2014年9月12日金曜日

『まんがタイムジャンボ』2014年10月号

『まんがタイムジャンボ』2014年10月号、発売されました。表紙のテーマは、天海さんと仲間たち。天海さんが眺めている机の上、チビキャラ、デフォルメされた『レーカン!』の面々が、いろいろ元気、マイペースに動きまわっていて、実に可愛い表紙にしあがっています。ちんまくても、それぞれのキャラ性、うまいこと出てますよね。いいですよ。

『保健室のつむりさん』、ゲストです。養護教諭つむり先生は、保健室のベッドで寝ていることしばしば。なるほど、弟が在学中なのか。マイペースな姉つむり。弟にいろいろ世話を焼いてもらって、またちょっと姉っぽい傍若無人さも持ち合わせていて、自分の部屋が散らかってるからと、弟の部屋とトレードする。学校でもマイペースで、生徒にいろいろ世話してもらってる。そんな先生なんですね。けど、そのマイペースさが生徒に人気、あの聞き上手なところなど、よかったですよね。

『タヒチガール』、すごいことに! あとひとり入部したら、タヒチアンダンス部発足というところまできて、その最後のひとりがなかなかこない。お嬢様がやる気出してるところ、いいですね。むしろマイもマハナもマイペースで、リンがひとりでいろいろ頑張って、やきもきしてる、そんな雰囲気。そんな中、まさかの雅のファインプレー。なんか、ちっこいのを小脇に抱えて持ってきたぞ! ほんと、やばいぞ、この子! 最高だ! で、この子が待望の新入部員になるんだろうな、そう思ってたら、おおう、男の子か。女の子に間違えられたくない、その一心でこの学校に入ってきたっていうんだけど、なぜ元女子校、男子の少ないこの学校に? って、なるほどなあ、女子ばかりなら自分でも男子と見てもらえるに違いない、その一心というのか! おかしかった。オリタヒチは戦いに赴く戦士たちも踊ってた、そうした情報を得て、入部を決意。で、あの落ちでしょう? いや、期待どおりですよ? でも、ほんと、すごく似合って素敵でした。うん、いける、いける!

『きつねとパンケーキ』は、ゆめの家、パン屋に皆でおとずれるんですね。いや、もう、ゆめ、めちゃくちゃ可愛いな。ゆめのパパ、月山颯太も素晴しい。24歳パン職人。って、えらい若いのに、店持ってるのか、すごいな、やり手じゃん。和巳、結人が若さに嫉妬してるのがおかしかった。って、31なんてまだまだ若いじゃんよ! あの、お父さん好き好きのゆめのオーラが素晴しい。紺乃、昴と三人で店の手伝いしてみたりね、ほんと、この感じ、とてもよい。お客さんがどっときて、てんてこ舞いになったところで、颯太が助け船を出す。ほんと、このゆめとパパの関係がすごくいいんですね。っていうか、昴んところは非常にアレだし、紺乃のところも結構アレだし……。ねえ。でも、この、娘大好きパパの魅力がたまらん漫画です。

『けいさつのおにーさん』、ゲストです。長野県を舞台にした警察ものですね。若手の穂苅士朗に、ちょっと年配の手塚衛。主にこのふたりのコミュニケーションを描く? で、ちょっとなんかラブラブっぽい? 手塚さんの手作りごはん大好きー! って、君! 穂苅、手塚のことがいろいろ気になるんですね。それでいろいろ聞き出そうとしたり、けどなんかそれっぽくかわされちゃう? そんな手塚を動揺させる穂苅の笑顔とか、ちょっと赤面の手塚とか、署長大変です、ふたりがデキてしまいそうでわくわくします!

  • 『まんがタイムジャンボ』第20巻第10号(2014年10月号)

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

「けいさつのおにーさん」ですが元々は長野中央警察署のイメージキャラクターでそれを漫画にしたようです。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1409/12/news149.html
うん、しかしこれどうなっていくのか楽しみです。

matsuyuki さんのコメント...

なんと、そうした背景があったのですか。もともとの警察のページも見てみましたけど、なるほど、掲載作本編の後に2本あった、あれが本来のテイストだったんですね。

しかし、芳文社の招きあって連載が実現とは、なかなか面白そうなお話でありました。