『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、昨日の続きです。
『魔法柴犬★はなまる』
ニャンダーズに勝利した。あとは女王を目覚めさせるだけ! というタイミングで、まさかのはなまる闇堕ち!? はなまるをペットとして自分に従わせる愛莉の振る舞いは、ニャンダーズとどう違うのか。ブラックはなまるから突きつけられた問に、自分自身を疑ってしまった愛莉。
そこへ現れたのが、魔法少女の意匠を見にまとった、我らが魔法柴犬、はなまるなのですよ。
ブラックはなまるは、ニャンダーズが作り出した虚像とかではなかったのですね。はなまるの中にあった、もうひとつの意識。むしろ、はなまるの魔法少女としての核となった存在なのかも。その彼女が、自由を求め、柴犬はなまるを解放しようというのです。
けれど、愛莉とともにいることを頑として譲らないはなまる。これは、ペットの、人の相棒、友人としての生を生きる動物たちの気持ちなのかもしれませんね。愛莉がかつてはなまるをパートナーとして選んだように、はなまるもまた愛莉をパートナーとして選んだ。愛莉に従うことを厭わず、喜んで側にいようとする、そんなはなまるの姿勢に、飼い主としての誓いを思い出す愛莉ですよ。
しあわせとは、自由とは。その答は簡単にひとつのかたちには収まらない。自分のもうひとつのありかた、犬としてのはなまるの意思に触れて、その気持ちを尊重してくれたのですね。
この漫画は、異星よりの侵略者から人類を守る戦いに身を投じる魔法柴犬とその仲間たちを描きながら、ペットと飼い主の絆、そのしあわせに目を向け続けていたのですね。ええ、いい最終回だったと思います。
- 『まんがタイムきららMAX』第23巻第12号(2026年12月号)
『まんがタイムきららMAX』2026年12月号、
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