい。そして今回は里見青年の葛藤も見事で、ああ、描けといわれている戦争画に消極的なの、記録に残るからなのか。彼は自分がこの時代の人間ではないことを意識して、異質な自分や自分の描いた絵が記録に残らないようにとか思ってるんですね。なんかちょっと切ない、そんなエピソードでした。そして里見青年の活躍の場は、伝単の原稿づくり。なんともいえぬ活躍の場があったものですが、実際こうした女性のイラスト、配られてたりしたそうですから、これはこれで有効な作戦なのかも知れませんね。でも、これ、状況によっては記録に残るよなあ。

『大漁ガールズ』、よいですね。今回はバス釣りですよ。バスを釣ると人が変わる雪子さん。デカいの釣りました、写真撮ってくれって、それはいいんだけど、ハルキわざとなのかな? 魚ばっかり写して雪子が見切れてる。ハルキの、小さな釣果を大きく見せる写真の撮り方とかね、いやあ、ありっちゃあありなのかもだけど、記録するってこと考えるとあんまりよろしくないよなあ。というか、ハルキさん、涙ぐましすぎるせせこましさです。今回、ハルキに渡されたロッドでもって栄子が大物釣っちゃった。3人揃って写真を撮りますという、これ、魚ばっかり写されちゃったの、やっぱり釣れた魚こそが主役だからなのかなあ。ともあれ、あの3人一緒に並んでるのね、仲のよさ感じさせて、とてもよかった。写真こそは残念だけど、間違いなく思い出になってそうですね。

『私と幼ムコさま』、面白かったですよ。天狗の小太郎。この子をお風呂にいれたい。けど、小太郎は風呂をやたら怖れていて、なんで? そう思ったら、ああー、父から受けたスパルタ教育。やたら熱い風呂に叩き込まれた記憶のせいで、風呂が嫌いだ。そんな小太郎を強引に風呂に連れていって、あんこも一緒に入浴。バスタオル巻いてるんだけど、小太郎がとにかくその純情っぷりを見せてくれまして、思わず接触した時には、まさかの回転ひねりでのダイブ。めっちゃくちゃ面白かった。あの華麗なダイブの描写、それ見るだけでおかしい。ほんと、最高だったと思います。小さな小太郎、体の小ささは神通力の小ささだと、それを気にしているのがね。芯こそ強いが、いろいろコンプレックス? 抱えてそうですよね。そして気になるあんことの距離、どんどん縮まっていますよね。今はあんこが大人の余裕で一歩リード? かと思ったら、一気に小太郎が踏み込んできたりね、それで両者ともにドキドキしちゃったりね、いい塩梅、いいテンポで話が動いていると思わされますよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第4号(2017年4月号)

2017年3月11日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2017年4月号

『まんがタイムジャンボ』2017年4月号、発売されました。表紙は『レーカン!』天海さんが、おおう、これはなんだ、情熱がテーマ? 口に黒バラを一本加えて、妖艶なるフラメンコ!? いつもと違う魅力押し出してきていますね。『けいさつのおにーさん』、手塚さんと穂苅くんはマタドール。赤、青、絢爛華麗なその衣装が素晴しいです。『きつねとパンケーキ』紺乃も赤いドレスで華麗にダンス、といいたいけれど、この子の場合はちょっと背伸び感がありまして、それもまたよしであります。『大正みつば歌劇団』は娘三人、自分の演じたい役柄、それをやっておいでなのかな。ドレスのお嬢さん、凛々しい女衛士に花籠持った素朴で可憐な娘さん。それぞれに魅力的な装いであります。

『おにいちゃんと呼ばないで、桐原小鳥の新作です。朝、突然荷物をまとめるよう母からいわれた心。いよいよ夜逃げか!? そう思って覚悟していたら、行き先は大きなタワーマンション。飴ノ森悟なる会社員の家に預けられることになったというんですね。母親は考古学者? エジプトにいくんだそうです。なので心を悟に預けるという。なるほど、このふたりは兄妹なのね。互いにその存在を知らずにいたけれど、鑑定の結果はほぼ間違いなく血縁にあると示されて、かくしてふたりの暮らしがはじまることとなりました。悟はずっとひとりで過ごしてきて、そんな思いを心にはさせたくないと思ったみたいですね。今はまだ交流ともいえない交流。このふたりの距離、関係の変化、どうなるのか楽しみですね。

『けいさつのおにーさん』は穂苅くんの若い頃の話。警察学校にて鑑識の仕事について学んでいて、これ、こういう研修でもって適性など判断したりするのかな? 指紋をとる。足跡もとる。うまいことできもんだから、自分は才能あるんじゃないか、ついついそう思ってしまった穂苅くんだけど、後ろから足跡踏んで台無しにしたのは誰だっていわれてて、ほんと、上げてから落とすまでがはやいはやい。今回は鑑識のこと、指紋の種類とか採取の方法とか、いろいろ紹介されてるそれがただただ面白かったです。鑑識を学ぶのに模擬の一軒家があるとかも面白い。若かりし日の穂苅たちが、将来どういう部署にいきたいか、そうしたことを話し合っている様子、これはもう青春を感じさせますね。そして穂苅の鑑識について勉強する意味、それをしみじみ語るところとかね、ああ、そうか、そうだよね。これはやられました。

今回は二本立て。一本目が穂苅くんの若き日の夢だとしたら、二本目は手塚さんにもスポットライトがあたって、若き日のころ、夢見た仲間がいたというのは穂苅くんに同じであります。今回は卒業式の話。なるほど卒業とともに行き先が決まる。卒業配置、略して卒配。その様子描かれて、ああ、こうして警察官としての第一歩がはじまるんですね。手塚さんのひとりしんみりと思い出す卒業式の時の情景。そばには女性があって、はたしてその人はいかなる人なのか。ええ、切ない思い出なのでしょうなあ。これまでも手塚さんの昔のエピソードにそっと添えられてきた印象、それがまたここで静かに響いた、そんな気がします。

『あの日の海と16歳の夏休み』、新作です。スタイリストの仕事をしているお嬢さん。夏に吹く風に昔のことを思い出して、それは海辺の町の少女の頃。干物の直売所がおしゃれなお店になってると見にいってみれば、それが美容室。声をかけられても今はお財布がない。ならカットモデルになりませんか? 誘われるままに店に入ったこの子の、ずっと抱えてきた悩み。おしゃれは好きだけど、どうしたらいいかわからない。そんな彼女に優しく語りかける言葉と、そして髪に触れその表情さえも、気持ちさえも一変させたその手の技。美容室の最初のお客になったこの子、出会いと新しい髪形が後押ししたのでしょう、前向きになりましてね、この出会いと変化のエピソード。静かながらも丁寧に描かれたそこに、人の心のダイナミズムが感じられて、素敵な話と思いました。

