『まんがタイムきらら』2026年11月号、一昨日の続きです。
『しあわせ鳥見んぐ』
なんだこの、しあわせを感じさせない扉絵は。
さて、今回はちょっとした一段落。皆でがんばっていたバードソンは111位。上位とはいかなかったけれど、それなりに健闘したといえるのではないでしょうか。そしてトリさん動画の長文コメントの主が、鮎貝さんであると確認とれました。メッセージのやりとりにはトリさん愛が溢れ、そしてなんだかんだ親しみの感じさせる、そんなところがおもしろい人です。
この人、鮎貝さんはバードソンでも見事入賞していて、この姿勢よ。まさしくガチ勢。そして、この人の存在がすずに影響を与えるのですね。足を確保すべく、運転免許の取得を目指す。そうしたら、院の先輩から就活にも有利になるだろうといわれて、ああ、ここで一気に現実に引き戻されたというのですか。
時は否応なく流れていきます。いずれこの学舎から巣立つ日がくる。この先輩、あやめさんももうじき修士課程を修了して、社会へ出ていく。わかっていたはずの別れがもう目の前に。そしていずれは翼たちとの関係も変化していくと思えば自然泣けてきたというのですね。
しあわせなことなのに寂しいなんて。ああ、しあわせと侘しさの同居するその感情。そうした瞬間を、人はいくつも重ねていく。ひなも、またそのときを迎えんとしているのですね。
『ほうかごバスケット』
前半が終わって朱雀女子に14点差、しかもじりじりと離されている。この状況において、はなをエースとし最前線にひとり立たせるつばさの意図やいかなるものか。
エースとしての信頼か、けれどもはな自身がエースとしての自分を信頼できずにいる局面で、通用しない自分を突きつけられ続けるのは、さすがに過酷すぎるのではないか。そう思ったときに、るりが見せた独自のダンク。さらにここでまたも託されるボール。それがはなに自身への認識を変えさせて、そしてそこからの変化。プレイが、まるで違ってくる、その描写。ひとつ大きな山を超えた。自分を知り、それが自分を使いこなし、状況を掌握させるにいたらせた。
覚醒したエース。さらにここにもう一手あれば、試合のゆくえはわからなくなる。さあ、次は誰の番なのか。誰がここで一歩を進めるのか。目が離せない、そう思わせる展開です。
『海のみちるごはん』
キッチンカーは盛況だけど、収益はあがっていない。目減りする資金に、パニックに陥るこずえです。メニューが増えすぎて、経費が増えてしまった。人気はあるけれど、種類の多さが仕込みのロスにつながっている。
ということで、メニューを絞りますよ。こずえは抵抗あるみたいなんですけどね。どのメニューにも愛着があるんですね。わかる。わかるけど、経営のためには、ときにはつらい選択も必要。でも、ただ減らせばいいってわけではない、というのが飛び込みコンサル、アンジュの意見であります。
今回は、なるほどと思わせられることが多い、まさに学びの回でした。減らすというネガティブは客離れを引き起こしてしまう。ということで、ニーズを創造することでメニューの整理というネガティブをポジティブに転換させるのだ。
そのためのメニュー人気投票。客を、店のメニュー選定に引き込むことで、いわば当事者となってもらう。選んだからには食べにいきたいという気持ちも喚起させて、選から漏れたメニューは季節限定にするなど、なるほどいろんなやりかたがあるんですね。
こうした手段がとれるのも、これまでのがんばりがあったからこそですよね。メニューが増えたこともそうなら、ファンとして投票を見込めるお客さんの存在もそう。ここでひとつステップアップが図れそうです。
- 『まんがタイムきらら』第24巻第11号(2026年11月号)
『まんがタイムきらら』2026年11月号、
0 件のコメント:
コメントを投稿