2019年9月23日月曜日

ゼルダの伝説 夢をみる島

 ゼルダの伝説 夢をみる島』、あともうちょっとでクリア? ってところまで進めています。ダンジョン、残すはあとひとつ? あるいはもうひとつふたつ後に続くのかも知れない。アイテム集めも順調。使用アイテムも空き枠ひとつ残すのみというところまできて、これは最後のダンジョンにあるのか、あるいはフィールドのどこかに隠されているのか。まったくわからないながらも、わからないなりに、いや、わからないからこそ楽しくプレイしています。

プレイしてみての雑感です。

ワールドマップがせまいです。本当にせまい。端から端までちょっと歩けばすぐ到達できるくらいのコンパクトさで、けれど特定のアイテム、特定のアクションが使えないうちは越えられないようになってる地形が要所に配置されてることで、ゲーム開始時点から好きなところにいけるようにはなっていないんですね。

こうしたところは、先日プレイした『神々のトライフォース』と一緒。ワールドマップの大きさは、神トラと同じくらいかも知れないけれど、操作性が格段にあがってるからむしろ移動しやすく感じる。またグラフィックがフィギュア、ミニチュア感あるために、より一層箱庭感が出て、コンパクトという印象を強めているのかも知れません。

ワールドマップをせまく感じるのは、昨今の大容量があたりまえになってからのゲームと比較してしまってるということもあるのかと思います。ほんと、最近のゲームは果てしないですからね。けれど、夢をみる島に関しては、果てしなく広いマップじゃなくてよかったと思っています。

それこそ、ゲーム開始直後からいけるような場所、洞窟にアイテムやキーパーソンが隠されていたりするんですよ。最初のうちはアイテム、アクションが限られているためにアクセスできなかったそれらをとりに、後々戻ってこないといけない。これ、マップが広すぎたりしたら、もう嫌になってたと思う。適度にコンパクトで、適度に見通しがきくからこそ、このいったりきたりを楽しめるのだと思います。

敵がそんなに強くないのもいいですね。正直、ボスがあんなに簡単に負けてくれるの、驚くくらいでしたから。手間取ったボスもありますよ? けどそれは強いからとかじゃなくて、どうやったら倒せるのか、その手順、ギミックに気づくのが遅れたからで、わかってしまえばもう簡単。基本、どのボスもこんな感じで、ピンチになる前に勝てるから、現時点で死亡回数ゼロです。これ、ゲームに難しさ、手応えを求める人にはものたりないとなるのだろうけど、気軽に、カジュアルに楽しみたい向きには、これくらいでもいい感じです。

そんな『夢をみる島』、私がなにに一番意外性を感じたかというと、あれですよ、ブーメランですよ。ゼルダといえばブーメラン。敵を足止めし、ドロップアイテムを引き寄せ、ギミックの作動にも弱い敵の排除にも使える、あると便利、ないと不便なアイテム。それがブーメラン。これ、たいていのタイトルで最序盤から使えるようになると思うんですが、それで中盤くらいで飛距離が伸びるのね? でも、『夢をみる島』、いつまでたってもブーメランが出てこなくて、待って? もしかしてブーメランないの? ほんと、異色タイトルだなあ、とか思ってたら、終盤にさしかかろうという頃合いでブーメラン出てきたんですよ。

ブーメラン、めっちゃ便利。というか、『夢をみる島』のブーメラン、強くない? 普通にフィールドの敵、倒せちゃう。1発目で足止め、2発目でとどめ、みたいな便利さがあって、かと思えば、これまでどうしても倒せなかった迷宮の敵とか倒せちゃって、なんじゃこれ!? ほんま、強い。しかもブーメランでしか倒せない(?)敵、妖精を放出したりするんだよ! 飛び道具で安全に倒したうえに、体力まで回復できちゃう。

こういうところも、『夢をみる島』は簡単めに作られてるのかも知れませんね。すいすい進められて、逆にそのせいでやめどき見つからなくて、ついつい夜更かししてしまう。『夢をみる島』、危険なゲームです。

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