  • 『まんがタイムジャンボ』第23巻第4号(2017年4月号)

2017年3月10日金曜日

『まんがタイムきらら』2017年4月号

『まんがタイムきらら』2017年4月号、昨日の続きです。

『おとめサキュバス』は森林公園でピクニック。そうか、森にくると故郷を思い出しますか。細かな面白ポイントが多くてよかったですよ。みちるのサキュバスを観察する気満々なころとか、蛇が怖い王子ちゃんとか、そして穴に落ちるおにぎり! あれは見た目にも面白かった。お弁当を激辛にしてしまったルナのささやかな嫉妬心も。リフレッシュ目的のピクニック。いろいろトラブルあっても、それでも楽しいという様子は実に素敵で、読者にとってもよいリフレッシュになったのではないかと思います。

『泣きむしストラテジー』。皆でホラー映画を見ます。目的はもちろん牡丹を泣かせることなんだけど、牡丹の苦手という動物映画、牡丹は感動系のつもりで話していたのに、クレアは動物系ホラーと勘違いしてしまって、いや、さすがに間違いすぎじゃない!? と思ったものの、これ、クレアの中ではもうすっかりホラーで気持ちがかたまってしまってたんだろうなあ。ともあれ、ホラー鑑賞会。あのお菓子の袋、ハサミで切った、あれ面白かった。アメリアもいいキャラクターになってきてますね。そして鑑賞会。最初にクレアが沈没。アメリアは平気なのかと思ったら、ジャンル次第では駄目なのか。クレアが夜ひとりになりたくない。ほんと、あかんたれだなあ、そう思ってたら、アメリアもそうか! でもって最後につくしも駄目だったという、この徹底ぶり。君もか! 君もか! みんなか! といわんばかりの畳み込みにすっかりやられましたよ。

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』、新たな展開、傾向なのですが、こういうのも面白いですね。魔法がらみのトラブル、それを解決しますよ。今回は弱ってるところを保護された魔法動物の介抱ですよ。なるほど、ツバサは魔法学術大全でもって種を同定し、スズは例の可愛いポーズで魔法の行使。で、妹に目撃されちゃって、あのえまの目、光失っちゃってるの、おかしかったです。守人のこと、えまには知らせてない。スズが将来守人の任を継ぐという。つまり宮司になるっていうんですが、スズは宮司に、つくしは魔法の世界に進学するという、日常に隣合うように存在する非日常、その不思議さ、実に魅力的であります。

『ひなまるすまいる』、最終回です。ひながおばさんと一緒に暮らすことになるという話。ああ、これでお別れ? ふたつの可能性を思ったんですよね。ひなが留まるパターンと、もうひとつはひなを見送るパターン。後者できましたよ。おお、そっちなのか、正直意外であったのですが、うらら様と別れがたく思っているひなと、ひなとの別れに気持ちの整理がつかず、折角このところ外にも出るようになっていたうらら様、また部屋に籠ってしまっているというのですね。ああ、いよいよひなが屋敷を去ろうというその日、その時に、うらら様、ドレス姿で現れて、ああ、うらら様、ひとつ自身の壁を越えましたね。ちょっと切ない別れに、ひとつの達成感を添えて、最後には明るく別れていく。この一連のシーン、素敵でありました。お先にと自走していくカートとかね、ほんと、おかしい。で、最後の落ちですよ。おおう。うん、こうであってこそですよ。そう思わせるラスト、なんだかほっとさせられるよさありました。

My Private D☆Vはうちのまいこ。『ななつ神オンリー!』の作者です。今回のD☆Vポイントは、セーラー服を着てる女の子。ブレザーもいいけどセーラーの方が好き。灰色も可愛いし、水色もいいけど、黒に白タイが一番好きという、その言をまさしくイラストにて実現して見せて、ええ、セーラー服の女の子。胸には花のブローチ。手には黒い丸筒。ああ、これは卒業式ですね。黒のセーラー服にカーディガンを羽織って、その小首をかしげてみせる様子は、ちんまりとして麗しく、多少の憂いも感じさせて複雑な心情を思わせるようなよさがありますよ。その子の座っている段、その隣が描かれたことで、誰かが隣にくること、それを待っている? 期待している? ちょっとのことで物語を感じさせて、ええ、とてもいいイラストでありました。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第4号(2017年4月号)

2017年3月9日木曜日

『まんがタイムきらら』2017年4月号

『まんがタイムきらら』2017年4月号、発売されました。表紙は『ゆゆ式』、ゆずこと縁、どういうシチュエーションなんだろう。服装はいつもの制服。それでマフラー共用しましてね、手と手、指先と指先をちょんとあわせたみたいに、これ、ゆずこの側に縁が歩み寄ってきている、そんな様子かな? ともあれ、ゆずこさん眼鏡姿。こちらを見返るその表情、いい笑顔でありますよ。

三者三葉』、もうほんと、新しい局面に入ったって実感させられますよ。修学旅行に必要なものを買いにいきます。まずは葉山、西山、葉子様組。いや、すごいんですのよ、葉子様。ネコ柄の服を見つけましてね、当然といっていいものか、取り合うふたり、譲りあわないふたりに、わたくしも買いますから3人でお揃いにしましょう。うおお、葉子様が気を使ってらっしゃる! しかも西山に茶化されて、ちょっとお怒りをあらわになさってる! しかし葉子様、本当に成長なさいました。こちらの組が一触即発、いろいろきな臭さ感じさせてるかと思えば、もう一方、近藤、小芽、双葉組はというと、もう見事に平和そのもの。あの失言女王近藤が、失言してもなんら問題にならない相手、小芽! すげえ! えらいこと失礼なこといわれてもそうと気づかない。いいな、平和って素敵だ! そして双葉もうまくやれてて、皆、及ばぬところと及びすぎてるところ、それが噛み合って、すごくうまくはまってる、そんな感じがしますよね。もう、見事に好対照でした。ところで最後の葉子様。わたくしこれ似合わない。いや、でも、まあ、なんというか、可愛いですよ! というか、西山はもっと似合わないことない?

