『まんがタイム』2026年2月号、一昨日の続きです。
『星月夜工業高校ルナ同好会~38万キロの奇跡~』
ルナ同好会、皆、わりかし打ち解けていい感じなのではありませんか? 文化祭では手作りプラネタリウムをやると決まって、そうしたら輝夜が解説やらプラネタリウム作りやら、とにかくあっちもこっちもがんばってくれて頼もしいのですよ。
とか思ってたらね、なんか雲行きがあやしいよ? 素直とひかりがふたりで文化祭まわるつもりでいたら、強硬に制止。変な噂がたつよ。否定しても信じてもらえないこともあるよと、それはもうすごい剣幕だったのですね。
これ、輝夜が部内恋愛禁止を約束させた理由に通じていそうですね。今はまだわからない。しかし文化祭で輝夜に声をかけた人物。昔なじみ? それ以降、輝夜は姿を消してしまって、さあ、どうなる? 文化祭がどうこうよりも、輝夜のことが心配。しかしこの問題さえ解決できれば、あの人を遠ざける輝夜の頑なさも和らぐのかも。なんて期待をさせてくれて、それだけに、ひかりも素直も、なんとかあの子の力になってあげてほしいと思うばかりなのですね。
『オフィスにラブコメはいりません!』
つくづくおそろしい世界ですね! 長くこの世界にいると、自分の名前があやふやになる。先日登場の悪役令嬢は、本名をすでに忘れ、この世界での名前、紅麗城アクヤを自我のよりどころとして存えている。苗木わかばはまだ本名を忘れておらず、そして千堂はというと、千堂、下の名前忘れちゃったの……!?
途端にあやうくなる千堂のアイデンティティ。自分の名前を確認すべく公的書類など見ようとするも、突然現れたトンビにカバンごと攫われてしまって、なんという世界の悪意よ! 会社に残るいろいろを確認するも、千堂の名前が書かれていない。
このままでは、千堂、この世界に染まってしまうの!? どころじゃないな! 酒井部長が適当につけたあだ名、千堂エロメガネのせいで、千堂の自我が揺らぐ! 名前に応じたキャラに変貌、顔かたちまでも変わってしまって、あの真面目な千堂がこんなにもすちゃらかな人間に! このままでは千堂は現実への帰還がかなわない!
と、ここでわかばは思い出すんです。千堂の名前が書かれた感謝状! 千堂のマンション自室に飾られた感謝状、そこに記されたまごうことなきフルネーム! 千堂歩が千堂の自我を救う!
かくしてふたり、自分の自我を尊厳を守るため、下の名前で呼びあおうと決めるのですね。これで名前を忘れることは避けられる。と、それ以前にふたりの恋愛イベント、ちゃくちゃくと進んでいってません? 結局、この世界の意思には逆らえないということ? あるいはこれも運命なのでしょうか!?
『良倉先生の承認欲求』
うわあ、すごくいい話。夏休み、良倉に呼び出された星畑。その理由はというと、はやりのシールを駆使したデコり方。もう見事に公私混同そのものなんですが、なんだかんだつきあってくれる星畑はいいやつです。でもって、良倉とシール交換なんかして、ああもう、ふたり、友達かよ!
でも良倉はお気に入りのシール帳を作らないんですね。というのも、炎上の種になりかねないから! って、どんだけ炎上を怖れてるの! いや、怖れるか。だってなあ、あれ、理不尽そのものだもんなあ。
良倉の目的は絵日記づくりなんだそうですよ。絵日記帳に描かれた、ひまわり畑を飛ぶぶんちょー紳士の絵。これをいかにデコるか。そのノウハウを星畑に教えてもらうというのですね。
このときの星畑ですよ。教えるの上手! というか、褒め上手ですよね。学ぶ相手をその気にさせるのがとてつもなくうまい! 上枝から教師っぽいといわれて、進路相談で幼稚園教諭を目指そうかななんて話していたと、今後の進路について語ってくれたりしたのですね。
そんな星畑に良倉から、完成した絵日記帳をプレゼント。星畑がはじめて「先生」として見た作品ですって、良倉、いいこというなあ! 星畑さんも嬉しそうじゃありませんか。
星畑が実際に教師になるかどうかはわからないけれど、これ、普通の生徒じゃ経験できない、そんな良倉たちとの高校生活のメモリアルになりそうですね。ちょっと感動的でした。
- 『まんがタイム』第46巻第2号(2026年2月号)
『まんがタイム』2026年2月号、
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