『まんがタイムジャンボ』2017年8月号、発売されました。表紙は『レーカン!』天海さんをメインに、水着? プール? いや、これ、スクール水着がテーマですね。プールの掃除中? あるいは水を張ろうとしてるところでしょうか。ホースでもって水をまいている天海さん。こちらに向けられたホースから水がほとばしるその様、躍動感あっていいですね。反対に落ち着いている、あるいは引っ込んでるというべきか、『おにいちゃんと呼ばないで』心に『中の人に恋をしました。』紬、『人気マンガ家になるための15の法則』の相原、喜多村も恥ずかしそうにしちゃってますね。しかし相沢、喜多村、どういうことか。なぜあなたたちがスクール水着なのか。よく見たら喜多村、怒ってますやんか。
『けいさつのおにーさん』、今回は2本立て。おお、けーさつのおねーさんだ。大会を前に逮捕術の訓練に余念のない百瀬さんです。張り切って訓練してる穂苅、桜井を見ては、体力のある男子がうらやましい。あんなふうにダイナミックに動いてみたいと、自分ができないことにやきもきした気持ちを抱えてしまってるんですね。そんな百瀬の葛藤とそして思い切り。悩む百瀬に署長はじめ、友人、仲間がアドバイスをくれたりはげましてくれたり、気持ちを支えてくれるんですね。それで百瀬の出した結果。心残りはあるのかも知れないけれど、どこかすっきりして見えるのは、彼女のうちのもやもや、それがきっと晴れたからなでしょうね。そして2本目は特別編。皆でバーベキュー! 穂苅の弟、薫も参加するんですが、いいですね、なんか兄貴よりしっかりして見えますよ。みんな生き生きてきぱきと動くところ、そうしたところは普段の感じをそのままに。けれどどこかリラックスしているところはオフを感じさせて、ええ、見ているこちらにとっても貴重なひとときだったと思います。そして「あるをつくして」。へー、そういうのあるんですね。長野県の運動。なるほど、これはいい心掛けですね。
『でっかいんちょ』はプールの話。そうか、相見君への気持ち、やきもちがノンストップですか育さん。本人は否定してるけど、どうしても気になる模様。むしろ自身がその気持ち持て余してしまっとるのか。千夏発案でプールにいきますよ。おこるトラブルを予測してリカバー方法もリサーチ済みという纏、その先見性と行動力、見事ですよ。育はビキニになったんですね。でも恥ずかしいとタオル巻いていたら、むしろそっちの方がいかがわしいっていう。最初は恥ずかしがって引っ込んでいた育が、千夏と纏の気持ち知って、ポジティブになろう、元気になろうって思うところなど、とてもよかったです。そして最後に相見と遭遇。おお、相見くん、大変なところに立ち合っちゃった! ほんと、相見くん。これから意識しないではおられない流れでありますか?
『偏食女子は恋でおなかを満たしたい』。今回はうなぎ弁当でありますか。社長が社員皆にごちそうしてくれるというんですが、ああー、やっぱりというべきか、アキさん、あかんですか。でもほんと、好き嫌いは仕方ないよなあ。社長、全部うなぎじゃなく、ある程度のバリエーション持てたせるべきでありますよ。うなぎのどこが嫌か説明するアキと、そのアキにいわれたことで照れちゃう友美のくだり、素晴しかったですね。また今回は、先輩から昔のこといわれて恥ずかしがる友美とかね、よいなあ、友美の株上がりまくる回だ。友美も先輩から嫌われてるとかじゃないしさ、アキもそんな友美見てきゅーんとかなってるしさ、いいですよ。またまた最後に友美がアキのピンチを救ってくれててね、いやあ、ふたりいいコンビになったと思います。
『人気マンガ家になるための15の法則』。おお、海ですね。のっけからネガティブな相沢。そうか、喜多村にほぼ無理矢理に引っぱられてきたのか。そして綺羅星も参加。っていうか、誰!? 相沢の水着は喜多村が用意して、けど猫背でがっかり! という、そこからの背筋伸ばして胸張ってっていうのね、ほんと他人事じゃないですよ。自分も酷い猫背。背を伸ばしてもさ、背筋が弱ってるからさ保つのしんどいんですよ。ほんと、よくないことはわかってる。だもんだから、相沢のこのくだり、共感ばかりでした。今回面白かったの、やっぱり綺羅星ですよね。相沢にたかるナンパ野郎どもを一喝退場させるんですが、不審者だ…!! 怖い!! って、どれほどなんですか綺羅星先生! 最高でした。相沢と喜多村の学生自分の思い出と、そして自分のことちゃんと覚えていてくれた相沢のこと、無表情ながらも喜多村、きっと喜んでますよね。相沢、さながら喜多村にとっての王子様のようであったらいいなあって思いました。
- 『まんがタイムジャンボ』第23巻第8号(2017年8月号)
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