『まんがホーム』2017年8月号、先日の続きです。
『孔明のヨメ。』、孔明と月英、ふたり旅がいよいよはじまる? そう思ったら、おお、弟均の縁談でありますか。月英からの相談で均の結婚話を進めることになったんですね。そうしたら均が喜んじゃって、いやあ、そうか、あきらめかけてたのか……。均の相手は林ちゃんしかいない、そんな状況なのに見事に気付いてない孔明がいかします。ああ、月英がいてよかったですなあ。そして徐兄の側では例の競争が佳境を向かえていて、ああ、ちゃんとそれぞれの仕事、きちんと終えたら引き分けになるようになってるんだ。ひとりひとりの将軍の状況見ましてね、遅れてるところあれば調整して、ちゃんと同時にゴールインできるようにしてくれていた。そうか、あそこで趙雲に劉備から依頼があったの、そういうことか。ともあれかくして見事に仲良く宴に突入できて、ほんとこの皆の関係、よいですなあ。
『スナックあけみでしかられて』、会計士の兄さん、これまでいなかったタイプですね。いかします。皆が苦手とするあけみママの歌、それが平気な人がいた。青年会計士・耀司。歌って欲しいとお願いして、そしたらママ、見事に上機嫌で、常連の皆はというと見事にダメージ受けまくってるという。七夕にデュエットカラオケ大会を開きます。男女でも同性ペアでもいいですよ。やる気出したお客さんがカラオケボックスで練習したりね、その盛り上がり、ほんといいものでした。そして会計士。彼の存在に危機感を抱いてみたり、かと思ったら彼女がいるとわかって思わずガッツポーズしてしまったり、ケンちゃん、ほんとおかしかったです。そして会計士の彼、最後に一発やらかしてくれる。ええ、彼女さんはどう感じたんでしょうね。ちょっと知りたいところです。
『歌詠みもみじ』、すごいキャラクター出てきましたね。母方の実家に里帰り。もみじのとなりには従姉の琴音。この子はもみじみたいに川柳詠んだりはしないのかな? そう思ったら、いやいや、もっとすごい。なんとラップ一家なのだそう。興がのると川柳ならぬラップを歌い出す。もみじの父が悪ノリしたら、それにすっかり引き込まれちゃって、いやあ、ほんと、身についているんだなあ。本人は嫌なんだそうですけどね。もみじの家、皆で川柳を読むのは父の影響なのかと思っていたら違うんですね。母方がすでにそうだった。もちろん琴音の母、牡丹も川柳を詠んでいた。ほんと変わったお家ですよ。もみじと琴音。琴音の方が少しお姉さんなんですね。ちょっと恋心なども抱いていたりして、そうしたところももみじよりお姉さん。あの引っ込み思案の琴音の行動と、内心ではばりばりラップを歌ってるという、そのギャップ、最高でした。またいつか出てきてほしいですね。まりなや千恵とも会って欲しいな。
『マチ姉さんの妄想アワー』。もうほんと面白いです。「闇が深い太郎」からもう面白いんですが、金太郎の昔なじみとのやりとりとかね、最高で、で、この他もとにかく面白いの。鶴の恩返しのシリーズも、今回2本ありますが、どっちも本当に面白い。今回特に気にいったのは「超ちゃんとしてた」、猿蟹合戦なんですが、ほんと、カニ、やり手だなあ! サルはサルでウサギとタヌキの国選弁護士に相談してたりして、昔話なのにちょっとした今風の味わい。ところでこのウサギとタヌキ。かちかち山のあいつらですよね!
- 『まんがホーム』第31巻第8号(2017年8月号)
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