『まんがタイムきらら』2017年8月号、発売されています。表紙は『三者三葉』。おお、お菓子づくりしている薗部と葉子様でありますか。クッキーづくり? ふたりエプロン姿がとても素敵で、リボンなんかも実にファンシー。クッキーには双葉や照、西山、近藤、小芽のイラストをアイシングでほどこしまして、この可愛さ、とんでもないですね、最高です。髪をふたつにまとめた葉子様、いつもよりもずっと幼気な魅力感じさせて、そして薗部の愛らしさもダイナミックに炸裂。素晴しい表紙だと思います。美しくて可愛らしい。素晴しいイラストだと思います。
『三者三葉』。ああ、西山さん、37度5分。あんなに楽しみにしてたのに。あんなに張り切ってたのに。いつもなにか割りを食いがちなこの子です。修学旅行みたいな一生一度級イベントをふいにしてしまうようなことあったらあまりに可哀そう。そう思ってたものですから、翌日完全回復! もちろん万全よ! やったー! 荒井チェリー、最高だ! 西山の負担が大きくならないよう葉山ちゃんもいろいろサポートしてくれて、ああ、友情! よいですね、よいですよ。今回は薗部の乱入、山Gの介入もあって、おお、いつものノリではありませんか。前回は振り回されてた双葉も、今回はノーブレーキで食べ歩き。そうか、皆をつきあわせるんじゃなく、皆がゆっくりしてるタイミングでひとり駆け回るスタイルなんだ。今回は皆が助けあって、協調しあって、よい雰囲気。節約志向が板につきすぎてしまった葉子様に西山がお茶わけてくれたり、おお、友情。いい旅でありますなあ。最後の双葉と薗部の会話、過ぎゆく青春の一時を惜しむかのようで、これもよかったですよ。
『みゃーこせんせぇ』、面白いですね。そうか、みゃーこせんせぇならぬ鹿島先生。職員室だとここまで変わるんだ。色がつくと、ここまでインパクト違うんですね。だって保健室じゃピンク髪だものなあ。でも黒髪大人しめの先生も素敵です。で、この鹿島先生、なんで職員室にいるのかと思いきや、ああ、人体模型が消失した件。まあ、ちゃんといるんですけど、でもあれが人体模型だって、ちょっと信じてはもらえないでしょうなあ。なんとかしないと骨格模型の予算を給料から引かれてしまう。あの手この手でなんとかしよう、そもそも模型なんて必要ないんじゃないか、アンケートとってみたりと傍若無人そのものといった振る舞い。実に面白かったです。そして最後に自作する。そうしたら作られて模型にも魂が宿って、すごいな先生! ほんと、ただものではない。で、その魂、成仏? させられてしまったんでしょうか。次回、当たり前みたいに模型もいたら面白いですね。
『はれーしょん!』、ゲストです。部活ものですね。映画づくりに興味がある。自分は役者志望、妄想たくましい友達は脚本、隠れオタの友達は編集で活躍できそうと、勝手に入部届け書いちゃう。それが小豆晴なのですね。妄想系の子は小説家志望の花見千鶴。オタ系の彼女は漫画家志望の河井結城。この3人で映像研究部に体験入部してみて、先輩ふたり、御宮白、片岡祥子。この5人で試しに脚本作りを体験してみよう。題材決めて、基本のストーリーからどんな風にアレンジできるか、それを皆で意見出しあって、かたちにしていく。その過程で、それぞれの好み、スタイルがぶつかったりするのだけど、晴のおかげでうまいこと吸収されて、まとまっていくんですね。その晴自身は脚本作りの才能ないようで、でもこれ次回に続くとしたら、実際に演じてみるところまであるのでしょうか。そうなったら晴の真価があきらかになるかも知れませんね。
『地底人みみる☆ですよー』。最近発見されたという地底人。なんとホームステイすることになりました。って、ゆなのお母さん、どういうつながりで彼女を受け入れることになったの!? 地底人、名前はみみる。おお、けもみみのちびっこですね。やたらと順応性の高いゆなと、その友達の香奈。そうか、地底人を発見したのがゆなの父。その縁でみみるを引き受けることになったんだ。そうしたもろもろ、なんでも受け入れてしまうゆなの柔軟さ。そのあまりのゆるさにツッコミ入れまくるも、みみるの愛らしさにすっかり骨抜きにされてしまってる香奈。常識人ゆえに自身の欲望に素直になれないのか! 大変ですな、香奈さん! ともあれ、こうして一緒に暮らすことになって、仲良くなるのはもう確実っぽいですよね。となると、後は我慢しすぎて誤解されてしまった香奈、この子の気持ちがみみるに伝わるかどうか、でありますね。いや、そんなにハードルは高くなさそうなので、ほいっていけそうなんですけどね。
- 『まんがタイムきらら』第15巻第8号(2017年8月号)
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