2017年6月11日日曜日

『まんがタイムきらら』2017年7月号

『まんがタイムきらら』2017年7月号、昨日の続きです。

『おとめサキュバス』、キュリアにルナ、大活躍じゃないですか。最近よく眠れていないという涼香さん。眠気はあるし夜も眠ってるんだけど、眠りの質が悪い。そのせいで日中もフラフラ。おお、話してるその最中にもカクンカクンと眠りかけてしまうというんですが、うん、これ大変だ。歩きながら眠ったりしたら命の危険がある! ちなみに私は電柱にぶつかって眼鏡のフレームを曲げました。ちきしょー……。変な夢を見てる、そのせいじゃないかというのでキュリアとルナの出番ですよ。サキュバスだから夢の中に入れる。おお、すごいな。かっこいいな。それで夜、涼香の部屋にしのんで、涼香の夢に入り込んだら、それがまたすごいメルヘンチックな世界で、おお、涼香という人の本質がよくよくわかろうというものですね。夢の中でのキュリアの活躍あって涼香の眠りも改善したわけですけれど、こわいのの正体とかね、こわいのいなくなって歓待してくれるクマたちの可愛さとかね、ほんと、ほのぼの楽しい、そんな話でとてもよかったですよ。

『ようこそ学園オーケストラ』。妙に気にいってますよ。先輩が出るはずだった学内のアンサンブルのコンサートに代演で出ることになった一年生たち。おお、演奏の機会は逃がさないことだよー! そう思ったら、いやあ案の定ですよね、あがり症の千鶴が出たくないっていっちゃって、なにが面白かったかって、あの、あばばばばって手で耳を叩く千鶴ですよ。ほんと聞きわけのない子供そのもので、いいわ、面白いわ、大好きです。壊れた千鶴をわらびの歌の力で承諾させるくだりもすごい。すげー。自白剤みたいなもんか。すげー。演奏する曲は新曲なんですね。先輩が作った曲。曲名が『彼と私の恋物語☆』。イカす! いやあ、ありますから、この手のタイトル、ありますから! 自分の知ってるのだと『めぐりあい宇宙』ってタイトルつけたのがいまして、ガンダムかよ! ってつっこみましたよ。さて、練習の情景、これはいわゆるあるあるですよね。同じところばっかりやる。何度でもやる。でもこの子らは過剰なのか、やりすぎなのか、その状況見てた子が思わずつっこんで、ここは工事現場か!! めちゃくちゃ面白い。メトロノームも、ゆっくりからはじめてだんだん速くするのはセオリーどおりだけど、そこまで速度要求される曲なんか! このよくわからない盛り上がり、上がりっぱなしのテンション、もうたまりませんでした。さて、演奏会出演は先輩復帰しちゃったのでお流れになってしまったのですが、おお、また別の演奏会があるんですね。ええ、これを機会に経験値あげていきましょう。ほんと、わくわくさせられる。ぜひその演奏会の様子、見たいものですよ。

『オリーブ! — Believe, “Olive”?』。お正月の情景ですね。神社にて巫女の仕事していたスズのところに駆け込んできた金髪の女の子。ぱっと手品を披露してみましたら、魔法使いデスか? おお、素直な子なのかな? なんて思ったら、違うか。違うのか。魔法を知ってる子か。同業者かーっ! アメリカからきた女の子。小さく見えるけど、そうかもう高校生なんだね。ボロ出しそうでいろいろあやうい子ですが、明るくて元気で、見てると楽しくなるような子。ええ、この子の目的、それちゑに会いにくることだったのか。尊敬する人なんだ。トップクラスの成績。偉大な発明家! そんなイメージみたいで、おお、今後はこの子がかかわってくるようになるのか。面白いな。これは新学期が楽しみですね。今回はこの子、リリィ・ナナ・クルスのお披露目がメインだったわけですが、ちゑを倒しに世界中から強豪が集まってくるかもってくだりとか最高で、それからスズちゃんが手品披露する時の顔。この一連のくだりも素晴しかったです。ええ、私も好きですよ。さらにいうなら、それを真似する皆も大好きです。

『ママfull!!』。ママのことが好きすぎる由愛。一緒に買い物にいくことになって、もうそれはそれは大盛り上がりなわけですが、この子のママ大好きってバレたくない気持ち、なんとか好意を隠そうと振る舞ういろいろがおかしくて面白くて可愛くて、とてもいいと思います。ママの後ろでニヨニヨしてるの、振り向いたらキリっと表情ひきしめるとかね、ほんとシンプルなんだけどよかったです。そしてショッピングモールで学校の友達? と遭遇。山村ゆりさん。ママの前で無理矢理友達ってことにしちゃったりね、でもってゆりが由愛のこと褒めたりフォローしたりするたびに、自分のパフェからいちごを進呈するとかね、ほんとしみじみ面白かったです。由愛の不器用さ。素直に表せない愛情。これ、この漫画じゃ過剰に描かれてますけど、おそらくは多くの人が同じように好意を素直に伝えられなかったことってあったと思うんです。だから由愛のいろいろ、面白いだけじゃなく、共感もできる。その共感あるからでしょうか、より由愛が愛らしいと、近しいと感じられるのかも知れませんね。この子、とてもいいと思いますよ。

My Private D☆V、『おとめサキュバス』のぬっくです。D☆Vポイントは、お、おおお、これはいい! すごくいいですね! 「あったかそうな格好をした女の子」。わかるー! これは素晴しいですよ。あったかそうな格好、4種類ざっと提示されていましてね、マフラー、コートにセーター、フードに手袋、いろいろなあったか要素がそれぞれに付与された女の子4人。ひとりひとり個性も違えていて、明るい、大人しそう、利発そう、いやあ、これはいいですよ。厚めの生地のちょっとかたそうなコートとか大好き。ええ、これから夏というタイミングですが、ここにこのイラストがくるというところ。もう大好き。自分の好きを季節のなんのと関わりなしに押し出してる、その姿勢にもシビれるのです。

  • 『まんがタイムきらら』第15巻第7号(2017年7月号)

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