『まんがタイムスペシャル』2017年8月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、マキが、これはアレですね、パピコですね、ふたつあるうちのひとつをこちらにはいって差し出してくれていて、もうひとつはもうパクッてくわえちゃってる。そうした自然なふるまいがほんとこの子は可愛いらしいなと思います。今回のテーマはアイスですね。『ちんまり経理のヒメ先輩』ヒメは、学校帰りですかね、アイスキャンディー食べてるところ。あの制服のえりまわりがくしゃくしゃなの、ああー、暑そう、その実感が伝わります。『ざしきわらしと僕』はかき氷ですよ。裕貴が食べようとするかき氷に、ざわ子がですねイチゴとメロンですかね、シロップ2色をどばどばかけてくれています。その勢いがなんか楽しくなるようなイラストですよ。
『ローカル女子の遠吠え』、ご当地ナンバーの話題からスタートなのですが、案の定ですよね、富士山ナンバー。ご当地と聞いた瞬間に、あ、富士山くるなって思いますもの。で、その富士山ナンバー、山梨と分け合ってるというの、すごいな、いやまあそりゃ両県にまたがってますものなあ。伊豆方面だと伊豆ナンバーってのもあるそうですが、伊豆に思い入れのある人は伊豆をとるのかな? でも、油野さんは興味ない? いや、天城山があったらそれにするでしょうって、そうか天城山に思い入れがある地域もあるってことですか。東京と静岡の車観の違いなども面白かった。うん、雲春がそういうのに興味なさそうっていうのはすごく予想できた。で、それ、カルチャーショックなのか。絵柄入りのご当地ナンバープレート、あれ結構好きですよ。車もできるっていうの、ちょっと楽しみにしてますよ。でも、きっとうちではそういうの導入しないんですよね。きっとりん子さんもそういうの導入しそうになさそうですよね。
『課長と私のおかず道』。資料室に閉じ込められてしまった南条課長と保志。ああ、なんでしょうこの展開。ふたりの恋が促進しちゃう!? と思ったら、あんまりそんなことありませんでした。仕事中の資料室。スーツ姿なのに当たり前みたいにサバ缶が内ポケットから出てくる南条課長、すごいですよね。って、どこに入れてるんだ。ふくらむじゃん! 定番のおかず研究が仇になったり、いつもとはちょっと違う展開が面白い。あの課長の熱弁聞いてる保志がめちゃくちゃ可愛いですよね。そしてちょっと恋の進展うかがわせるような描写などあって、でも課長はまったく意に介していない。いや、もうサバ缶に夢中か! こうしたところ、課長のいいところだよなあって思いますよね。
『君のパンツに一目惚れ』、これほんと面白くなってる。針仕事、直視できない小桜さん。ああ、絹森が針を使ってる間、廊下で座り込んでたのか。なんか可愛いな。突貫でボタンつけできるようになった絹森も大活躍のようで、いよいよ刺繍したのは自分じゃないっていいだしにくくなってますよね。さて、そんなところに現れた手芸部先輩、絹森が隠れちゃったものだから代わりに小桜確保されちゃって、いや、しかしこの先輩、強引すぎる。小桜がちょっと可哀そうになるくらいで、で、それ、絹森にとっても同じだったんですね。絹森のことを悪くいわないで、そういってくれたこともあったのでしょう、ああ、絹森、小桜のピンチを救いにいく。いい展開ですね。絹森の活躍に期待しちゃいますよ。それと手芸部部長。おお、男子だ! これは期待されます。いいですね、手芸男子、増えましたよ。
『ざしきわらしと僕』、大晦日、帰省してきた母親と同じこたつに入ってテレビを見ている裕貴ですよ。ああ、会話がはずまない。面接であるかのようなぎこちない間、硬いやりとり。いたたまれない空気にひとりダメージ受けてるのがざわ子で、なんとかしようとはするんだけど、あんまりうまくはいってないですよね。頼りはトミ江、というのだけど電話に出ちゃってる。ああ、なんとかなって欲しい、そう思うのは、裕貴は裕貴で母のこと気づかっているし、母は母で息子のことを思っている。それがわかっているからでしょう。母、透貴子、その母トミ江との会話に少しほっとさせられるものあり、そして母子ふたりでの初詣。ええ、ここにざわ子のカンペが効いてくるのかー! やられました。ふたり、相手のためにと思ったことを素直に話せたのだと思う。ええ、ふたりの関係、きっとよいものになりますよね。
- 『まんがタイムスペシャル』第26巻第8号(2017年8月号)
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