『甘えたい日はそばにいて。』、川井マコトの新連載です。好きな人にその気持ちを伝えられたらどんなにかしあわせであろうか。そうしたモノローグからはじまるこの漫画。なんと、普通の恋愛ものかと思ったら、違った。なんと、このお嬢さん、ひなげしさん、アンドロイドというのですか。人間と区別のない、というけど、機械じゃなくて生体!? いや、そのへんは問題じゃないですよね。決して結ばれることのない人とアンドロイド。そうでありながら、ひなげしはマスターである楓に恋を覚えてしまった。けれどその恋は誰も気づくことはない。両親を失い傷心の楓にも、その気持ちは届かないだろう。けれどこの人と一緒にいたい。傷ついているこの人の助けになりたいと、そうしたひなげしの一途さが光る。そうした第一回。ええ、普通の恋愛ものにはしないぞ、ならないぞ、とりあえず一段越えづらい高いハードル設置したといった趣です。

『ようこそ学園オーケストラ』。音楽高校での授業風景ですよ。沢山ある専門科目について白井先生にどんな授業なのか聞いてみましょう。音楽理論は? 音楽の理論の授業だ。新曲視唱は? 歌の授業だ。駄目だ! あかん! 全然伝わらんですよ、先生! 聴音の授業、最高でしたね。旋律などを聞いて譜面に書き取ります。ちゃんと「など」っていってるのがいいですね。和声聴音ってのもあるからね。ともあれ、千鶴がめちゃくちゃ面白い。心の声がダダ漏れ。ドッドレミーファレッドレー? ミーファソラソッソドー。しかも結構間違えてます! お腹、よじれそうだ! これ、面白いわ。この千鶴の授業での様子、これだけでもう満点でしたよ。入試でもあった聴音、それはどうしたのか? なるほど、たまたま耳にしていたわらびの歌、そのおかげだったのか。なので次の授業でもわらびの歌に頼ります。あの落ち着きのない千鶴が、もう人が変わったようにしゃんとしちゃって、これすごいな、自分もわらびの歌に頼りたい、とか思ってたら、効果が切れて、千鶴、また心の声をダダ漏れにする。ほんと、おかしい。わいわい、わあわあといったらいいのか、賑やかで、そのいろいろがおかしい。実に楽しかったです。

『ぽんこつヒーローアイリーン』、きてるわ。今回はアイリーンのサポートマスコット、るーぱーさんに焦点あたりまして、いや、すまぬ、そういやすっかり意識の外だった。このるーぱーさん、機嫌そこねると火を吹くのか。それでアイリーン、食べてたおすし、炙られてしまって、ここからの流れ、ん!! んまい!! なにこれ!? 焼いた方がうまいぞ。めちゃくちゃ面白かった。というか、アイリーン、めちゃくちゃ庶民っぽいというか普通っぽすぎて、その普通さがたまらんおかしさあるってんだから不思議です。るーぱーさん、失踪。え? これ、機嫌そこねたから? ともあれ、ラブリーメロンにも手伝ってもらって、と、お、これ、なんか、すごいことになってきてない? 身を呈してるーぱーさんのピンチを救ったラブリーメロンにるーぱーさんから渡されたネックレス。これ、メロンはおもちゃだと思ってるけど、いや、絶対そんなことない、そんなことあるはずない。ってことは、ラブリーメロン、本当のヒーローになっちゃうの!? 最後の一本のアイリーン、なんだか殊勝になって、頑張ろうって気持ちになってる、これよかったですよね。アイリーン、いい子ですよ。

『ボディーガードのいる生活』、ゲストです。女子高生、雨夜海月には柊仁なるボディーガードがずっとそばについていて、なにか危機あらば、ぐっと海月を抱き寄せて、その身を守ってくれるというんですね。なるほど、海月はお嬢様なのね。そう思っていたらどうやら違うみたいですよ。このボディーガード、時給百円。起業一周年の破格のサービス価格だっていうんですが、解約すると一千万の違約金はいいとして、契約期間は何年なの? ちょっと普通じゃない前提用意して、そのちょっとありえない状況を楽しみましょうといったような感じです。また学校では海月と柊がつきあっている、そんな風に思われていて、そのシルエットさえも誤解される。でもふたりの関係、ただのボディーガードとクライアントといった感じでもないですよね。ちょっと独特です。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第4号(2017年4月号)

2017年3月8日水曜日

『まんがタイム』2017年4月号

『まんがタイム』2017年4月号、昨日の続きです。

『ボンジュール!仲居さん』、今回のエピソード、素晴しいですよ。サラが見つけた古いノート。康弘の両親がかつてつけていた日誌。お客様に関することから天気まで細かに記録されていて、そして今回はこの記録が大活躍です。祖母との思い出を辿って訪れたお客さん。元気がないその様子を見て、サラさん、やっぱり介入しないではおられない。出しゃばりすぎじゃないかって反省しながらも、やっぱり困ってる、悩んでるお客さんがいたら、その助けにならないではおられない。ほんと、いいお嬢さんだと思います。宮原さんもサラのことよくわかってる。お、目が出てる! うおお、かっこいいなあ! 思い出のプリン、思い出の巾着袋。日誌の記録に助けられてのサービス。お客さん、ああ、よかったね、ちゃんとおばあちゃんのこと覚えてたじゃない。でも、この一連のエピソード、お客さんの思い出を救っただけじゃなく、康弘の思い出に、そして旅館に対する気持ちにも触れて、そしてサラも旅館での仕事に対する思いを強めて、とても美しい話だと思いました。

『おかわり自転車』、コトコとミト、ふたりの自転車行。熱いコトコと、ついていくのが精一杯のミトなんだけど、無理、無茶をさせてるわけじゃないんだよってのもちゃんと描かれていて、ほんと、自転車を楽しむことは、ただ走るだけじゃなくて、多面的な魅力があるんだってこと教えてくれるようですよ。コトコの楽しみは、好きな漫画の舞台にいくこと。ミトの楽しみは、コトコが見せてくれる景色やお店でのおいしい食べ物。ほんと、これは魅力的だと思います。そして今回はミトが、コトコがやるように漫画の台詞をここぞという時に使ってみせて、諦めたら全て終わり、そのしゃんと背筋伸ばして振り返る姿、美しさ感じさせましたよ。自転車の楽しみは、自転車に乗るその魅力あり、付随する魅力もまたあり。友達とのコミュニケーション、それも楽しみですよね。

『友ちゃん!』、いいですよ、これ。ホワイトデーのお返しで修からもらったシュシュふたつ。友ちゃん、本当に嬉しそうで、そうか、ふたつつけるんだ! 学校につくと優からもシュシュもらっちゃって、これでみっつ装備。ほんと、友ちゃんの嬉しさ、わかります。けどあんまりにも盛りすぎだからと、三和先生のところにいって、ヘアアレンジしてもらう。どのシュシュを頭につけるか、それを選ぶ時の友ちゃん、本当に魅力的。嬉しさ、喜び、照れた表情。ゆるふわツインテールになった友ちゃんの表情もね、ほんと、照れ照れで、めちゃくちゃ可愛い。目付きとかね、可愛い記号じゃないんですよ、友ちゃん。でもその友ちゃんの可愛さが、毎回毎回、これでもかって引き出されて、描かれて、これはほんとすごいです。ああ、そうそう、今回は修も可愛かったですね! いやでも、ちゃんと友ちゃんにそのドキドキする気持ち、伝えてあげようよ! 可哀そうじゃんよ!

