2026年10月27日火曜日

『まんがタイムオリジナル』2026年12月号

 『まんがタイムオリジナル』2026年12月号、発売されました。表紙は『はらぺこ母娘と元カレ家主』。ああー、みのりがかわいいですね。秋の情景。黄葉したイチョウの葉が舞い落ちるベンチにて、ゆったりと過ぎゆく秋を過ごす3人です。キョウのお弁当は栗ご飯にお芋ほか、炊き合わせ? みのりにあーんとサツマイモを食べさせているんですが、そのみのりの衣装が、眼鏡、ベレーで文学少女。なんというかわいさか。そんな母娘のとなりで、スケッチするのがたかはるです。ほかに『ラディカル・ホスピタル』、『クールな氷上さんは迫りたい』のカットもございます。

今月は読み切りが1本です。

『中学恋』

ちょっとした青春のスナップショットみたいな小編。先輩のことが好きな後輩男子。冬の夕方か、呼び出すも、肝心なことがいえずにいる。ガタイだけは立派になっても、まだまだ中身はしっかりしない。そんな後輩にしびれ切らしたか、もう帰るといいだした先輩。そこにちょっとした助け船。労務者風の男が、そこの二人! と、近づいてきたのです。

これは怖いよね。中学生となればなおさらだ。でも少年は彼女を守ろうと前に出て、こうしたところ、彼女には好意持って受け止められたようですよ。

このおじさん、ふたりのこと見てらんなかったんですね。ポケットから千円出して、この寒空の下じゃなんだ、喫茶店にでもいけといってくれたんですね。

ふたりで喫茶店は、ちょっと背伸びみたいな時代ですか? 先輩は慣れた感じだけど、後輩はもうすっかりアガっちゃって、でもって先輩に伝えたいことがあるのに、またまた言葉が出てこない。と、そこに今度は先輩から遊園地へのお誘い。ええ、言葉よりも振る舞い、態度がこそ、その思いを伝えたのですね。

『どうにも不器用な夫婦でして。』

仕事をひとつやっつけたヨシアキ。今日こそはさらに先へ進まんと、一緒に飲もうとマコトを誘う。とっておきのウイスキーですか? お酒でいい雰囲気に持っていって、そこから次のステップへ、という魂胆だったんですけど、マコトさん、めちゃくちゃかわいいな! 酔ったらこんな感じなんだ。ヨシアキの膝に座っちゃって、めっちゃくちゃ上機嫌。

さらにはこの人、酒の勢いでヨシアキのこと押し倒すつもりだったんだ。さすが夫婦といっていいのか、考えが似通っていますね。

でもちょっと酔いすぎた。よって順延、とヨシアキは酔っても理性的なんですが、マコトさん、引っ込みがつかなくなったか! 思いきった行動に出て、もうほんと楽しい人だな。で、ここで気持ち悪くなっちゃうのね。うん、マコトさん、しくじっちゃいましたね。

無理しないことが一番ですよ。でも、マコト、ヨシアキにしっかり跡を残して、すっかり意識させちゃって、なるほど罪な女性です。ところで今回は、マコトのどんぐりまなこが2回も見られて、とてもいい回でありました。

『もどかしコンプレックス』

目覚めたしーさん。はたしてここはどこなのか!? 焦る彼女に、ぼくの家と答えるもちさん。ああ、なんということ、しーさん外泊、もちさんの家に! もちさんのベッドに! ついにふたり、進展を見るのか見ないのか。と思ったら、もちさん、さすがにそのへんはいろいろ考えてくれてますよ。

佐藤さんを無理に泊めて、しかもネット越しにえのんさんも誘って、夜っぴてイラスト作業してたっていうんですね。

安心安全な紳士に淑女たち。そこにひとりしくじったしーさんが。皆におはようといってもらえて、嬉しくない! 恥ずかしい! とんでもない一夜になってしまいました。

それもこれも、もちさんが悪い。友田とお似合いだなんていったもちが悪い! そういわれて悲しくて、お酒に負けちゃった。すねちゃったというしーさんだけど、この子の本心、この子の恋心、もちさんもわかってあげな! って思うんだけど、神の視点を借りる我々読者とは違って、当事者はそうそう簡単に状況の端から端まで俯瞰できんもんなあ!

かくして、なかなかに大変だったふたりなのです。

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