『まんがタウン』2017年7月号、昨日の続きです。
『ちこはゲーセン一番星!』、絶好調ですね。ちこ、今日は朝からバイト、はじめての早番というのですが、そうか、チーフは本社で研修。いつもはシフトが違うので初対面になるパートさんと一緒なんですね。おお、パートさん、エレガントなお姉様だ。河合ゆめさん。優雅にお茶、落着きのある可愛い人? でも、扉に描かれたこの人の表情他見ると、ちょっと年齢高めなのかな? チーフよりも穏かで、仕事に対してはいい加減? ゆるいゆるい働きっぷり。そう思ってたら全然違うっていうのがわかるあの瞬間。いかしましたね。人が違うと、また店を見る目も違うんだってわかる。チーフは主に設定とか配置とかを見てたでしょう? 対してゆめさんは備品の状態を注意している。電球が切れてたら即交換。なるほどなあ、ひとりひとり店に、仕事に対する思い、気持ちが違う。それが働き方の違いにも繋ってるんですね。
『ほぼほぼ商店』。お店、だんだん売り上げがあがってるみたいでよかったなあ。しかしこのふたり、家が職場、通勤時間ゼロというの、満喫してますね。いや、しかしわかりますよ。電車なりなんなりでもって時間かけて通勤する。それが日常で当たり前になってますけど、考えてみれば時間の無駄だし、自分のペースでは動けないし。でも自営業は自営業で大変なことも多そうだから、良し悪しですよね。朝はやくからやってくるお客さんに対応したり、食事休憩の時間も自由なものの突然のお客さんに対応しなくちゃいけなかったり、メリット、デメリット、それぞれありますよってのがいい感じでした。ご近所さんたちとの関係も悪くない。気を使うところもあるけれど、売れ残りとかB級品とかもらえたりね、でもお返しは丁重に断られちゃうってね。いつもは個性的すぎるお店の話が多いけれど、今回はむしろ普通のお店の表情みたいの見せてくれましてね、夫婦の仲のよさなんかも素晴しい。ええ、お気に入りのエピソードです。
『ようこそ!スマイリーバーガーへ』。出戻りバイトの梅ちゃんがいうには、このお店、お客が減っちゃってるんだそうです。そうか。たまこからしたらお客さんが増えてきたって印象だったのだけど、それは梅が退職した後に谷が、深い深い谷があったってわけなんですね。いや、しかし、尋常じゃなかったものなあ。店長、南町田、ふたりともにいろいろやばい感じ。店の危機だったんですなあ。でも店長の雰囲気もやわらぎましたよね。今回のたまこの進路話、勘違いしちゃってハラハラというのお客さんと話してるところとかいい感じ。あ、前から常連さんとは問題なかったっけっか。今回の終盤の、梅のいう日が延びたという、そのひとことに実感がこもっていると感じられて、そしてたまこは夏服になって、ええ、時が過ぎていること、実感させられますね。
- 『まんがタウン』第18巻第7号(2017年7月号)
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