『犬がいるので帰ります』、いい感じですよ。職場では仕事の鬼と思われている柳瀬俊。しかしてその実態は、犬のマロンちゅんにメロメロの犬好き? 犬バカ? 犬かわいがり! 職場での顔とマロンちゅんの前での様子、そのギャップがとにかくおかしいんですが、今回は後輩の芹沢真心。なるほど、まごころを縮めてまろって読ませる名前なんだ。この人の恋の歯車を全然意図せずまわしてしまってさあ大変! 後輩の岡崎春奈も俊のこと同じ猫好きと誤解して、恋の歯車ぐるんぐるん回しちゃってたりするわけですけど、これ、このまま恋の誤解進行したら、岡崎、芹沢のふたりの関係、どうなっちゃうの!? 俊の心はマロンちゅんのもの。でもマロンちゅんの心は俊の弟、恭に向いてそうですよね。俊のちょっとしたハートブレイク、これも毎回の楽しみですよ。

  • 『まんがタイム』第37巻第4号(2017年4月号)

2017年3月7日火曜日

『まんがタイム』2017年4月号

『まんがタイム』2017年4月号、発売されました。表紙は『おとぼけ課長』課長がメインで、大きなフランスパン、バケット手にして、今にも食べようというところ。今回のテーマはパンですね。『まりあ17』まりあはオーブンから焼けたパンを出してきましたといった様子。『さわらせてっ!あみかさん』あみかさんは、大きなパン両手に持ちまして、いや、そのでっかい食パン一斤サンドイッチ、全部ひとりでいっちゃうの!? 『両手に花村さん』花村さん姉妹もパン屋さんですね。同じパンがテーマでも、作る人、売る人、そして食べる人。いろんな立場でいろんな様子が描かれるの面白いですね。

『見上げればいつも妹が。』。今回は通勤通学の情景です。電車で途中まで一緒。空いた席に遥を座らせるツブテ。ああ、妹思い、そう思ったら、そうか見下ろしたかったのか。小さい! 小さいよ、ツブテくん! ふたりの様子見て、となりに座ったおばあさんが、優しい弟さんだねぇって。しかも遥、それを否定しない。いいな、この笑顔。そして新キャラです。遥お姉様を守るべく介入してきたお嬢さん。針山リズベットちゃん。お姉様に話しかけるなんて許さない。ツブテの魔の手から遥お姉様を守ろうとするんですが、この子、ツブテが遥の義兄と知っても、こんなにわか兄、認めないって、すごいよ。強気で無茶で、いい感じです。今後は、ツブテとリズベットちゃん、こうしてツノ突き合わせたりするのかな。リズベット、面白いのでまた出てくれるといいなあ。

『瀬戸際女優!白石さん』。雑誌に載ってるおしゃれな白石さんと実際の白石さんの落差。いや、でも、普段の家飲みしてる白石さんの方がいい感じですよ。そんな白石さんの結婚に対する意識。恋とかに縁がないみたいにいってますけど、チャラい年下から言い寄られても、納得できないことがあれば、さっさと振って帰ってしまう。ええ、この気風、実にいいですよ。料理人さんたちも軽く惚れちゃってるの、いいですよね。しかし白石さん、情に厚くて姉御肌。若手の俳優を自分の魅力でもって引きつけながらも、こんな女やめときな。うおお、かっこいい。かつての舎弟との交流もいい感じですよ。ほんと、ちょっとした理想形ですよね。かっこいい、楽しい、魅力的です。

はこいり良品』、しおりさんと中学生の交流ですよ。本に打ち込んでる女の子。昔の自分を思い出す。それで妹から心配されるっていうの、ほんと、姉ちゃん、どんな中学生だったんだ。妹マキの世話をしたりね、それが姉ちゃんの青春を地味なものにしてしまったのではないか。ちょっとマキの負い目になってるみたいですね。でも本の世界がしおりの毎日を彩っていた。そうした実感がこの人を支えてるんだろうなあ。中学生のお客さん、そのお母さんが心配してやってきて、でも大丈夫ですよってしおりさんがいう、その瞬間は本当に素晴しかったと思う。でも一言多くて失敗しちゃいましたね。でも、今のしおりさん見れば安心できるんじゃないでしょうか。

『秘書の仕事じゃありません』、年度末で忙しさを増す社内。なにか手伝えることはないかと申し出る中田さんだけど、彼女には重大なミッションが! ああ、社長! 社長を野放しにしないことか! 放っておくと仕事の邪魔をする。だから、なんとかして他のことに興味を引き付けておかないと! それで監視モニターを意味なく見させたり、大量のシュレッダー仕事させたりと、まあ、これはこれでちゃんとした仕事ですよね。シュレッダーの方ですよ? 今回は部下ちゃんカメラ危うし。働く社長を見て、思わずハイになってしまう中田さんなど、ちょっと珍しいものも見られたと思います。そして社長と父の時間。ああー、父もマイペースなんだ。でもこうして社長が暇で会社がまわってるの、これはいいことなんだろうなあ。

  • 『まんがタイム』第37巻第4号(2017年4月号)

2017年3月6日月曜日

『まんがタウン』2017年4月号

『まんがタウン』2017年4月号、一昨日の続きです。

『ちこはゲーセン一番星!』、これ、本当に面白いよ。今のところハズレがない。今回はメダルゲームの応用。お菓子を使ったプッシャー系の話題です。実は、こういうのやったことないんですよね。基本はアメ、でもアメだけじゃ訴求力が弱いから他のお菓子も使ってタワーを積む。なるほどなあ。倒れそうで倒れないのを組むんだ。ちこがですね、ゲーセンのゲームにあんまり詳しくなくて、かつおっちょこちょいなのがいいですよね。いきなり台を叩いて警報機作動させたりして、あー、こうなってるんだ、同じく詳しくない、よく知らない私みたいな読者にもその基本になるところを次から次へ引き出してくれるわけですよ。ゲーセンのゲームは、ばんばん取られても困るけど、ほどほどに取らせてあげるくらいでないといけない。そうしたこともよくわかる。ちことチーフの勝負、これも面白くって、そしてちこに賞品が! ああ、チーフ、ほんとにいい人だ。それをいいことにまたまた調子にのるちこがいいんですよね。

『新婚のいろはさん』。うおお、早倉さん、女子高生だ! セーラー服着て登場。この人の、見た目落ち着いて見える、成人しているいろはさんから見ても年上に見える。でもそのへん、気にしてるっぽいなあ。その早倉さんが、ひいきの漫画家、始の前では落ち着きもまるでなにもない、まったく赤面、まったくペース崩されるというんですよ。ほんと、これ、可愛いよ。で、そのこといろはに指摘されて逃げていく。始がいうには、騒ぐから鳥でもネコでもすぐ逃げられて。こういう、なんでもないような当たり前を面白く変えてしまうの、この作者の面目躍如たるものありました。そして後半は、いろはさん、セーラー服装備です。ああ、危険よ! ほんと、危険。でもカーテンでちまきになったり、こちらもやたら可愛くて、しかし、始くん、君、果報者やなあ。そんな人生、なかなかありませんよ?

