2026年1月23日金曜日

『まんがタイムきららフォワード』2026年3月号

 『まんがタイムきららフォワード』2026年3月号、発売されました。表紙は『魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコード』。いろはとまどかが、手に手をとりあって、向かいあわせの大接近。こちらを見ながらの笑顔。少しトーンが違うピンク髪の魔法少女ふたり。とてもよくマッチする、その誌面の真ん中に黒と白の手袋のコントラストが極めて印象的に映ります。ふたりともによい笑顔。ちょっとまどかが背が低いから、下からあわせにいってる風なのが愛らしくてよいですね。

今月は新規ゲストが1本です。

『鬼の子らんか』

まさにタイトルのままといっていいのかな? 猛威を奮う鬼の乱華の物語。人里にて乱暴を働いては人々を怖れさせ、しかしあまりの狼藉が祟って成敗されてしまったのでした。というのが江戸時代のころ。時が流れて今や令和の世。人々は鬼なんて存在をもう信じてはいない。なのにそんな時代に転生してきたというのです。

それが古神乱華。小学4年生の美少女となって、今やその美貌で周囲の小僧どもを惑わし続けている。らんかの側には、如月光士郎なる高校生男子がつきしたがって、兄? ではないよね? いや、なんと、らんかとともに転生してきた鬼退治のお侍か!

これ、神様の気まぐれなんですかね? 鬼のらんかを再チャレンジさせるべく女子として転生させた。ただ、放任ではなく見張りつき。それが光士郎の役目。もし条件として課された一日一善を守れなければ、らんかともども地獄ゆき。

たまったもんではないな。とんだとばっちりじゃないですか。

人に生れ変ったらんか。今や人の生を謳歌しているのかと思ったら、鬼の性質を引き継いで、破壊衝動に突き動かされる日々。これで毎日善行なんて果たせるの? と思ったら、ほぼ光士郎が頑張ってるやないですか。今日も妖怪の噂を聞いては、妖怪退治に出向いて一善のノルマを果たそうとする。

でも、ここで活躍するのがらんかの破壊力だというんですね。

らんか、持ち前の破壊力で妖怪を一撃粉砕はいいのですが、人の体が耐えられてないやないですか。かくしてらんかも光士郎もぼろぼろに。ええ、一日一善とは苦難の道ですね。

『球詠』

とんでもなくおもしろいですね。データ重視の椿峰を相手に、苦戦を強いられる新越谷。それは相手も同様で、どちらが先に点をとるか。まさしくしのぎを削る好勝負なのであります。

新越谷には策があったんですね。でもそれには条件が。ノーアウトで一塁。打者は理沙か白菊。1点差以内という、狙って成立させづらい状況でこそ生きる策がある。そのチャンスを死球にて作り出したキャプテン岡田の献身よ。そしてここからの駆け引き。いやもう、すごいおもしろかった。

バントって、わりとされがちという印象があったんですが、これ、むしろ期待値が低いんですか! ノーアウト一塁は得点期待値としては0.68。そこでバントを成功させてできあがるワンアウト二塁という状況は、期待値0.58。むしろ下がってしまうというのです。

椿峰はデータ重視。もちろん期待値についても重々承知。そして我らが新越谷も同様に理詰めの野球をするチーム。それがなぜここでバントを? しかも4番にバントをさせるのか。

その疑念が明解に晴らされるあの瞬間、なんという快感なのでしょう! そうか、ワンアウト二塁なんて狙ってないんだ。狙っていたのは、ワンアウト三塁。こうなれば期待値は0.86に上昇。おお、なんじゃこの熱い展開。いやもう、この漫画、めちゃくちゃおもしろいですよ。

そして続く打席には稜。決して打てる選手という印象はないのに、芳乃からは熱い期待が寄せられる。稜なら西村の直球を打てるはず。そしてその目論見は見事に当たり、新越谷の先取点!

ああ、この展開よ、ああ、もう見事にひきこまれますよ。

しかし、なぜ稜に山崎の直球が打てたのか。その秘密は芳乃が知っている。そして追加点を狙う芳乃は、ここで光を代打に起用。この意図とは? 椿峰の記録員が気づいたものの、時すでに遅し? ふりかぶる西村。迎える光。この勝負の行方は!?

さて、その秘密ってなんなんでしょうね。もしかして豆粒? 小柄な選手には打ちやすい? いやもう、理由がわからない! 来月はその理由とともに秘密が明かされるに違いない。もうそのときが待ち切れないですよ。

『魔法使いロゼの佐渡ライフ』

詠唱とともに海を撃ち抜く紗菜の魔法弾! 想像以上の威力が出たわけですが、いやいや、いつの間にこれだけの魔法を身につけなすったの、紗菜様!?

これ、ロゼの発明、試作品の効果だったんですね。横井戸の魔力だまり。横井戸と同じような地形が多い小木海岸には、同様に魔力が含まれている。その魔力を魔力を集める指輪でもって取り込み、魔法を発動させたというのですね。

効果は絶大、想像以上。魔力が空になった紗菜はダウンしてしまいぐっすり。周囲の住民は大きな爆音にびっくり。でも、それでもなんとかなってしまうのが、この漫画のいいところですね!

さて、これから新しい展開に踏み込んでいくようですね。たこぼうしにてロゼと月渚、そして穂夏が話していたこと。紗菜とときこの関係。それがこれから動いていきそうです。かつて仲よくしていたふたりが、今やすれ違ってしまって互いに距離を置いている。

しかし紗菜はときことの仲直りを望んでおり、その日の夜中、ときことの関係についてつぶやいた、それをロゼに聞かれてしまった。

さあ、これからどうなるか。いや、もう、ぜひとも仲直りしていただくしかないんですが! ここにロゼが、あるいはあの魔力集積装置の指輪が、一役担ったりするのでしょうか。

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