『押しかけギャルの中村さん』、第60話を読みました。
『押しかけギャルの中村さん』
まさか、ふたりの関係がこんなに急に進展してしまうなんて!
バイト仲間のおすすめ映画を見に、映画館に繰り出した3人です。3人? ええ、かりんと秋山と後藤。かりんを狙う男がふたり。互いに火花を散らす展開か!? と見せかけて、かりんを挟んだふたりが、映画の上映中、手と手を絡めあう展開があるだなんて!!!!
感想戦では映画の見方、批評のスタイルの違いで後藤、かりん vs 秋山というまさかの対立が発生してしまいましたけど、そこで秋山がブラインド商品のシークレットを引くというミラクルを発生させる! レアなアイテムを欲しがるかりんに後藤でありますよ。最初はかりんが申し出た。そこに後藤が介入したのは、秋山の、秋山からのプレゼントを欲しいという気持ちの表れですよね、後藤氏! もう素直になったらよろしいのよ!
今回はさらに進展。3人でいったスケートリンク。まさかの全員初心者、からの秋山に抱きつくかりん! からの、負けじと秋山にすがる後藤。すごい! すごい三角関係だ! 秋山を奪いあう構図が出現だ!
からの秋山、後藤の火花を散らす低レベルスケート競争勃発。しかしこれがまさかふたりの関係を意味深に進展させることになるだなんて!
いや、ちょっと明確に描かれてないからなにが起こったのかわからないんですけど、後からでも描き下ろしてくださってもよろしいんですけど、ふたりともに言及しないそのできごと。ああ、そこからはじまる恋があってもいいじゃないか!
さて、似ているもの同士こそがカップルとしてマッチするのか。そうしたテーマも見られた今回。似ているからこそ話があう、共感しやすいということもあるけれど、似ているからこそ譲れないことだってある。互いに足りないところを補うあう、そんな関係もありますよね。
だから、ちょっと考え巡らせてしまった秋山も、そんなに気にせず、好きという気持ちを尊重したらよろしいのですよ。ええ、後藤が悲しむ顔は見たくない。ふたりがカップルになったら、両者ともハッピー! いや、ふたりともに同じ人を好きになってしまった。似ているからこそ譲れない。だからといって、秋山にとって、後藤は失いたくない友人。葛藤があるんですね。
ライバルでいて友達。そんなふたりの関係。将来、かりんと秋山がゴールインしたその先、この友人関係がどのようになっているのか、それもまた気になる。きっとより以上に仲よくしてるものだと、願うんですね。
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