『中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます』は、病院で働くことになりました。その様子描かれるわけですが、いやあ、これ、ハードですよ。想像と現実の落差。そして精神科病棟の情景がまた厳しい。そうか、薬品の匂いよりもウンチが匂う、そんな現場なのか……。ギュウギュウのベッド。大声出してる患者に対応しないかと思えば、別の患者には普通に対処して、けどそこには抑制帯。トイレもその場でという、これ、ほんと、ちょっと面食らうよなあ。けど、これも現実。圧倒的な専門用語の海にあたふたしながらも、なんとか対応していかなければならないという、このハードなシチュエーション。これ、さすがに不安が出てきますよね。

『ほぼほぼ商店』。金物店、だんだんお客がくるようになってきたんだ。でももともとの常連ふたりには不評。そうか、人いない方がいい系のお客だもんなあ、君ら。そんな店に訪れた昔を知る男。お客? と思ったら、ああ、太郎の父。この父との会話がですね、商店街のこれまでをうかがうことができて、洒落たフレンチの店、大衆食堂になったんだ! でも、これも生き残りの手だよなあ。ポリシー、こだわりを捨てちゃいけないっていってる太郎ですが、品揃え悪くない? そういう金物目当てのお客ね、この要望には負けといた方がいいんじゃないかなあ。しかし父と息子の傾向こそ違えどやってることが似ているというの、おかしかった。なんだかんだでうまくやれてるみたいですし、ということは太郎とこのお店も大丈夫なのかな? なんて思わせられますね。

『あいたま』、転校生ですよ。アイドルかと思いきや、スポンサーの娘だそうです。白金バニラさん。お前たちと馴れ合うつもりはない、なんていいながらも、ひよこのいたいけさに一発陥落。うん、こんなこったろうと思ったよ。あいとの殺伐としたやりとり、これも面白くって、しかし、あい、ほんと、正ヒロインと思えない、そんな魅力ある子ですよね。結局はいろいろチョロかったバニラだけど、蓮を追い込んだり、それではみちゃんを激しく怒らせたりと、この人のおかげで、他の子らの新たな魅力、優しさ、もろもろ、よく見ることできて、大変によかったです。とりわけ樹里ですよ。ああ、バニラの抱えている寂しさが垣間見えた。樹里の言葉に救われたバニラだけど、これだけだったらすごくいい話なのに、すぐに崩して引っくり返してくるところ、実にこの漫画らしいと思いましたよ。

  • 『まんがタウン』第18巻第4号(2017年4月号)

2017年3月5日日曜日

『まんがホーム』2017年4月号

『まんがホーム』2017年4月号、先日の続きです。

『マツ係長は女ヲタ』。いいですね。マツ係長の妹さん登場。なんと、結構さばさばした人で、今は結婚して南佐和子。この人の部屋がね、マツ係長、いやさ今回は由美子と呼ぶべきか、そのコレクション置き場になってるっていうんですね。うん、よくわかる。世の中ったらこういうもんだよね。家中に溢れかえるしろたんグッズ。昔の姉を思えば、なぜこうなってしまったのか、そう思わざるを得ない。いや、でも、好きなことに迷いなく打ち込んでる姉ちゃん、素敵よね。将来が大事なこともわかってる。けどそれと同じくらい今が大事。しろたんの今を応援したいという姉ちゃんの情熱、わかります。そしてその姉の情熱に感化されてる家族ですよ。母親もしろたんに詳しくなってるし、しろたんに駄目出し。それを父親が擁護するという美しい流れができあがっている。姉には姉の生き方がある、それをちゃんと理解しようとする佐和子はいい子ですね。いや、もう子って感じじゃありませんが。そして由美子、もう結婚とか諦めてるんだなあ。でも、なんかわかる。結婚かカラワンか、どちらかしか選べない選択肢用意されたら、カラワンとるでしょ、この人。ええ、すごくわかるんですよ。

『うちの秘書さま』、今回はうちのメイドさまですね。冒頭、のっけからヌードですよ。全裸。はじめ様のね。風呂が沸いてなかった。それでメイド連が責任感じちゃって、ああ! メイド長、責任とってやめちゃうの!? そんな、そんな殺生な! って、それで七瀬ににらまれて、とんだとばっちりですよね、はじめ様。この失敗をなんとか挽回したいメイドたち。いろいろ暴走して、お着替えまで手を出そうとする。でも、こんだけメイドのいる生活だと、それもまた普通だったりはしないの? メイドと目があっても不審に思うだけのはじめが七瀬相手だと態度が違う。それでジェラシー? 思うところあるメイドたちも素敵でした。しかしこのメイドたち、本当にはじめのことが好きで、これ、はじめがいいやつってのもあるんだろうなあ。最後のホワイトデーのお返しですよ。もう、メイドたち、感涙。ほんと、でも、そこまでなのか。毎度ながらすごいですよね。

『歌詠みもみじ』はゲームセンターでのできごとです。原形とどめないプリントシールにはじまり、巡回のはずが率先して遊んでしまってる先生。いや、先生いいですよ。エグいハメ技をとかね、そしてプリントシール撮るときのポーズ。なんと、世代で違うのか。ともあれ、あの時の先生、ちょっと可愛かったですよね。これ、作者のゲーセン体験が反映されてるんでしょうが、音楽ゲームのガチさとかね、あれ、おかしかった。確かなリアリティ感じる描写ですよ。メダルゲームで遊ぶもみじたちの危うさもいい。クレーンゲームでもその危うさ見事に発揮されて、というか、先生もか。ほんと、熱くなる。まわりが見えなくなる。それで先生は巡回中の先生に捕まっちゃうし、まりなは手段選ばなくなるし。欲しいものが出ない。お金つぎ込んでしまったせいで後にひけない。そうした一種極限状態においてあらわにされる人間性。それが彼女らのキャラクターを魅力的にしていましたよ。

