昨日の続きです。
『まんがタイムきらら』2022年6月号、『蜂も刺さずばうたれまい』
すずめを慕うあまり、学校周辺を徘徊していた不審人物。無事、すずめと対面あいなりました。
現騎士滅悪総長である朱音。しかし、この子、めっちゃくちゃ可愛いよね。不良だヤンキーだっていうけど、見た目はちょっとやんちゃな感じのお嬢さんじゃん。赤いニットベスト、最高に可愛いよね。髪に差すメッシュの赤も印象的で、なんだよ、最高では!?
このあかねさん、とにもかくにもすずめが好きなんですよ。すずめがチームを脱退してからは、すずめロスに陥り、心の隙間を埋めるべく代替すずめを下っ端の飯田に探させる始末。
過去のすずめに思いを寄せるあかねと、今のすずめと友情を育む蛍に咲姫。その対立は根深い? と思わせて、今のすずめにもほだされてしまうあかねのチョロさ。悔しさのあまり泣いてしまうほど!? めちゃくちゃ可愛いのでは!?
しかし、この諦めの悪いあかねさん。いかなる方法で今のすずめに食い込んでいこうとするのか。すべては飯田の策にかかっている!? いや、なんかうまいこと今のすずめのペースに引き込まれてしまいそう。そんな予感がしますよ。でも、ほんと可愛いですな、あかねさん。
『スロウスタート』
大玉に乗っかって一緒に転がってしまった花名の末路! 無事でした! ちょっと楽しそう? 災難と思われたできごとがポジティブに回収されて、ええ、楽しい体育祭の魔法ですね!
しかし今回はイベント盛り沢山ではありませんか。榎並先生の全組対応リレーとか、なかなかに面白い見せ場が描かれたりね、そして一年生リレーあり、花名のふんわりダンスありと、見どころが次から次に押し寄せてきて、そのあちらこちらに好きという感情が現れてきたり、楽しい気持ち、頑張ろうと取り組む真摯な思い。そうした皆の一緒にひとつことに取り組む中で醸成される友情、助けあい。大変なごちそうだったと思います。
体育祭はなおも続きます。ということで今回はまだまだ中盤、ブリッジ的な回ですか? おそらく勝敗の行方は次回!? はたしてその結果やいかに。たとえそれがいかなるものになろうとも、なにか見せてくれるものあるだろうと期待させられます。
『むすんで、つないで。』
なにいってんだ、薗部さん。バレンタインに欲しいというカップチョコ。うん、そういうチョコは知ってるよ。おいしくないよね? ちゃんとテンパリングされてないもんね。でも、薗部にはそうしたチョコにこそ求めるロマンがあるという。ほんまか? まったく理解しない白百合に、やっぱり理解できない花ノ子。うん、自分もわからんです。白百合の求める、一粒で満足する高級なの、そっちがいいなあ! しかし白百合さん、まだ幼いのに舌が肥えてますね。
バレンタインデーに友チョコを贈ろう。薗部に煽られて自作することになったつなぐ。この子、なにか適当にそれっぽいの作るのかなと思ったら、めちゃくちゃ凝ってるじゃん! お友達の八千代、感激。七色にいたっては宗教的法悦の境地に。うん、いつもながらぶっちぎってますよね七色。しかし八千代も七色も、めちゃくちゃ可愛かった。
小学生組のやりとりも、姉妹でお菓子づくりしてるその姿も可愛ければ、苺に豚と間違えられて恥ずかしい花ノ子の赤面も素晴しい可愛さ。苺にスカラベモチーフのデコレーションチョコ贈った白百合が、フンコロガシと明言していくのも地味におかしくて、スカラベだったらエジプトの縁起物だけださ、フンコロガシはさあ、食べものにフンコロガシってさあ! いやほんと、このコミュニケーション、とてもよかったです。
しかし今回みたいなお話。ほのぼのと楽しくて、見ているだけで嬉しくなる、そんなエピソードがずっと続いてきたわけですが、ちょっと物語が動くのでしょうか。かつて花ノ子が神隠しにあった野見山地区で工事が!? これ、なにか悪いことがおこったりしちゃう!?
ちょっと胸騒ぎさせられますよね。悲しいできごとがおこらなかったらいいなあ。
- 『まんがタイムきらら』第20巻第6号(2021年6月号)
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