2014年9月19日金曜日

『まんがタイムきららMAX』2014年11月号

『まんがタイムきららMAX』2014年11月号、発売されました。表紙は『きんいろモザイク』、メインの5人が揃い踏みであります。中央にかしこまったシノ、両手にアリスとカレンなんですね。アリスが担いでいる蛇の目傘、ちょっと大きくてですね、アリスの小柄さが際立っております。そして後ろに、綾、陽子。大人しい綾、元気な陽子。右に大人しい組、左に元気組が揃って、けれどこれでうまく調和している。こういうところが、『きんいろモザイク』のらしいところなのかも知れないですね。

きんいろモザイク』、金髪同盟がすごいな。シノと穂乃花。先日できた同盟ですけど、ふたりの金髪愛、金髪趣味は、もはや常人のついていける領域ではなく、綾がもう本当に見事なつっこみ役に。カレン曰く、ふたりはそれぞれタイプが違うらしいんですけどね。オールマイティ・シノと一点特化穂乃花。って、これは単にシノが見境ないってだけなのでは……。しかし、今回はシノと穂乃花の金髪愛をかけた対決とかおかしなテンションが面白くて、ほんと、なんなんだろう、このノリ。もう、最高でしたよ。

いちごの入ったソーダ水』、皆のペンネームが決まりましたね。って、ほんとにこひめはがんもでいくのか。がんもか。なんか、昔のアニメ思い出すな。しかし、それでるーちゃんのペンネームがいちごになるとは、って、ああ、そうか、タイトルのいちごってこれ!? 今回は、月の真夜に対する男前攻撃、あれが見事でした。先生、完全にやられちゃってますよね。ほんと、まっすぐな黒髪、皆に誉められて、喜んでるのか、照れてるのか、あるいは過去の悲しみに襲われてるの? 先生、翌日も髪下ろしてて、よほど嬉しかったんだなあ。なんか、この交流とてもよかったです。そして我らが杏奈。いかすな! 全然むくわれねえな! ところで、月と雛菊がコラボすると、いちごだいふくになるのか……。

『透明スマイル』、ゲストです。クラスの目立たない女の子、遠野さんに声をかけてみた藤森君。って、私が見えるんですか、そのセリフに、もしかして幽霊なの!? いや、そういうわけじゃないのか。人魂飛ばしてたりしたから、本当に幽霊なのかと思いました。目立たない。誰からも声をかけてもらってなかった。それが、こうして話し掛けられて、ちょっと驚いて、けどなんとかして友達増やしていこう。目立つ服装してみたり、それでよりによって幽霊というのもなんですが、結果、これで演劇部の友達をひとり、そして学校に怪談をひとつ作っちゃうんですね。今はまだふたりだけの友達。これからいろいろチャレンジして、友達が増えていくのでしょうね。

『新米アニメーターひなイズム』、ゲストです。新人アニメーター、大泉ひながやってきたのはスタジオ練馬。今日からアニメーターデビュー、とのことですが、待遇の悪さから社員がひとりもいないという会社です。社長の桜台もか。発注に対し、ふたりで必死に描く、そんな具合であります。ひなは新人にして即戦力級とのことですが、ということは専門学校とかで描いてたってことなのかな? 新人は最初は動画から、みたいなことを聞いたりしてたんですけど、この漫画の「すごくリアル」というところは、どれくらいリアルなのかな? このあたりは、その周辺に詳しくない自分にはよくわからないところでありますね。しかしのっけから報われないひなですけど、これでこの先、どう続けていくのか、そのひなのモチベーションが問題ですね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第11巻第11号(2014年11月号)

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