『マチ姉さんの妄想アワー』、めちゃくちゃ面白かったです。桃太郎の最初に声をかけた動物達。やっぱり強いやつがいいってのがね、でも、そいつら全員断わったんだ。成功した後から、あの時断わって悪かったと謝ってる彼らにしても気まずかったりしたんじゃないかな。ええ、お供の3匹は誇ればいいんですよ! 今回の面白かったの、脅迫するカニ。おそろしいおチュン様。つづらのくだり、あれはほんとそのとおりですよ。物語では教訓云々になってますけど、最初からこういう仕掛けにしときゃいいんだよなあ。ほんと、さすがです。ツルの恩返し数本も面白かった。雪女の妻、これもめちゃくちゃ面白かった。そして極めつけは「ころりん伝説」。ほんと、この発想よ! 穴からゾロゾロ出てきたネズミたちが起業することをすすめるのね、ほんと、これ、すごいよ。絵がすでにおかしくて、ちょっと可愛い。しびれましたね。

  • 『まんがホーム』第31巻第4号(2017年4月号)

2017年3月4日土曜日

『まんがタウン』2017年4月号

『まんがタウン』2017年4月号、発売されました。表紙は『恋するヤンキーガール』ナギとアヤメちゃんふたりが、背と背をくっつけて、なんだろう、この微妙にもどかしい感じ、ほのぼの恋愛だよなあ。照れてるナギも、照れてるアヤメちゃんも、どちらも抜群に可愛らしいですよ。他には『新クレヨンしんちゃん』、『野原ひろし昼メシの流儀』、『鎌倉ものがたり』のカットが、そして『俺の生徒は神メイド』、新連載告知カットがございます。

『俺の生徒は神メイド』、新連載です。女子校に勤める若手教員、九鬼大介。生徒たちからはすっかりなめられちゃって、くっきー先生なんて呼ばれちゃったりして、しかし先生はこうした環境、状況、好ましく思っていない。そんな先生の心のやすらぎ、癒しの場所は、喫茶リトルバード、メイド喫茶だっていうんですね。そこで出会ったちょこるんなるメイド。1年前、1度だけ会ったこのメイドさんにすっかり惚れ込んでいたというこの先生。まさか、まさか、そのちょこるんが勤務先の生徒だったというんです。このへんはもう基本ですよね。しかし、店では天使、学校では地味で陰気で、でも辛辣、厳しく先生を躾ける、そんなお嬢さん。いやあ、いいじゃないですか。黙れの顔、素敵でしたよ。ほんと、先生、女生徒の顔、ベタベタ触ったりして、これだけで許してもらえてよかったっすね!

『ようこそ!スマイリーバーガーへ』、店員さんたちのよさ、出てきましたね。今回はたまこの友達、成瀬とりんかが来店です。りんかがですね、結構な傍若無人ぶり発揮しまして、うおお、南町田さん、おおいにビビってらっしゃる! けど、そんな自由奔放なりんかを萎縮させてしまう店長のスマイル。いや、仏頂面。すげえ。いやあ、どこまでなんだ。苦手、得意を助けあいましょう。そうしたたまこの申し出に、ただただ自分の我を通すんじゃなく、受け入れて、まかせて、そしてちょっとやわらいだ南町田さん、よかったと思います。そして店長の、たまこに対するフォロー、グッドでした。そしてお友達への内緒のサービス。おお、いい人だよなあ。なかなかそのよさが表に見えてこない。そんなふたりだけど、よさ、見えるようになってきてますよね。最後の笑顔の練習南町田さんとか、実によかったですよ。

『恋するヤンキーガール』、ナギがちょっと背伸びたんだそうですよ。以前はアヤメちゃんと同じくらいの背丈だったのに、今ではナギの方がちょっと大きい。こうした変化、アヤメちゃんは嬉しいのかな? そう思ったら、そうかあ、ちょっと複雑なんだ。変わらずいて欲しい、そんな願望があるんですね。さて、今回のテーマは身体測定でもあります。女子連中、緊急ダイエットなんていって、いや、前日にいくら頑張っても駄目ですよ。かくして身体測定当日。体重増えたとショックの人たち。かわりにナデシコは背が伸びたじゃん。ぼたんはよりグラマラスになったじゃん。けれどアヤメちゃんだけはそうした要因見当たらず、ああ、ああ、お腹が、お腹が! そうか、ナギだな。ナギのご飯がおいしいからだな! そこからのアヤメちゃん、実に面白かった。というか、女子、ほぼ全員がダメージくらってるのか。軒並み有罪判決を受けたようとか、あの表現、めちゃくちゃ面白かったです。ナギとアヤメちゃん、ふたりの会話、あれよかったですね。変わらずいて欲しい、そういう願いと、デカくなっても中身は変わらないよな、そうした安堵感。アヤメちゃん、折り合いついてよかったね、そう思って安心してたら、あー、あーあー、アヤメちゃんの秘密がナギにバレた! むにゅってまさか……!? いえ、想像してるものとは違うんですよ、ナギくん。でも、ナギはそんなの気にしないと思うんだけどなあ。まあ、かりにそうだとしても、自分が気にしちゃうのはしかたないですよね。

  • 『まんがタウン』第18巻第4号(2017年4月号)

2017年3月3日金曜日

『まんがタイムきららキャラット』2017年4月号

『まんがタイムきららキャラット』2017年4月号、先日の続きです。

『恋する小惑星』、あおとみらの再会。昔とは違ってしまっているふたりの距離。それをいかに埋めるか、縮めていくかという様子がですね、ああ青春、そういうほかないものありました。昔とは違う様子に戸惑ってるのはふたりともにおんなじで、時に停滞しそうになる、そんな展開をすずがぐいぐい引っ張る? あるいは背を押すですかね。ええ、三人、いい関係になっていると思いました。そして水星。みらが見つけた水星の光から広がる天体の話。そうなれば、昔と違う、変わった、そういったことは吹き飛んで、もう昔のままじゃありませんか。星が繋いだふたりの関係。それはそれは素敵でしたよ。

『はやしたてまつり♪』、三人で太鼓屋さんにいきますよ。さなみは待ち合わせの時点で疲労困憊。もう、気がはやるのはわかるけど、それにしたってハイテンションすぎない!? とはいうけど、ちょっと気持ちはわかるんだ。今回はいわおがおかしすぎました。そうか、電車利用しないのか。交通系ICカードとかもわからない。そんな彼女は乗り物がとにかく苦手で、ああー、以前の車でも乗り物酔いが酷かった。そしてそれは列車でも同じで、うおお、酔い止めの錠剤、その持ち方は見た目にもヤバいよ! でもってコンディション最悪。不安がコンディションを悪い方、悪い方に追いやってるんじゃん! 私も子供のころ、鉄道は大丈夫だったんですが、車がね、駄目でね、だからいわおの不安、わかります。けど、さなみとふう、ふたりの気づかいでピンチを乗り越えられたみたいで、ああ、よかったね。そう思ったら、ああー! 寝過ごしですかー! ほんと、どこまでいっちゃうんだろう。というか、ちゃんと太鼓屋さんにつけるんでしょうか。

