『まんがタイム』2026年5月号、発売されました。表紙は『大家さんは思春期!』。新年度のはじまり。新入学や就職もろもろで、生活が変わるシーズンでもありますよね。だからでしょうか。はりきって掃除をするチエちゃんが頼もしくも登場です。これはやはり、新しい店子を迎える準備なのでしょうか。一度入居して馴染めばそうそう出られない快適アパートの見せ所ですね。『帰りませんか長田さん』からは、資料、バインダーを運ぶ吉野さん。『ラディカル・ホスピタル』榊先生はエプロンしてホウキを持って、これ、なんか喫茶店のマスターなのでは?
『跳べないウサギと神の島』
体を乗っ取られたユイコ。禁足地に向かうユイコの意図やいかなるものか。しかし、よもやユイコに手を出したものだ、リサコよ。この推測、がっちりあっていましたね。警察まで出動しての捜索のさなか、戻ってきたユイコ。これで無事天啓祭を行うことができるという祖母織子ですが、その思惑はただのごうつくばりではなく、むしろ島の皆の安念を願ってのことであるらしいのですね。
さて、動き出しますよ、ユイコ、いやさリサコが。夜が更けて蔵をひとり物色する。リサコの目当てはなんなのか。目的のものははたして見つけられたのか、そこまではわからないものの、ユイコの不審な動きに心配を隠さない姉リンコ。しかしその思いはユイコには届かない。あくまでも島の定めを破るべく動くリサコはリンコの気持ちを揺さぶろうとし、その思惑やいかな結末へと導こうというのでしょうか。
しかし不穏。リサコ、つくづく危険な女であります。
『腹割るウチらの秘密ごと!』
おとを追って転校してきたミラに呼び出されたおと。ミラはおとにかつてのことを謝ろうとするのですが、ミラのかわいさにいっぱいいっぱいのおとは気もそぞろで、腹筋というキーワードしか拾えなかった。って、あかんやん! コミュニケーション失敗やん! そしてミラはすっかり変わってしまったおとに、ヒメの影を見て、傷心とともに去っていくのでした。
おととヒメのトレーニングは続きます。ミラとおとの関係に思い悩んだすえに、食欲減退、ちょびっとやせたヒメですよ。ここまで腹まわり落とせたなら、約束の温泉までに腹筋割れるのではないか!? 一気に目標が近くなりましたよ! かくしてトレーニングにも熱が入って、しかしおとさん、上機嫌ですよ。これも変わったってことなのか? 自分自身を見つめなおすおとが切実。ヒメコと一緒にいたことで、ミラとも普通に話せるようになった。って、いや、それは間違ってない? 普通に話せてなかったよ? なんか、あらぬことゆうたはったよ?
ともあれ、ヒメとの出会い、ヒメの言葉で鬱屈を過去にできたおとでした。ずっと明るくなった。ずっと前向きになれた。ほんと、いいことだと思う。だからこそ、ふたりの関係はずっとよりよく続いてほしい。そしていずれはミラとの関係もよりよいものになってほしいと思うのでした。
『オフィスにラブコメはいりません!』
ぼんやりを通り越して、知性も魂も抜けてしまっているがごとし千堂歩です。なにが彼をここまで崩壊させたのか。これもまたラブコメ世界の悪意であるのか。
その理由が判明する終盤。わかばへのサプライズを画策する、邪悪な猫田が、頼りになるアクヤにより成敗される! 不審な金の動き。あからさまに不審なドア。開けてみれば、そこにはわかばの結婚を祝うサプライズパーティー会場が!
しかしもちろんわかばに結婚の話なんてなく、これはまさか母と千堂が挨拶をした、その結果であるというのか!? と思ったら、噂がどんどんエスカレートして、千堂を通り越して、まったくの別人物との縁談にまで発展暴走してしまっとるじゃないですか。
結果的に、千堂に知られることなく、根拠なき噂として処理できたのはよかったのではないでしょうか。そして千堂ポンコツ化の理由がこの噂であることが判明して、それは千堂が抱くわかばへの恋心!? うーん、ここまできても千堂は自分の思いを自覚せず、わかばはというとそんな千堂を思いやり、それは現実世界に帰る同志としての感情ですよと、すべて丸くおさめようとするのです。
そんなふたりの感情を冷静に見つめるアクヤですよ。やっぱりこの人、かなりの重要キャラなんだと思う。わかば、千堂、この進展しないふたりを進ませるのかどうなのか、いずれにしても現実への帰還はアクヤの助力なしでは果たせないのかもしれませんね。
- 『まんがタイム』第46巻第5号(2026年5月号)

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