2026年10月12日月曜日

『まんがタイムきらら』2026年11月号

 『まんがタイムきらら』2026年11月号、先日の続きです。

『星屑テレパス』

かつて、人としてこの世界に暮らしていたユウの過去を見ている海果。将来への希望を断たれながらも、皆の前では明るく振る舞う友の姿を追うなかで、遥乃の祖父、明一とのつながりを知るのです。明一が持っていた宇宙語辞典。宇宙人を自称しはじめた友にとっては、まさに興味の対象。好奇心の赴くままに明一に話しかけ、そして仲を深めるにいたるのです。

明一から託された宇宙語辞典。ともに異星人との出会いのロマンも引き継ぐこととなったのでしょう。宇宙語に、宇宙人の歌。すべては小さな妹、愛を喜ばせようというひたむきな愛情。しかし多くの宝物を手にしながらも、自分の将来を描くこととのできなかった友。その姿を見る愛は、それゆえに宇宙人ユウの存在を夢見ることができず、その姿を見ることもかなわなかったというのでしょうか。

いよいよこの物語も佳境でしょうか。海果が見ているこの光景。それがいかに、今の彼女たちの問題に繋がろうというのか。そしてその先に描かれる未来とは。決して悲しい結末は迎えないでほしい。その一心で見ています。

『なーんもうまくいかん!』

菜子がなにやってもうまくいかん! ってのは、やっぱりこの子の自意識がためよなあ。とは思うけど、別にこれは菜子に特有のものではなく、思春期なら誰もが通る道なのだと思う。ただそこで要領だとか、やりようだとかはあるだろうけど、ほら今回も静先輩がしくじってるでしょう? えっちな同人誌の存在、それを明らかにしたくなくて、ごまかして自爆した。でも、静の場合、即座にケアできたからそこまで傷は大きくならずにすんだわけです。

でも、菜子はそこんとこ違う。めちゃ興味あるのに、興味がないふりしてしまった。いや、普通に考えて、この年頃ですよ、興味ないなんてことまずないわけですよ。好きとか嫌いとかはあろうけれど、なにかしら意識はしがちでしょうよ。でも恥ずかしい。ゆえに興味ないふりしてしまう。

で、すぐに反省して、先輩だけならバレてもしゃあない、ここまで割り切れたのはこの子にしては上々でしょう。でも、お友達、千代衣に弥美に関しては、あああ、必要以上に隠蔽しようとしたせいで、セルフ追い詰めからの大失敗。もう、なんもうまくいかんわけですよ。

でもまあ、はやめにケアできてよかったね。からの、ふたりともに歩み寄ってくれて、さらには理解も得られてなおよかったですよ。というか、弥美は菜子以上に前のめりですがな。

でも、まさか出てきたのが、そこまでコアなやつだったとは! 勇者系ぽいよね、ロボアニメのえっち系同人誌! えらいの出てきて、誰も理解が追いついてない。ええ、菜子、無駄にダメージ負ってしまった。とはいえ、このダメージあってまた友人との仲も深まったんですよ。結果オーライですよ。

『ざこのみなさんお大事に』

衣替ええぬ氏に椿氏、ふたりともにかわいくていいですね。さて、そんなふたりにみみ氏から発注の大役が伝授されます。在庫数に売行きなんかも加味して、発注するしない、追加発注するならどれくらい注文するかなどなど、えぬ氏、椿氏の差配でもって決めていいというのですか!?

でも、えぬ氏、ずいぶん簡単に考えてる。そこにみみ氏からの厳しい御言葉ですよ。なんと、発注でしくじるとえらいことになる! というか、なった! そのつらい過去が語られるのですが、みみ氏の新人時代、かわいいよね。ともあれ、そうそう数の出そうにないニッチな商品を300仕入れてしまったわけですが、これ、その後、どうしたんでしょうね。値引きするとかして売り切ったんでしょうか。

発注業務をふたりに託したみみ氏。猫田さんにその旨報告したら、成長したなあと感慨深げに回想されて、ええ、新人時代のみみ氏、かわいいですよね!

かつての自分を振り返り、えぬ氏と椿氏の様子を確認しに店頭に戻ったみみ氏。そしたら、ふたり、発注するしないでめっちゃもめてる! いやもうほんと、お菓子を推す推さないでここまで意見がわかれるとは! これ、もし自分だったら、まずは様子見、椿氏に賛成するところ。みみ氏はこれをどう収めたのでしょうね。

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