『黒髪巫女とマリアウィッチ』、面白かった。今回はお鍋にこたつにと、寒い季節を乗り切るためのいろいろ描かれて、クロエがですね、すっかりこたつの虜。ああ、出るに出られなくなってしまって、とそんな中、姉マリアはこたつを出て、しかも寒い土間、冷たい水で食器の片付けまで! 寒さによく耐えるのは頼子も一緒で、ふたりが仕事してるのに自分ひとり暖まってるわけにはいかない。そう思って頑張るクロエの健気さにひとしきりやられたかと思ったら、クロエ、魔法で水をお湯に、さらには床暖まで! この活躍、見事見事、わくわくさせられました。けれど本当のわくわくは最後ですよ。おお、いよいよきたる春を梅の花が一足はやく告げていますよ。その情景、美しさに魅了されるマリア、クロエのふたりの表情。これがまた素敵でありましたよ。

『疾風ういんどみる!』はいよいよ大会。まずは予選の情景描かれますよ。なるほど、15艇が出場して、予選通過できるのは上位3艇。結構厳しいと、つむじたち、レースを前に緊張する様子描かれたと思えば、ふーこはというといつも通りのハイテンション。うん、この子は自然体がよいですよ。予選の相手、ライバルも紹介されますよ。聖風の鳳、水無瀬ペア。水無瀬夕凪、なんだか怠惰そのものといった感じの人ですが、なにか強み持ってそうな予感がしますね。そして鳳、水無瀬ペアを遠巻きに観察するナナ、ミミペア。このふたり、スタートライン、一番いい位置をじりじり確保して、他の船を寄せ付けない。スタートで一気に引き離すつもりか! と、そこに食い込むはやて、ふーこペアですよ。ここにいたるまでの描写。のんびりマイペース、いい風を感じて、その風を感じたい一心で動いたふーこの感性、判断が生きてる! うおお、このアドバンテージ。わくわくさせられますな!

『プリフリ番長!』、これ、人気出てきてるのか!? かわいいウサちゃんぬいぐるみに悶えるデッドエンドリナ。そんな彼女に渡されたお茶会への招待状。お茶会とはいかなるものか。わからないからと、わからないなりにお茶会をやってみる番長三人がおかしかったです。しかし、あんたら、なんでそんなに不器用なの? 可愛いに憧れて、けど可愛いに耐えられない。その狭間での葛藤、じたばた、もう見ているだけでおかしくって、笑っちゃうところあり、そして愛らしいなあと思わせるものあって、とてもよいですよ。今回も白玉、頑張ってますね。なんだかんだで、可愛い格好とかしないこの子が、一番可愛いもの知ってるんじゃないか。ミルフィーユ。そしてマカロン。マカロンの名前思い出せない、それだけで一触即発の雰囲気になる彼女らがヤバい。で、思い出してみたらマカドン。白玉、訂正できない! 勇気振り絞ってみるも、全然話聞いてもらえない! 白玉ぁ! 苦労するなあ! しかしいよいよこれから始まるかと思われたおしゃれお茶会が、まさかの乱入者のために頓挫!? ああ、リナたち、この襲撃に備えることができない! ピンチ、ピンチじゃないか! 白玉ぁ! しかし、まさかこんな展開くるとか、本当予想できなかったですよ。やられまくりです。

『トモダチヅクリ』、よいですよ。新しくできた友達、アカリと巴に誘われてゲームセンターにいきますよ。静がどえらい不安がってる。麻乃も初のゲーセンにそわそわしちゃって、ふたりとも可愛いなあ。最近は治安もそう悪くないよ。そういわれて、台パンとかももうないんですね? なんていう静に、残念ながら今も時々ある、悲しい現実が伝えられるところおかしかった。お菓子落とすゲームに魅了される静、UFOキャッチャーにキャッチされる麻乃。本当に面白い。静はつぎ込んだお金に退路断たれて、すっかり駄目なギャンブラーの心境に陥ってるし、麻乃もゲットできなかったぬいぐるみへの愛情がゆえに身動きできなくなってて、ほんと、ふたりとも、どんだけピュアなの! 取れなかったぬいぐるみ、芽衣先輩が取ってくれたんだ。先輩ふたりが加わって遊ぶ様子もよかった。で、秋先輩、ほぼ見てるだけだった理由がまたおかしくて、これ、笑いがとまらんですよ。そして最後にプリントシール。ああ、静も麻乃も初々しくて、よかったなあ、友達が増えて、こうして遊びにこれてよかったなあ。面白おかしいだけじゃない。可愛いだけじゃない。そうした魅力、これでもかって受け取りましたよ。

  • 『まんがタイムきららキャラット』第13巻第4号(2017年4月号)

2017年3月2日木曜日

『まんがホーム』2017年4月号

『まんがホーム』2017年4月号、発売されました。表紙は『らいか・デイズ』らいかさん、お花見ですね。おつまみにスルメ食べながら、でも飲んでるのはオレンジジュースでありますね。『孔明のヨメ。』、孔明、月英夫妻も料理にお酒と宴の雰囲気。このころの中国でも花見に相当するものあったりしたのでしょうか。『のちの真田幸村である』も三色のだんごもりもり食べながら、これもまた花見、というか、花より団子ってやつか。そして『もっと!夫婦な生活』は、夫婦でぱあっと灰をまきまして、ああ、これは、花咲爺ならぬ花咲夫婦でありますね。

『けいさつのおにーさん』はけいさつのおねーさんの話でしたね。警察官になるには身体基準なるものがあって、身長が低いとなれなかったりする。けれど長野県警はその基準を廃止したために、背が低くても警察官になれるのです! かくして身長148cmの女性警察官が誕生して、それが保谷さん。はたち! おお、小柄でショートカット、男の子っぽい清潔さあって可愛いよなあ。ええ、とても魅力的。元気で、やる気に満ちていて、そんな彼女にまわりの人たちがちょっと感化されてる? どうしても警察官になりたかったって話とかね、ほんと、皆に初心を思い返させる、そんな話だったんじゃないでしょうか。そして飲酒運転の検問での情景。ああ、保谷さん、女性で小柄だからって高圧的な態度で文句いわれたりするんだ。でも、それをうまいこといなしちゃう。うおー、すげー、かっこいいよね。これもまたプロの技なのでしょう。見事、見事に魅力的でした。

『孔明のヨメ。』は荘園の人たちの武術訓練の総仕上げとでもいいましょうか。その訓練の成果を見るための大会など開くというんですが、これがね、まんま運動会といった具合でして、ほんと、楽しそうで、だっていきなり借り物競争みたいなのから始まるんですよ。面白いなあ、レクリエーションも兼ねてるのかな、なんて思ってたらどうもそうではない模様。ああ、賊の襲来に慌てることなく必要な物品整える訓練か! すごいな、これ。楽しくしっかり訓練、皆のやる気もばっちりです。伝言ゲームも正しく情報を伝達できるかを見るためのものだし、しかも必要な情報にうかっと興味を引かれるようなの混ぜることで難易度を上げている。ほんと、戦、防衛の訓練を平和裡に行い、皆の結束も高める。素晴しい大会でした。そして劉備の側のエピソードも語られて、おお、劉表の説得に失敗! しかもその展開、曹操側、郭嘉にはまるで見通されてしまっていて、ああ、こりゃあ勝ち目ないなあ。ほんと、こんな連中相手に、どう打って出ればいいんだろう。

『宇宙ファラオ☆パトラちゃん』。突然しゃべり出した帽子。とはいうけど、帽子がしゃべってるわけじゃない。帽子についているアヌビスの目、それが通信機になっていて、パトラの日頃の行動も母上には筒抜けです! 悔し涙流してるパトラ、素晴しかったわ。よほど悔しかったのだろう。しかもプライバシーの侵害と抗議するも、しれっとかわされてなお悔しい。母上、したたかなお人であります。けれど母上、パトラのこと、よくよく心配して見守ってきたこともわかります。そしてパトラ、そろそろ帰ってくるようにいわれて、ああ、つらい別れの時がきましたか。パトラがですね、この子、すごく子供っぽく見える時あるけど、中身はそうそう子供ではない。この別れを、嬉しくもあり寂しくもある、そう表現して、ああ、帰れることは嬉しいけれど、のあ、れあの姉妹、そしてその母との別れは寂しい。その寂しさはれあにとっても同じで、泣いてしまった彼女に思わずもらい泣き。のあはさすがにお姉ちゃんなのか、憎まれ口きいて、でもパトラ、その心中、ちゃんとわかってるっていうんですね。ああ、いい友達ではないですか。次回、最終回。ここからまだなにが描かれるのか。パトラの母、セレーネの出方、すごく気になりますよね。

敗者復活戦!』。月穂サマ、調子お悪いのか。いつもよりも殊勝な態度が気になって、夕記がいうには死亡フラグが立ってる状態。おわびにおやつ買ってくるとか、いったいこの人になにがあったのか? さらにはPCの中やら書類やら妙に整理されていて……。と、この観察力、さすがですね。前回の父との対話、あれが効いたのかなあ。みたいに思っていたら、ああ、病院にいったらいろいろあれこれアレルギー持ちであることがわかったのね。ああ、ほこりのアレルギー、それで憂鬱だったの? そう思ったら、キャンプについていっていいか、キャンプの火にくべられて華麗に燃え尽きてみたいとか、うおお、不穏じゃ! 不穏なことおっしゃってる! ほんと、月穂サマがいつもどおりでないと、みんなあちこちで惑わされます。

  • 『まんがホーム』第31巻第4号(2017年4月号)

2017年3月1日水曜日

『まんがタイムオリジナル』2017年4月号

『まんがタイムオリジナル』2017年4月号、一昨日の続きです。

『スズちゃんでしょ!』、スズちゃんの悲哀など感じさせられたエピソードでした。お隣さんとの交流。前回の梨乃ちゃんのこと。そして呉服店の若旦那との会話。スズちゃん、一向に結婚する気配がない伯母、ということでいろいろ気をつかわれていたことが判明。傷ついちゃったんですね。それでしっかりしよう、そう思うにいたるわけですが、その時の横顔がなかなかにシリアスで、ぐっときたんですね。とはいえ、そうそうなかなか思うようにはいかないんですけどね。そうした緩さもスズちゃんの魅力と思います。それと、冒頭の洋装のスズちゃん、歩幅が着物くらいのコマのスズちゃん、めちゃくちゃ可愛かったです。

『予行恋習カノジョ』。高野蓮実に恋する男、晃二を出し抜くかのように、蓮実と仲よくなっていた幼なじみ習志野恋香。晃二相手に勝ち誇ってみたりね、ほんと可愛いお嬢さんだと思います。けど実際ははすみんから声かけられてたんですね。あまりに晃二から褒め讃えられるはすみんに、きっと裏の顔があるはず、なんて思っちゃう恋香、悪い顔! でもいいですよ、こういうの。で、恋香のこと気になってたというはすみん。おお、百合の香ぞする!? いやいや、違いました。気になる男の子がいるという。誰!? 晃二のこと!? いや、きっとそんなことないと思うんだけどなあ。ともあれ、話が広がりました。晃二の予行恋習につきあわされていた恋香、ここにきてはすみんの恋習にもつきあうこととなって、はたしてこの子、ふたりの間でうまく立ち回れるものなのか? というか、きっと恋香、早合点してると思うんだよなあ。

『歌詠みもみじ』、めちゃくちゃ面白いよ。抜き打ち服装検査。それでまりなが引っ掛かっちゃって、派手だ、目立つといわれたわけですけど、これ、この子のもともとの髪の色なんじゃないの? みたいに思ってたら、そうだ、そうだった、この子、化粧してた。それで化粧落とされちゃってからですよ。本人の希望により素顔はお見せできません。って、ええーっ! それは残念だ。ノーメイクまりな見たかったなあ。ポケットにいれとくもの。普通はハンカチとかティッシュなのに、もみじは筆にすずりにと、なんでこんなに入るのかってくらい入ってる。ほんと、おかしかった。頭髪検査でいつもとは違う魅力が開花したり、なかなかに楽しい回でもありました。そして最後に先生、2段でダメージが入る。ああ、ほんと、この先生もとてもチャーミングです。

『部屋にマッチョの霊がいます』。気にいってますよ。そうか、アッコさん、鏡に映らないから自分の姿見られないんだ。せっかく鍛えてるのに、ビルドアップしてるのに、自らそのボディを鑑賞することがかなわない。ああ、切ない! アッコと出会って、悩みを聞いてもらえるようになって以来の木葉。ちょっとずつね、元気なったとか、まだまだ自発的にとはいかないけど少しずつでも前向きになってると感じられるの、いいなって思っているんですよ。今回も、最初こそ私ごときとかいっちゃってたのに、アッコとの特訓を経て、いや特訓ではそれほど変わっちゃいないんだけど、友達だっていってもらえたことで俯いた気持ちが前を向いた。職場でもね、同僚の三枝さんから認められて、それでぱあって明るくなって、ああ、よかった、よかったねえ、木葉さん。と、ここでアッコ失踪!? 成仏!? わからんのだけど、ええーっ!? どっかでトレーニングしてるとか、そんな話よね? ほんと、この突然の状況の変化に気持ちがついていきません!

  • 『まんがタイムオリジナル』第36巻第4号(2017年4月号)